2022年2月20日日曜日

渋い(2022年02月18~20日)

17日(木)夜

閉店後、本を出荷し、スーパーで買い物。家に戻る。まどと確定申告の作業。といっても最近自分は日々の売上を仕分けて記録するばかりで、弥生に打ち込んだり申告書の作成とかはもっぱらまどがやっている。弥生のおかげでかなり早く申告完了。料理。油揚げとねぎともやしの味噌汁、春菊としめじとベーコンのバター炒め、にんじんともやしのナムル、かぼちゃサラダを作る。ヨーグルト食べて寝る。


18日(金)

朝8時前に起きる。ゴミ捨て。朝ごはんはフレンチトースト。作るのに意外と時間がかかった。岡崎武志と山本善行「古本屋めぐりが楽しくなる新・文学入門」読み始める。絶版文庫の話が多く、面白くてどんどん読み進んでしまう。古本屋に行きたくなる。

開店。お客さんはそこそこ。ゆっくりと品出しや発送準備を進める。明日から天気が悪くなるようで、頭が重い。気持ちも暗くなるが、お客さんと少しずつ言葉を交わしていると上向いてくる。

閉店後、風呂に入る。絵を描こうと思っていたけど、「文学入門」が面白く読みふけってしまった。


19日(土)

朝9時頃に起きる。外は曇り。まどと外出し、本を発送してモーニングへ。画用紙にマーカーで絵を描く。小島信夫「寓話」続き読む。もう少しで読み終わりそうだ。傘を忘れ、帰りは雨に降られる。

開店。土曜にしてはお客さん少なめで、平日と変わらないくらい。店頭買取2件。雑誌やマンガなど。この日は矢野さん、宮脇さん、サチコさん、安岐さんなど友人知人がたくさん来てくれた。うれしい。まどがおいしいお粥を作ってくれた。

閉店後、本の発送ついでにスーパーで買い物。ケーキを買ってまどと食べる。確定申告で記載漏れがあったので、修正して提出。小島信夫「寓話」読み終える。

「部分のみでは駄目です。この作者もそういっています。部分だけで分かったつもりになるというのが、困ったことだ、とこういうのですから。鳥のようにぜんたいを見ること。別の考え方がいつもある、ということ、肯定的意識をどうもつか、ということだ、といいつづけているのですから」

シャワー浴びて、「文学入門」読み進めて寝る。


20日(日)

朝8時頃に起きる。ストレッチやる。冷凍庫のごはんを解凍し、お湯と混ぜて煮立て、生姜をすりおろす。しらすと梅干しを乗せてお粥の完成。生姜の香りが効いていておいしい。新しいキャンバスに色を塗る。まどと散歩へ。いつもの猫スポットで猫を見る。すぐ逃げてしまった。リマコーヒーさんに行き、カフェオレ飲みながらスケッチブックに絵を描いたり、本を読んだりする。帰ってキャンバス続き。久しぶりにゆったりとした午前中を過ごした。

開店。天候も回復したからか、お客さんが多い。何人かのグループで来られたお客さんが店内でそれぞれ黙々と本を選んでいる様子が沁みる。

若いお客さんが渋い本を買っていくと「渋いな!」と心の中で思ってしまうけど、「いや、別に歳は関係ない。誰が何を買ったっていいじゃないか」とも思う。というか、渋いってなんだろう。

今日は映画を見たい。

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