2023年5月3日水曜日

山で遊ぶ(2023年05月01~03日)

30日(日)夜

閉店後、本の出荷。バックヤードや階段を掃き掃除。キャンバスの続きをやる。音楽をかけずに描いたほうが集中できる。もう少しでうまいこといきそうな気がする。少し早めに帰り、シャワーを浴びて寝る。

なぜか真夜中に猛烈にお腹が痛くなり、目が覚める。何度かトイレに入った。何か悪いものでも食べたかな。


01日(月)

朝8時半に起きる。個展の搬入まであと1か月になった。朝ごはんを食べて、コーヒー飲みながらホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」続き(いつ読み終わるのだろうか)。洗濯。弁当の用意。

少し早めに店へ。2階アルバイト作業部屋の整理。新しくネット出品のアルバイトをやってもらうMさんが来て、作業工程の説明。早速作業もやってくれた。歩合制でいつでもやっていいとなるとどうしても作業にムラができてしまうけど、時給で人を雇うのはまだちょっと早い気もするし、とりあえずこの感じでやってみよう。

開店。店頭買取が3件。うち1件は量も多く、後日査定額を連絡することになる。品出し、発送準備進める。この日も知人がけっこう来てくれて、お久しぶりの人も多く楽しかった。

閉店後、本の出荷。スーパーでビールとミックスナッツを買う。帰って食べながらエリック・ロメール「レネットとミラベル 四つの冒険」見る。ミラベルおしゃれだな。休日前に見るロメールはいい。見終えてキャンバスの続き。完成。帰る途中、いつも猫がいる道を通るがこの日は見かけず。どこに行ったのだろう。


02日(火)

朝7時半に起きる。もやしとしめじの味噌汁を作り、朝ごはん。まどのコーヒーを飲みつつ、酒井隆史「暴力の哲学」読む。とても面白い。以下の箇所などは街で個人店をやっている身としてもいろいろと考えさせられる。

「キングは過激主義者であるという、白人牧師や「リベラル」たちによるレッテル貼りに対して、そもそもイエスも、パウロも、ルターも、リンカーンも、ジェファーソンもその時代においては「過激主義者」だったではないかとして、こう応じています。「問題は、われわれが過激主義者かどうかではなく、どういう種類の過激主義者になるかということです」。つまり、敵対性や対立を激化させることそれ自体は疑うべくもない前提であって、どのような敵対性をどのように激化させるのか、それが問われるのです。」(p43)

料理。卵焼き、サバの煮つけを作る。ゴミ出し、スーパーで買い物。洗濯物をたたむ。早めの昼ご飯。

外出。Syndicateへ吉田和生さんの個展を見に行く。吉田さんは写真を軸としながらいろんな方向へアプローチをしていて、ぱっと見はコンセプチュアルな作風だけど、作りながら考えを広げ深めている様子が展覧会全体から伝わってきて良かった。高橋さん来る。腸炎で大変だったらしい。自分の一昨日の腹痛も同じようなものだろうか。

久しぶりに山へ。栗林公園北口駅の横から登っていき、小鳥の泉のあたりまで行く。座ってミックスナッツを食べているとヤマガラが自分の顔の前と餌を置く皿を往復するように飛び始め、「豆をここに入れろ」ということなのかなと思う。

こないだ公園のいろんなところに配置して楽しんだ、小内光さんの「愛かなんかのための初歩的なトレーニング#3」を山の中で同じように置いてみた。枝に引っ掛けてみると、小内さんの詩が印刷されたステッカーやポスターに、さらに高い場所にある木の枝や葉が影となって映り込む。枝は罫線となってうねり、枝分かれして、浅田農さんが一つずつ位置を微調整した文字に干渉する。罫線となった枝から落ちた文字が山に降り積もり、重なり合い、文章と認識できなくなり、虫や微生物が文字を噛み砕き咀嚼する。

yomsに入荷した、市村柚芽さんのポストカードも置いてみる。市村さんの花の絵のシリーズは都会のアパートの一室の、真夜中の束の間の静けさみたいな雰囲気がある。そういうのもあってか野外に置いてみると「窓」っぽい印象。壁に支えられていない、内と外とを隔てない、建築の単位としてではない、何かの暗喩というわけでもない窓。マティス展に行ったら窓の絵のポストカードを買って、いろんな場所に置いてみたい。

山を下って、先日行けずじまいだった扇町のえびす湯に行ってみる。番台に誰もおらず、400円置いて入った。開いたばかりの時間帯だったけど、おじいさんがたくさんいた。出て、兵庫町を通ると、以前「道」という喫茶店があった場所がまた新しい喫茶店になっていて、入ってみる。内装は純喫茶風だけどサブカルチャーぽい雰囲気もある。アイスカフェオレとハムチーズトースト。読書。

店に戻り、発送準備。けっこう売れていた。まどと合流して、この日は外食。トキワ新町にある「YEAH」という沖縄料理屋さんへ行ってみる。とても明るい店内で、もずく酢やラフテー&マッシュポテトなどおいしかった。沖縄ちゃんぽんはごはんの上に具が乗っているものだということを知る。かなり久しぶりに泡盛を飲んだ。

スーパーに寄って家に帰り、アイスを食べながらロベール・アンリコ「ふくろうの河」を見る。3つの話がつながっていて、一番最後の絞首刑の話が有名だけど、自分は2番目の話が好きだった。どの話でも森が美しい。スケッチブックに少し絵を描いて寝た。


03日(水・祝)

朝7時過ぎに起きる。レタス、大根、キュウリ、トマトのサラダを作り、卵焼きを焼く。朝ごはん。コーヒーと読書。スケッチブックに絵を描くがうまくいかず。弁当の用意。

外出し、ルヌガンガへ行く。本を2冊注文。店へ戻り、早めに開店。査定を進める。この日は天気が良く、お客さんも多かった。三重県にお住まいのお客様より、建築関係の本が段ボール8箱届く。ほか店頭買取1件。買取についての問い合わせのお電話も1件。この日はどんどん品出しを進めた。

今日はこれからキャンバスの続きをやって、ルクスへ行く。

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