閉店後、帳簿付け、あれの作業。以前書店をやっていた知人の方にあれについて相談。あれやあれもできて、この日はいろいろ進んだ実感あり。
帰宅。まどが作業通話で漫画家仲間の人達と政治や世の中のいろんな違和感について話し合ってる。いいな。自分も気になっていた話題が出ていた。
筋トレ、シャワー。小島信夫『私の作家遍歴 黄金の女達』続き少し読んで寝る。
03日(日)
朝8時に起きる。ご飯、お弁当の準備。腕立て伏せだけやる。
まどとJRに乗って高松駅へ。シンボルタワーで行われる文学フリマ香川に向かうが、10時からと思っていたら11時からだった。カフェに入り、ドローイング。木内俊彦『物と経験のあいだ カルロ・スカルパの建築空間から』続き読む。スカルパだけでなくいろんな様式の建築について触れられていて面白い。
「私が傑作と感じた建築空間、あるいは、傑作と言われるものを見て共感した空間は、そこで「このようにふるまえ」でもなく、「どのようにふるまってもいい」でもなく、「あなたのふるまい方次第である」と言われているような、緊張と自由の入り混じった感覚を覚えるという共通性があった。」(p101)
文フリ会場へ。それほど並ばずに入れたけど、今回も開始前から行列ができていたようだ。知り合いに挨拶して、小豆島のお年寄りの方々への聞き取りをまとめた『いとなみ』、野口理恵『嘘で本当の私たち』、富田ララフネ『小島信夫の話をしたいのだけれど』購入。SNSで見かけてはいたけどこの辺では買えなそうなzineや本を、実際に見て買うことができた。たくさんの出店者が集まっていると、やはり表紙のデザインて大事だな、とも思わされた。
現在福岡と岡山で2拠点生活中?の森脇さんのnoteが面白い。新しい記事の、「へんぴなところに住んでいるせいで、「ついで」の距離感がバグるのかもしれない。」という部分に共感する。
開店。品出し、発送準備進める。夕方くらいに南方書局の梶原さんが来てくれて、先日の神戸での出店の話、デザイナーの話など。梶原さんは多摩美に通っていた時、哲生君担当の授業も受けていたとのこと。南方書局は今年まだ数回アートブックフェアへの出店が控えていて、国外へも何度か行くようだ。積極的だな。夜にことさら出版さんとスズキナオさんが来店。スズキナオさん想い出波止場のTシャツを着ていた。ことさら出版さんはあまり人前で顔出しして活動していないらしい。しかし、梶原さんにおすすめのお店を聞かれて改めて思ったけど、日曜夜の高松での晩ごはん選びは難しい。たいていの個人店のお店は日曜休みのところが多い。古馬場の丸亀鳥は日曜もやっていて、おいしい骨付鳥を出しているので助かる。
よく来てくれるM君が引っ越しを考えていて、RolandのFR-4XBKというアコーディオンを30万円で買ってくれる人を探しているらしい。30万円はかなりの金額だけど、定価は60万円弱ほどなのでおよそ半額。電子アコーディオンでヘッドホンをつなげて練習ができる。興味のある方は連絡ください。
閉店後、スーパーに寄って帰る。筋トレして風呂。ビール飲みながら、鈴木清順『東京流れ者』見る。こないだSさんが「渡哲也は良い役者だ、ドラマだけじゃなくもっと映画に出てほしかった」と言っていたのを思い出す。何度も何度もテーマ曲を歌うシーンが続き、唐突にドライヤーの宣伝が挟まったりと、いろんな大人の事情を感じさせるけど、カラフルでキレの良い清順演出が炸裂していて楽しい。
奥誠之『ドゥーリアの舟』読み始める。先日入荷したoar press発行の本のうちの1冊。著者による絵画作品と、作品と美術や社会との関係について思いをめぐらせたエッセイが収録されている。コマーシャルギャラリーでの勤務経験もあるそうで、自分よりもかなり現代美術寄りの思考をされている気がしたけど、折に触れて思い出す本になりそうな内容。
04日(月)
朝7時に目が覚める。二度寝せず読書、『ドゥーリアの舟』読み終える。筋トレ、朝ごはん、お弁当の準備。洗濯物たたむ。
まどと外出し、南へ。『物と経験のあいだ』『黄金の女達』続き読む。午前中からたっぷり本を読んだ。
開店。この日は海外のお客さんが多く、個人製作のzineがよく売れる。zineが売れるのはうれしい。おそらく初見で気に入って買ってくれているはずで、たいていは写真や絵が主体のものだから、感覚で選んでいるのが伝わってくる。発送準備、品出し少し。発送件数が思ったよりも多い。売れるのは助かる。店頭買取1件。
明日は定休日。外にこもってあれの作業をやる予定。今日は査定もやろうと思ってたけど、もう疲れたな。
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