2022年2月9日水曜日

小さな古本旅(2022年02月08~09日)

07日(月)夜

閉店後、本の発送。帰って風呂。まどが料理をしてくれていた。相米慎二「台風クラブ」見る。中学生男女が半裸になったり、今ではできなそうなシーンが多々ある。喫煙シーンもレズビアンのシーンも自慰行為に見えるシーンもある。アヴァンギャルドで刹那的なのに重くない。坪内祐三「ストリートワイズ」読み進めて寝る。


08日(火)

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。少し読書。

自転車で外出。久しぶりに古本屋めぐり。まずは讃州堂さんへ向かう。お店に入るとどこからか猫の鳴き声が。お腹が空いているのかいつもより寄ってきてくれる。なでる。猫は一匹かと思っていたけど、もう一匹ふさふさの黒猫がいた。正宗白鳥「自然主義文学盛衰史」(創元文庫版)、中川一政「腹の虫」、ネルヴァル「暁の女王と精霊の王の物語」購入。次はブックオフ。マンガが欲しかったけど、保坂和志「残響」、野矢茂樹「ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む」購入。街のほうへ引き返し、不二書店さんへ。感染対策にすごく気を配られている。宮本常一「私の日本地図」佐渡編を購入。久しぶりにたくさんの古本を見て気持ちが充実した。

家に帰り、昼ごはん。空いていた喫茶店に行き、コーヒーを飲みながら本を読む。しばらくすると、なんとなタ書藤井さん来る。喫茶店で遭ったのなんて初めてかもしれない。「ストリートワイズ」読み終える。途中で開高健「青い月曜日」と富士正晴「書中の天地」を話題にしている章にぶつかった。どちらもさっき古本屋で買おうか迷った本だ。まいったな。

八百屋とスーパーに寄る。晩ごはんを惣菜のロースト鴨にしようと思っていたけど、なかった。時期によるのか。牡蠣が半額になっていたので、牡蠣の炊き込みご飯を作ることにする

帰宅、読書。笹井宏之「ひとさらい」読み終える。「えーえんとくちから」を読んだときはまた歌集をそれほど読む習慣がなく、その頃と比べると今回は良い意味での引っかかりが多かった。楽しい。続けて「楠勝平作品集」読み終える。合間に炊き込みご飯を仕込むが、なぜか大失敗。土鍋に移して加熱してみたらなんとかなった。

まどが帰ってきて晩ごはん。まどはこの日も編集者の方と打ち合わせ。オタール・イオセリアーニ「素敵な歌と舟は行く」見る。淡々と破天荒なことが起こる。登場人物はみんな変な人たちだけど妙にのびのびしていて良い。疲れて寝る。なぜか夜中何回も起きてしまい、あまり眠れなかった。


09日(水)

朝8時に起きる。あまりよくない目覚め。まども嫌な夢を見たらしい。布団が小さいのだろうか。ゴミ捨て、朝ごはん。洗濯をする。再読して途中になっていた小島信夫「寓話」の続きを読む。スマホにメモを取りながら読んでいるので時間がかかる。眠気もありぼーっとしていたら時間が経ってしまった。おととい見た「台風クラブ」の余韻もまだ残っている。もう一回見たいし、他の相米作品も見なければ。ネット出品作業をやり、ドラッグストアにチョコレートとコーヒーを買いに行く。

開店。お客さんは少ない。発送準備進める。香川県の感染者数がまた増えてしまった。四国の中では断トツで多い。まん防も延長だろうか。3月に参加予定だったイベントが流れた。状況がどうなるかは読めないけど、コロナが落ち着いたらさっと動けるよう、プランを今のうちに練っておくのが良さそうだ。

今日は風呂に入って、映画を一本見てさっと寝てしまおう。

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