「そういえば、場所(サイト)の反対語は何だろう?それは都市という概念に穿たれた穴みたいなものだ」
「ユートピアとは一つの状態をいう。芸術家村のことではない。」
12日(水)夜
閉店後、TSUTAYAにDVDを返しに行く。寒い。帰ってレム・コールハース「S,M,L,XL+」読み始める。これはちくま学芸文庫版。原著でコールハース自身は「建築についての小説」と呼んでいるようだ。卵焼きと白菜の浅漬けを作る。風呂。少し絵を描いて寝る。
13日(木)
朝7時半に起き、神代辰巳「宵待草」見る。長谷川和彦脚本、細野晴臣音楽。ラストのなんでもないでんぐり返しにも切なさがこみ上げる。とても良かった。朝ごはんを食べ、ネット出品作業1件。読書。画用紙にマーカーで絵を描く。本の出荷。
開店。この日も寒いがなんだかんだ常連さんが来てくれてありがたい。品出し進める。店頭買取2件。先日届いたレコブックの作業もする。コロナの第六波がきて東京に行ける気がしなくなってきた。新潟に送ったものが到着したらしく、母親から電話。弟ともテレビ通話で久々に話す。甥も大きくなってきている。
以前出張買取に伺ったお客さんが来店され、レジ前に飾っている絵(私が描いたものです)を見て「その時々のテンションが混ざり合っている感じがいいね」というようなことをおっしゃってくれた。うれしい。コラージュの手法や素材についての話も少しする。自分の父親より年上の方だけど、通じる人には通じるもんだな。
まどのマンガ「複層住戸」のpixivコミック月例賞優秀賞受賞が発表。すごい。めでたい。
https://www.pixivision.net/ja/a/7213
閉店後、本の出荷。ロベール・ブレッソン「田舎司祭の日記」見る。悲しく切ない。少し読書して、この日は12時頃に寝る。
14日(金)
朝7時半に起きる。ストレッチやる。ゴミ捨て。玄米炊いて朝ごはん。読書。灯油買いに行く。外出。久々に公園を通ると冬晴れの空が気持ちよかった。ナルホドに行き、ガッシュ、ジェッソ、画用紙買う。スーパーで食材を買って帰宅。ネット出品作業、文庫本50冊ほど。
開店。この日はいろいろ印刷会社を調べた。見積をお願いする。品出し進める。休憩中「S,M,L,XL+」読み終える。ネット出品したものにケアレスミスが見つかり、ストレスがたまる。
今日もこれから映画。
03日(月)夜
臨時営業は18時過ぎに終了。帳簿付けして、本の発送。まどとリチャード・フライシャー「絞殺魔」見る。黒沢清がよく言及している映画。取り調べや殺人シーンでの画面分割、ラストの長回しでのトニー・カーティスの演技の緊迫感はすごい。絵を進めながら後藤明生「行き帰り」読む。青菜のおひたしを作る。1時前に寝た。
04日(火)
朝8時頃起きて、ゴミを捨てる。朝ごはん。年末年始休業最終日の今日は夜に出張買取が入っている。とりあえず喫茶店へ行き読書。スーパーに寄って帰る。アラン・レネ「ミュリエル」見る。途中見ながら昼ごはん。キャンバス少し進める。
レンタカーを借りて出発。ブックオフのセールが今日までなので、まわってみる。「石原吉郎詩文集」、多和田葉子「エクソフォニー」、船木亨「メルロ=ポンティ入門」購入。いい本買えた。イオンで休憩し、買取先のお宅へ向かう。山間の一軒家で、サルが出たりもするとのこと。文学やサブカルチャー関係の文庫や新書が多く、ありがたい。一旦家に戻って本を降ろし、仕事を終えたまどを乗せて仏生山温泉へ。温泉につかりながら読書。「行き帰り」読み終え、金井美恵子「<3.11.>はどう語られたか」続き読む。
「ロラン・バルトが、ファシズムについて、それが本当に恐ろしいのは、何かについての沈黙を強いることではなく、何かについて語ることを強いることだ、と書いていることが思い出されるではないか。」
家に帰り、少しキャンバス進めて寝る。
05日(水)
朝8時に起き、たまっていたプラゴミを捨てる。朝ごはんを食べてレンタカーを返し、喫茶店へ。スケッチブックに絵を描いて読書。フォークナー「響きと怒り」読み始める。出だしから自分に合う文章だなとわかる。こういう時は幸せだ。
家に帰って本の整理を進める。昨日引き取った本を移動。棚にある歴史関係の本を間引いて、その隙間に江戸文化関係の本を移動し、さらにそこに民俗学関係の本を追加する。年末年始も一日3~4時間くらい働いていたはずなのに、進んでいるような、そうでないような。スマートレターが切れていたことに気づき、あわてて買い足す。
開店。SNSで「開店からそろそろ5年です」と投稿したらお客さんからうれしい返信をいただく。ありがたい。お客さんにも、周りのお店にも助けられている。発送準備、本の整理、品出しを進める。徳島より郵送買取の本が一箱到着。店頭買取も1件。まどかさんとfragrantのかおりさんが来てくれて、映画の話をする。
こないだキャンバスの途中経過をSNSに投稿しようと写真を撮ったら、そばにかかっていたマフラーの影が写り込んだので、「マフラーの影をなぞるのも面白そうだ」という文章とともに投稿した。投稿したあと、この絵が完成したら「マフラーの影をなぞるのも面白そうだ」というタイトルにしたら面白いかもしれないと思った。実際になぞるかは別として。何が言いたいのかというと、「マフラーの~」は絵に取り組んでいなかったら出てこなかった言葉ということで、他にも自分は絵を描いているからこその声の出し方、物の置き方、料理の盛り方をしているんじゃないかという気にもなってくる。
今日はとても疲れた。料理して早く寝たい。