2022年7月4日月曜日

時を経て(2022年07月03~04日)

02日(土)夜

閉店後、本を出荷してルクスへ。まいちゃんと話す。途中からダイゾー君も来た。岡山でFUTURE TERRORやるらしい。8/1にルクスの壁を掃除しようということになった。

家に帰ってシャワー浴びる。よっぽど寝ようかと思ったけれど、気合いを入れ直して冊子の製本作業。The Ratelの新しいアルバム”Scan”を聞きながらやる。素晴らしいアルバムだ。ジャケットデザインはyomsのビニール袋もデザインしてくれた加瀬透君が手掛けているようだ。製本作業は、ページ順通りにプリントした紙を並べるところまで終えた。


03日(日)

朝8時頃に起きる。この日も朝ごはんはトースト。さっさと食べて、sanbon radioの「代わりに読む人」回を聞きながら冊子製本作業続き。「とじ太くん」で背を糊付け。28冊が完成。外出し、ルヌガンガで早速「代わりに読む人」購入。後藤明生特集だし、佐貫絢郁さんの絵もたっぷりと載っている。中村さんと「最近、閉店するお店が多いですね」という話になる。こないだ六ろくが閉店したし、鍛冶屋町の雑貨屋サンリンシャも今月末で閉店とのこと。どちらも自分が高松にやってきた時からあったお店で、チラシなどをよく置かせてもらったし、サンリンシャでは棚を貸してもらって古本を販売していたこともある(yoms実店舗開業前の話)。南珈琲へ行き、ゲルハルト・リヒター展の図録を読む。リヒターの作品はひとつひとつの作品が別の作品の批評として機能し響き合っているその様子が良いという感じだ。

開店。お客さんの数はふつう。「人生は複数」増刷のお知らせをすると、長野県諏訪郡のmountain bookcaseさんより取り扱い希望のご連絡をいただいた。ありがたい。新潟県佐渡市のニカラでも取り扱いが始まっているはず。mountain bookcase店主の石垣さんはyoms開店当初より山梨から18きっぷで(!)よく来られていた方で、いつの間にか長野で本屋を開業されていた。いろんなお客さんがいる。

閉店後、本の出荷。シャワー浴びる。10年近く会っていない知人より連絡あり。うれしい。美術家が書いた小説をまとめた冊子を作ったとのこと。画像で見る限りかなりしっかりした造りの本だ。山田稔「マビヨン通りの店」読み始める。頭から加能作次郎の話で始まり、引き込まれる。1時頃に寝た。


04日(月)

朝8時前に起きる。朝ごはんを食べ、少し読書。まどは今日から週二で漫画アシスタントの仕事が始まる。料理。空心菜とベーコンの炒め物、卵焼き、きゅうりの梅おかか和え、なすとしめじの味噌汁を作る。外へ出て買い物。小雨が降っている。湿度は高いが少し涼しい。帰ってキャンバス続き。やっている途中はかなり手ごたえがあったけど、手を止めて引きで見るとどこかいまいちな感じがする。買取問合せのお電話1本入る。

たまに「俺よく今まで生きてこれたな!」とハッとする時があるのはなんなんだろう。

開店。ネット出品していた本が高く売れた。これから台風でお客さんが少なくなるだろうし、助かった。店頭買取1件。2000年前後のデザイン/サブカル関係の雑誌が多い。自分が一番都会にあこがれていたのがこの頃なので、なんだか恥ずかしい気持ちになってくる。査定してご連絡。やはり今日はお客さんは少なかった。閉店間際に福岡から来られたお客さんと少しお話して、寂しさがまぎれた。

明日は定休日。今日はビールを飲みつつ、本を読んだり絵を描いたりしよう。

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