2022年1月16日日曜日

早起きの日々(2022年01月15~16日)

14日(金)夜

閉店後、本を出荷し、スーパーでワインとチーズを買う。家に帰りシャワー。明日の昼ごはん用にカレーを作る。まどとジャン=リュック・ゴダール「勝手にしやがれ」見る。話の進行が速く、人があっけなく死ぬ。見終わっていろいろ話す。12時半頃寝る。


15日(土)

朝7時前に起きる。「岡井隆歌集」(現代詩文庫)読みつつ、板パネルの絵を進める。マスキングしてガッシュを塗ったり、マーカーや鉛筆で線を引いたり。まどと外出。野良の黒い子猫見かける。いつも空いている喫茶店(失礼なので店名は控えます)を選んでモーニング。広い店内に、自分たち以外にお客さんは1人だけ。コーヒー飲みつつ読書。美術の話をしたり、まどのマンガのセリフの言い回しを一緒に考えたりする。郵便局で本を発送して帰る。また少し絵を進める。

昨日読み終わったレム・コールハース「S,M,L,XL+」は面白かった。建築家が建築以外のことも含めて書いた本をもっと読んでみたい。
「そういえば、場所(サイト)の反対語は何だろう?それは都市という概念に穿たれた穴みたいなものだ」
「ユートピアとは一つの状態をいう。芸術家村のことではない。」

開店。この日感染者数は少し減ったが、油断はできない。お客さんは思いのほか多い。皆さんマスク着用で静かに本を見てくれていてありがたい。店頭買取1件。品出し進める。まどは部屋の模様替えを一生懸命やっていた。

閉店後、本の出荷。「岡井隆歌集」読み終える。「現代短歌入門」の中の「私文学としての短歌」を読み返したくなった。シャワー。画用紙にマーカーで絵を描く。小島信夫「小説の楽しみ」少し読んで寝る。


16日(日)

朝7時に起きる。早起きが習慣化してきた。板パネル進めて完成。読書。春風堂でパンを買い、コーヒー豆を焙煎する。ソローの宮脇さんからも豆を頼まれていたのだった。コーヒーをいれて朝ごはん。余っていたカレーをパンにつけて食べる。読書しつつ、一度完成させたキャンバスに手を加える。当たり前だけどマーカーやボールペンで紙に描くのとは頭の使いようが違う。うまくいきそう。「小説の楽しみ」読み終える。90歳の時の語りおろしをまとめた本で、井上光晴や中上健次が「自分も『別れる理由』に出たい」と言ってきたけど断ったその理由など、とても面白い。短い中にも発見の多い本だった。深沢七郎「人類滅亡の唄」読み始める。

開店。昨日ほどは多くないけど、そこそこお客さんは来る。ゆっくり品出しを進めつつ、いくつか印刷業者へ見積りをお願いする。店頭買取2件。夕方頃からものすごい腹痛に襲われ、ほとんど作業できず。夜に宮脇さんや安岐さんが来てくれていろいろ話していたら、少しずつ和らいだ。体調が回復したので図録の整理。思い切って間引くことにした。できた隙間にはまだ出せてない建築関係を入れていくことにしよう。

今日はゆっくり休む。明日の午前中は図録関係の整理の続き。

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