閉店後、阿部さんと大三君と、8/9の上映会トークに向けてzoomミーティング。街の公共性や芸術表現におけるグラフィティの特異性などについて話す。高松の街のつくりや、2000年代東京の路上販売業者や歩行者天国の減少なども。思ったよりもたくさんの話題が挙がり、ほっとする。
帳簿付けをやって帰宅。筋トレ、風呂。高瀬隼子『水たまりで息をする』読み始め、寝る。
01日(金)
7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。洗濯物をたたむ。筋トレ。腕立てを続けていたら二の腕や脇にも筋肉がついてきた。閉店後の時間帯の疲労感も無くなったし、続けたい。
また南へ行く。『水たまり』読み終え、まどと昨日のzoomミーティングで出た話題や、まどの好きな本の傾向についての話などをする。100均やスーパーで買い物。作業部屋で、新しいキャンバスに少し色を塗る。
開店。品出し、発送準備進める。瀬戸芸や丸亀の美術館での大竹伸朗展が今日から始まったり、あさっては文学フリマ香川が開催。海外からの観光客も増えてきている。届いていた郵送買取の本を確認してメール。Bandcamp Fridayでまたいろいろ音源を購入。辻さんのzineが早くも売り切れたので、再納品のお願いをする。夜になり、みくさんが来てくれて話す。今後のことをいろいろ考えているようだ。
閉店間際、胃のむかつきと頭痛。少し吐き気もする。切りのいいところで作業を終わらせ、なんとか発送をやり、帳簿付けは後回しにして帰宅。ヨーグルトを食べると少し胃が落ち着いた。シャワーを浴び、phaさんから買った『やる気のない読書日記 2023冬』を読んで寝る。phaさんの文章はテンションが一定で良い。
02日(土)
朝8時に起きる。朝ごはんを食べて料理。空心菜、豚肉、エリンギの炒め物、卵焼きを作る。オクラも茹でて切った(梅和えにしようと思っていたけど、卵焼きがしょっぱくなってしまったので特に味付けせずにおいた)。洗濯物を畳み、掃除機をかける。お弁当の準備。コーヒー飲みながら、小島信夫『私の作家遍歴 黄金の女達』続き少し読む。
外出。少し早めに店に行き、発送準備や昨日の分の帳簿付けをやる。店頭買取1件。すぐに時間は過ぎて、13時になりまどと一旦店番を交代。
塩上町にある絵本文庫ふみくらさんへ向かう。今日は笠置シヅ子や宮武外骨の伝記を書いている砂古口早苗さんがコレクションした、日中戦争~戦後すぐくらいの時期に発行された国策絵本を見る会。10人ほどの参加者(戦中生まれ、82歳の方もいた)が集まり、砂古口さんの解説を聞きながら絵本を見ていき、感想を言い合う。満洲事変、真珠湾攻撃、終戦、朝鮮戦争…とその時々に発行された絵本を見ていくと、いかに政府のプロパガンダが行き当たりばったりのでたらめなものだったかがわかる。これだけ世の中の雰囲気がコロコロ変わったら、この当時に幼少期を過ごした人は大人を信用できなくなってしまうんじゃないか。戦時中に発行された絵本が、終戦に向かうにつれて物資不足によりどんどん薄くなっていくのが悲しい。ふみくらさんを出る時、砂古口さんに『外骨みたいに生きてみたい』の感想を伝えると、「あのフリーペーパー(『Tさんインタビュー』)面白かったわよ」と言ってくれた。砂古口さんは絶対面白い古本エピソードをたくさんお持ちのはずなので、改めて古書蒐集の話もうかがいたい。
店に戻る。辻さんがTAKAMATSU ZINEの追加納品に来てくれていた模様。帳簿付けの続きをやり、発送準備など。香川在住のお客様から徳島の実家にある本を郵送買取できないかとメールをいただいたので、返信する。進めてるあれの業者を探し、見積もりを出す。
今日はこれからまた別のあれの作業。あればかり。明日は文フリ。