2023年8月14日月曜日

ひっそり営業(2023年08月13〜14日)

12日(土)夜

閉店後、本を出荷してスーパーでビールを買う。飲みながら加藤泰「みな殺しの霊歌」見る。すごいタイトルだ。内容も、少年をレイプして自殺に追い込んだ女性グループのメンバーを男が一人ずつ殺していくという凄まじいもの。テーブルの反射を利用したローアングルのカットなど、映像の構図も見ごたえのある箇所が多い。昔の新宿駅西口も出て来て、自分の生まれる前の時代の映像だけどなんだかうれしい。見終えてキャンバスを進め、帰宅。シャワーを浴びて寝る。


13日(日)

朝8時半くらいに起きる。朝ごはんを食べ、コーヒーを飲みながら読書。アリストテレス/ホラーティウス「詩学/詩論」読み終える。お弁当の用意をして外出。久しぶりにルーツレコードへ。気になるコーナーのレコードを見て、ふとCDコーナーも見てみると、CDもだいぶ安くなっていることに気が付く。結局この日はワンマンバンドのブルースと、ハワイアンを購入。どちらもレコード。

店の2階で昼ご飯を食べているとヒマさん夫妻がご来店。いろいろお話。昨日高松まつりでくまだまさしやレギュラーを見てきたとのこと。店で昔やっていたPaper Talkのことなども話す。お二人ともいつも屈託なく楽しんでいてすごいなと思う。また飲みにでもいきましょうとなった。

Syndicateにグループ展を見に行く。今回はスイスのジュネーブを拠点に活動しているアーティストグループの展覧会。作品の輸送や保護など、展覧会に付随する出来事を含めてインスタレーションを展開していた。偶然居合わせた、東京から来られたという方々とお話。盛り上がって長居してしまい、Centerでの展覧会を見逃してしまう。また今度。アイスを買って店まで戻る。

店番交代。この日もお客さんはそこそこ多く、高い本がいくつか売れて売り上げは良かった。Syndicateで会ったお二人も来てくださり、古本を買いにきたぞ!という意気込みを感じるお客さんもいたりでうれしい。品出し、発送準備、スリップ作りなど進める。20時からは高松港で花火大会。店のレジからでも音が聞こえた。

閉店後、キャンバスの続きを進める。帰りがけにコンビニでお酒を買い、飲みつつ歩く。家に着いて安岡章太郎「海辺の光景」少し読んで寝た。


14日(月)

朝8時前に起き、ご飯を食べる。読書。お弁当を用意して外出。本の出荷、飲み物の買い出し。作業部屋でキャンバス続き。もう少しで完成しそう。

開店。店頭買取1件。品出しや店内をくまなく見てから一度出て、そのまま帰るかなと思ったら均一本をぐるっと再確認し、もう一度入ってきて何冊かご購入…というお客さんが時たまいらっしゃる。この、再入店時に「いらっしゃいませー」と声をかけるべきかいつも少し迷うが、結局声をかけることが多い。そっちのほうがあまり気にされてない感じでお客さんも気楽なのではと思う。気にしすぎかもしれないが。休憩に読書、「海辺の光景」読み終える。ちょうど台風が接近している時に、こういう不穏だけど瑞々しくもある文章を読めて良かった。

これから映画を見て絵の続き。

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