2023年9月13日水曜日

新鮮さ(2023年09月11~13日)

10日(日)夜

疲れてしまい、本棚作り中止。スーパーに寄って帰宅。カレーを作る。シャワー。スケッチブックに絵を描き、「大江健三郎自選短編」読み進めて寝る。


11日(月)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べて、お弁当の用意。早めに外出し、店の不燃ごみを捨てる。ソレイユで森達也「福田村事件」見る。月曜はメンズデーで、ちょうど午前中に見終わる(=店の開店に間に合う)回があった。細かい感想は実際に見た人と話したい。自分は少なくとも必要な映画とは思えても良い映画とは思えなかった。

開店。開店直後からお客さんが来られ、気持ちがいい。週末のお客さんが少なくなったのは、少し涼しくなって外で遊ぶ人が増えたからかもしれない。15時半頃からにわか雨。「福田村事件」のモヤモヤを少しでも晴らすべく、Stan Brakhage ”Desert”見る。1976年作、10分ほどの作品。ブラッケージ久しぶりに見たけど、良かった。品出し、発送準備進める。はっきりしない天気の割にはお客さんが多い。夜に小野君来てくれて、いろいろ話す。

閉店後、2階本棚作りの続き。なかなかスムーズにいかない。残りの作業を明日にまわして、キャンバスの続き。このまま進めても、あまり新しいことがやれなさそう。どうするべきか。少し早めに作業部屋を出て、セブンイレブンでハイボールとカルパスを買うと、ちょうど馬場君がやってきて、お酒もちょうど買ったところだとのことで、ベンチに座って飲む。ここ最近馬場君はだいぶ言葉が辛口になっている気がする。実は元からだったのかもしれないが。少し前から頭の中でつかえていたことが話せた。いつの間にか1時半になり、帰ってシャワーを浴びて寝る。


12日(火)

朝7時半に起きて、朝ごはんを食べる。大江健三郎読み進める。スーパーへ買い物。帰ってみるとまどがいない。この日てっきり家でアシスタントのバイトかと思っていたら、別の場所での仕事だった。悪いことをしてしまった。午前中はずっと読書。昼ご飯は煮込みラーメンとイカ天。ラーメンはあまり何も考えずに買ったら袋に「激辛」と書いてあり、ひるむ。

来年10月に予定していた個展の予定を一旦白紙にさせてもらう。声をかけてくれたのはもう10年以上の付き合いになる友人で、申し訳ないけれど、どうしても良い展覧会が作れそうな気がせず断ってしまった。良い出来事(展覧会でもイベントでも)はたいてい新鮮な関係性や人の流れを含むもので、どこかに甘えや馴れ合いを残したまま進むとあっという間に腐ってしまう。

作業部屋へ行き、本棚作りの続き。柿内正午さんのPodcastを聞きながらやる。2.5次元演劇(好きな人は「テンゴ」と略すようだ)の話が面白かった。本棚なんとか完成して、設置。2×4材は重い。今まで段ボール箱にしまってドカドカと置いていた本を棚に並べると、だいぶ部屋がすっきりしてきた。少しキャンバスを進め、南でアイスカフェオレとハムトースト。読書。

スーパーに寄って家に帰り、料理。ハマチの煮つけ、だし巻き玉子、イカ天入り野菜炒めを作る。まどが帰ってきて、余っていたカレーを出汁で少しのばし、カレーうどんを作る。お腹いっぱい食べたら、疲れと前日の夜更かしのせいか眠くなってきた。

風呂に入り、「大江健三郎自選短編」読み終える。勅使河原宏「砂の女」見る。ロケ地は静岡県の浜岡砂丘というところらしい。断続的に砂が流れたり砂山が崩落したりする映像が挿入され、その豊かな表情がどこか生き物のようで不気味だ。岸田今日子の主人公の体への視線がなまめかしい。

来月大阪でやる個展の初日まで40日を切った。早く告知したい。


13日(水)

朝8時前に起きる。トーストを食べ、お弁当を準備して早々に外出。2階作業部屋で本の整理。こないだヤフオクで買った新しい道具についていろいろ調べる。キャンバスの続き。このまま進めていくといつもの感じで終わりそうな気がして、全然違う線を乗せてみる。やった瞬間「うわあ」となるが、どうなるだろう。

開店。風はだいぶ秋めいてきているが昼間はまだ暑い。品出し、発送準備進める。まどの参加した合同誌「もぐらホリデ~」がウェブショップでも売れていて、発送作業が忙しい。夜に大三君と千葉さんが来て、こないだのライジンでのイベントや「福田村事件」についていろいろ話す。

今日はこれから新しい道具(ハンディプリンター)を試す。その後はキャンバスの続き。明日は午前中から出張買取。

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