2024年10月27日日曜日

出店、買い出し(2024年10月26~27日)

25日(金)夜

店を一旦閉めて車を取りに行き、明日の出店用の荷物を積み込んで帰る。


26日(土)

朝6時半に起きる。朝ごはんを食べて出発。店に忘れ物を取りに行ってから屋島へと向かう。少し早めに山頂の駐車場へ着いた。朝の光に照らされた景色がきれい。会場へはたくさんの車を寄せることができないので、2台ずつ交代していく形での搬入出。自分はその中でも一番最初の順番だった(県外からの方々は後の方の順番になるよう配慮されている)。スタッフの方々の協力のもと、さっと荷物を降ろし、早速設営を開始する。前回の高知での出店ではちょっと本を持って行きすぎてしまったけど、今回はまずまずちょうどいい量だった。設営それほど時間がかからず完了。かなり時間に余裕があったので、雨が降った時のことを考えて商品を少し移動。

イベント開始。週末の屋島なんて何年ぶりだろう。普段はずっと店にいるので新鮮な気分。たくさんの人が来ていて、なんべんもぐるぐるブースを見てくれるお客さんが多かったのも印象的だった。古本たかつかさんで大橋裕之『音楽と漫画』、五車堂さんで福原麟太郎『本棚の前の椅子』(装丁花森安治)、斑猫軒さんでブランショ『死の宣告』を購入。こうして挙げてみると、全部岡山から来られたお店だ。四国の出店者は大きめのブースを出しているところでもあまり本の年代やジャンルに厚みが感じられず、個人的には少し物足りない。単に好みの問題だし、日ごろから商売でやっている人ばかりではないし、人それぞれと言われればそれまでだけど、本への入り口を通過してより深い読書体験を求めている潜在的なお客さんは、売る側の想像以上に多いはずだ。自分はそれに応えたい。

イベントは天気も好転して、つつがなく終了。売れた手ごたえもあり。荷物を店に置いて、家の近くの駐車場に車を停める。まどと合流して、よって屋で夕ご飯。この日はまどの誕生日なので、食べて飲んでお祝いする。2人だとたいてい居酒屋にいる時よりも、行き帰りの歩いている時のほうが話がはずむ。

スーパーに寄って帰宅。アイスを食べながら久しぶりに映画。F.W.ムルナウ『サンライズ』見る。文字が英語だなと思ったら、ハリウッドで撮影された作品らしい。ドイツ表現主義的なコラージュが展開する序盤から引き込まれる。主人公が草むらを歩き回るカット。終盤の豪華なセットの迫力。ムルナウの今まで見た作品と雰囲気がかなり異なり、もっといろんな作品を見なければと思った。

風呂に入って寝る。


27日(日)

朝7時に起きる。ご飯を食べて早速外出、車でホームセンターに行く。『休みの集いVol.2』にて行う自分の絵の展示に使う木材などの買い出し。カットサービスは9時からだったようで時間を持て余すが、その分材料を見ながらじっくり計画を練る。

店に木材を運び込み、レンタカーを返却。店内の片づけをやらないといけないけど、どうしても一息つきたくなり、南に入る。ル・コルビュジエ『エスプリ・ヌーヴォー』続き読む。

「私は、建築の力(建築の潜勢力)は住宅の様々な構成要素の集合における秩序を決定する精神の内に積分されるものであり、建築は発現されるものであって、着物を着るものではなく、布というよりはむしろ匂い、包み込む面というよりむしろ集合の状態であろうと考えているのである。」(p164)

店に戻り、片づけ。そのまま開店。本を棚に戻す作業は思ったよりも早く終わった。その後は発送準備、昨日の出店の帳簿付けなど。1日開けたため発送件数が多い。

今日は本を読み終えてからまた少し作業。

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