2023年5月19日金曜日

いろいろ日記(2023年05月16~19日)

15日(月)夜

閉店後、夜の街を少し散歩。南新町~トキワ新町~フェリー通りの間をジグザグに歩く。「お酒は絶対に飲まない」と心に決めながら歩くが、こんな時間にこの一帯を歩いたところで居酒屋に入るくらいしかやることはない。作業部屋へ戻る。製本作業を少し進め、キャンバスの続き。帰ってシャワーを浴びて寝る。


16日(火)

朝8時頃に起きる。まどがパンを買ってきてくれて、コーヒー飲みながら食べる。この日は定休日。山に登ろうかとか、温泉に行こうかとかいろいろ考えたが、あまり決めずにこの辺で過ごすことにする。スーパーで買い物して、ゴーヤチャンプル(カレー味)とトマト、きゅうり、レタスのサラダを作る。

外出。公園へ行き、スケッチブックを描く。最近ずっとボールペンで描くのを退屈に感じていたけど、この日はそこそこ楽しめた。ちょうど時間は昼ご飯どきで、近くの公務員の方だろうか、キャッチボールや輪投げのようなクリケットのようなゲームをしている人もいる。ナルホドで絵具を買い、レターパック買い、植田うどんで温玉肉ぶっかけの冷を食べる。急に気温が上がって熱くなった。南珈琲で読書。伊藤亜紗「ヴァレリー 精神と身体の哲学」続き読む。ルーツレコードでハワイアンのレコード1枚購入。

作業部屋へ。製本作業少しやり、キャンバス進める。この部屋は最上階で、他の部屋よりも段違いに暑くなる。仕方なくクーラーをつけた。スーパーでビールを買い、用意してきたお弁当で晩御飯。食べながら新藤兼人「裸の島」見る。瀬戸内海の、尾道から目と鼻の先にある島に自分たちだけで住んでいる家族の話。この島には実際60年代まで男性が1人住んでいたようだ。急な坂道を、水を入れた桶を背負いながらしんどそうに歩くシーンが繰り返される。ストーリーは驚くほど簡潔で、セリフもない映画だけど、これで90分見させてしまうのがすごい。見終えて、絵の続き。急に熱くなると眠くなる。なんとか完成。

帰宅。明日の弁当用のおかずが少なかったので、ウインナーを焼き、にんじんのマスタードシード炒めを作った。


17日(水)

朝7時半に起きる。昨日の食パンがまだ余っていたので、朝ごはんはこの日もパン。お弁当の用意。この日も暑い。

外出。9時に皮膚科を予約していたはずが、9時45分だったことがわかる。最近こういうことが多い。早い時間に勘違いしていただけましかもしれないが。仕方なく、丸亀町のマクドナルドで時間をつぶす。初めて来たけどこの時間はうるさくもなく、けっこう良いかもしれない。皮膚科は経過良好ということですぐに終了。きむら、八百屋、ダイソーで買い物。店入り口近くのドアにかぶせている布を留めるフックがおととい取れてしまったので、直す。製本作業続き。ルヌガンガへ行く。コミックビームをたくさん入れていただきありがたい。注文していたグレゴリー・ベイトソン「精神の生態学へ」上、アーヴィング・ゴフマン「日常生活における自己呈示」購入。

開店。キャンバスが1枚完成した翌日は気持ちの張りも違う。発送準備、品出しなど進める。ネット出品していた本がたくさん動いて、ずっと梱包をやっていた。夜は査定。閉店後、スーパーで半額になっていた巻き寿司とアイスを買って食べ、勢いでこの日は2時間残業。さすがに疲れたけど、けっこう進んだ。帰って風呂。少し本を読んで、1時過ぎにベッドへ。タオルケット1枚だけかけて寝た。


18日(木)

朝9時に起きる。寝すぎた。朝ごはんを食べ、読書。「ヴァレリー」読み終える。

「錯綜体が、間接的で偽りの仕方でしか知覚されず、そのものとしてその総体を認識できないのは、無意識や下意識のように、それが意識のおよばないところにあるからではない。それはたんに、錯綜体が「ひとりの人間の潜在的な可能性の総体」という超(非)時間的な概念だからである。」(p258)

「「正常と健康は、道具的な特性」であって、この成功による沈黙が身体の道具化であることは言うまでもない。言語によるそれにせよ、それ以外のものにせよ、詩があらわれるのは、「事物の自然な流れ」が断ち切られるところである。そしてこの断ち切りによってのみ、「私たちが持つ潜在的なものの総体」としての錯綜体への接近は可能になる。「成功していたら行為のなかで存在しないままにされていたであろうさまざまな錯綜体を燃え上がらせる」のは「抵抗」「失敗」「我慢できなさ」といったものなのである。」(p264)

お弁当を用意して出勤。なんとなくコーラを買う。レジ内やバックヤードにたまった在庫の整理。

開店。昨日の帳簿付け、発送準備など進める。新しいアルバイトのMさんが来て作業を進めてくれる。店頭買取2件。査定終了し、金額をお伝えする。この日は若いお客さんがけっこう買ってくれてうれしかった。大学でこういう方面の研究をしているのかな、という方もちらほら。

閉店後、時宅でminamoの2人と但馬さんとまどと5人でごはんを食べる。近況と、マンガやアニメの話。自分はそれほどしゃべらなかったけど、みんなが話しているのを聞いているのが楽しかった。時宅には高級な紅茶の茶葉が何種類もあり、試しに香りを嗅がせてもらった。濃厚なバニラっぽい香りやライチっぽい香りなど、いろんな種類があって楽しい。帰ったら洗濯物が雨に濡れていた。


19日(金)

朝7時半に起きる。雨。保坂和志「残響」読み始める。朝ごはん、コーヒー。ヒロシのソロキャンプ動画久しぶりに見る。ヒロシけっこう雨に降られている。外出。スーパーでミックスナッツ買う。作業部屋で製本作業続き。

開店。昨日の査定金額了承とれる。なんとなくぼーっとしてしまう。在庫整理、均一本の補充、発送準備、一箱の入れ替えなど。夜は「とじ太くん」を使って冊子の糊付け作業。雨だしこのまま静かに終了かなと思っていると、観光らしきお客さんが立て続けにいらっしゃり、売り上げが伸びた。ありがたい。週末にも期待したい。

7月に東京へ行く予定。マティス展の他にもいくつか行きたい展示がある。飛行機を予約した。

今日はこれから映画を見たい。

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