2023年8月25日金曜日

束の間の涼しさ(2023年08月24~25日)

23日(水)夜

たまっていたブログ更新作業を終わらせ、21時半ごろに閉店。本を発送して、スーパーへ行くが何も買わず。作業部屋で読書。この日はいろんな人に会い気持ちがいい意味でざわざわとして、落ち着かない。早めに帰宅。外の風がとても涼しく、秋めいている。風呂に入り山尾三省「アニミズムという希望」読み終える。冒頭で感じた違和感はあまり解消されなかった。じっくり考えていきたい。


24日(木)

朝8時前に起きて、ごはんを食べる。クーラーのいらない気温。コーヒー飲みながらフォークナー「アブサロム、アブサロム!」続き読む。早起きできて、午前中の時間が長く感じられる。

作業部屋へ行き、絵の続きを少しずつやる。なんかだめかな、いつできるんだろうと迷いながら手をつけていると、それでもふとした瞬間に前進しているのを感じる。ルヌガンガへ行き、注文していたグレゴリー・ベイトソン「精神の生態学へ」下巻を購入。まだ上巻すら1ページも読んでいない。

開店。少し暑さがやわらいだからか、お客さんはそこそこ多い。品出し、在庫整理、発送準備など進める。ムサビの学生で利部さんと一緒に一度来てくれた寺岡さんがご来店。今教員実習で工芸高校にてワークショップをやっているとのこと。夜になってやる気が切れてしまう。少しずつ作業。

閉店後、本を発送してスーパーでビールとおつまみを買う。竹森とすれ違う。ジョゼフ・ロージー「エヴァの匂い」見る。ストーリーはシンプルというか、あって無いような感じだけど、鏡を多用した演出やミシェル・ルグランの音楽がかっこいい。見終えてキャンバスの続き。また決め手に欠ける段階に入ってしまった。ビールは結局飲み残した。別に映画とビールを無理にセットにしなくてもいいかもしれない。帰ってシャワーを浴びて寝た。


25日(金)

朝8時過ぎに起きる。背中が痛く、筋肉が衰えているのを感じる。朝ごはん。まどが小松菜の味噌汁やハムエッグを作ってくれて、食べ応えがあった。だし巻き玉子を作る。コーヒー飲んで読書続き。フォークナー「アブサロム、アブサロム!」上巻読み終え、鶴崎いづみ「私のアルバイト放浪記」読み始める。鶴崎さんは一時期「路地と人」(自分も大変お世話になった東京のスペース)のメンバーだった方で、去年の大晦日に企画した工藤冬里さんと安土早紀子のライブにも来ていただいた。まどが小豆島へ取材に行こうかと迷っている。自分だけでなくまども気持ちが詰まっている模様。

開店。早々に何人かのお客さんがたくさんの本を買ってくださり、気持ちが軽くなる。店頭買取1件。昨日お客さんから「川上未映子さんの本ありませんか」と尋ねられて1冊しかたところに、ちょうど川上作品の文庫がたくさん入ってきた。こういう偶然はよくあるので、一度店に来て気になる本がなくてもまた来てほしい。昼間は少し気持ちがだれてしまったが、夕方以降はやらなければと思っていた作業を少し進めることができ、充実感があった。夜に平尾君が来てくれて、大三君のモスクイベントのことなど話す。閉店間際には欧米系の観光客グループが来店。雑誌をけっこう見ていた。市村柚芽さんのポストカードをお買い上げいただいた。

今日はこれからタリーズまで歩いて、文章の作業を進める。今月中にある程度目途をつけたい。

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