2023年5月15日月曜日

おすすめ(2023年05月14~15日)

13日(土)夜

閉店後、本を出荷し、燦庫にて行われていたナイトマーケットへ行く。DJやライブあり、古着に古本あり、食べ物飲み物ありのゆったりしたイベントでとても良かった。いろんな人が行き交っていて、その中でぼーっとしているだけで自分もほぐれてくる。東京から高松へ戻ってきたさえちゃんがいて、久しぶりに話す。しゅう君と農業の話。今はブドウが忙しいようで、枝の伸びる向きをこまめに矯正する?作業をしているとのこと。ビール1杯だけ飲んで帰る。

家で岡本喜八「ああ爆弾」見る。原作はコーネル・ウールリッチ「万年筆」で、意外な感じ。頭からラストまで圧倒的なテンポの良さで突き抜ける和製ミュージカル映画。狂言のような節回しと動きも多用されていて、それを伊藤雄之助がやるので余計に迫力がある。元気出た。


14日(日)

朝7時半に起きる。シャワー、朝ごはん、洗濯、そうじ。コーヒー飲みながらスケッチブックに絵を描き、伊藤亜紗「ヴァレリー 芸術と身体の哲学」続き読む。スーパーに寄って作業部屋へ行き、キャンバスを少し進める。まどはこの日玉藻公園にて行われるTAMAMO MUSIC FESへ。

開店。雨の予報だったけれど午後から天気は回復。査定、品出しなど進める。まどの新作が掲載されたコミックビーム最新号届く。夜、この春から直島で働き始めたという女性がご来店。長田弘や内藤礼がお好きらしく、おすすめの本はありますかと聞かれ、いろいろ本を出して見てもらう。八木重吉をすすめたかったけど生憎在庫がなかった。ワーズワース、北條民雄、吉田篤弘をお買い上げいただく。最終的に良い組み合わせになったなと思う。自分もそれなりに古本屋らしいことをやれているかもしれない、と思えた。

閉店後、お酒は飲まずに冊子の製本作業を途中まで進め、キャンバスの続き。帰宅途中に4匹くらいの猫の群れを見る。それぞれ柄は違うが、仲は良さそう。この辺は野良猫が多い。餌をやっている人もそこそこ見かけるが、あんまり増えすぎたら良くないしやめておいたほうがいいのでは。


15日(月)

朝9時に起きる。寝すぎた。朝ごはんを食べてコーヒー。6月の個展が終わった後、東京へマティス展などを見に行こうかと思っていて、計画を練る。シネマヴェーラでの吉田喜重追悼特集とマティス展とはまた別の見に行きたい展示が時期が微妙にずれていることがわかり、迷う。

いつの間にか11時を過ぎてしまい、焦ってお弁当を用意して店へと向かう。なんとなく気分を変えたくなり不二書店さんへ。阪田寛夫「天山」安かったので買う。本も最近あまり読めていない。電車旅でもして1日で3冊くらい読んでしまいたい。

開店。郵送買取の件でやり取りしていた広島のお客様より電話。見積もり依頼時よりも買取希望の本が増えたとのことで、お話を聞いているうちになんと店舗まで持ってきていただけることになる。だいぶ距離があるがいいのだろうか。この日はずっと査定と、アルバイト用の本の準備。均一本の補充も少し。近所をよくうろついている猫が店の入り口までやってくる。夜、ルヌガンガの中村さん来てくれていろいろお話。いい本入ってきてますよね、と言っていただきうれしい気持ちになる。

閉店後も一人でじっくり読書できるお店が近場にあるといいなと思う。半空は2、3人でじっくり話をする時に行きたい感じだ。安い居酒屋のカウンターは寂しい気持ちになりそう。なかなか難しい。

今日は少し製本作業を進めて、あとはじっくり絵を描きたい。

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