2026年2月24日火曜日

宮武外骨解体新書(2026年02月21~24日)

20日(金)夜

閉店後、帳簿付け。ヨーグルトを買って帰り、食べながら「外骨の復習」用の文章を考える。ネタはたくさんあるけれど、SNSで外骨を知らない方向けに紹介するとなると、どれが良いものかと迷ってしまう。


21日(土)

朝7時前に起きる。まどは明日コミティアに出展で、今日新幹線で東京へ。編集者さんとの打ち合わせもあるようだ。自分も一緒に早起きした。

「外骨の復習」投稿。今回は大正初期に謄写版で発行されていたという淫本(『金瓶梅』や西鶴など)の流行を外骨が取り上げた記事と、外骨の検閲回避の工夫を絡めたもの。朝ごはんを食べて、翌日のための「復習」の文章を練る。ここ3週間くらいこればかりやっている気がするが、こんなきっかけでもないと外骨の雑誌を積極的に見るなんてことはなかっただろう。

外出。早めに店に行き、在庫整理。明日会場へ持って行くものを早めに下におろしておく。

開店。ここ最近は土曜のお客さんの数が少なかったけど、この日は三連休の初日ということもあってか多かった。品出し、明日のイベント関連の準備や連絡。今回は割と段取りがうまくやれているような気がするが、油断できない。アーティスト/音楽家/DJの小松千倫さん来店。小松さんの音楽は以前から聴いていて、2年ほど前に東京のギャラリーで行われた3人展も見に行った。小松さんの表現は吸収から咀嚼、出力に至る道筋が非常に独特で、ネット上で情報を見るだけでも想像が掻き立てられる。今は戦前の心霊療法について調べているとのことで、何冊かおすすめする。お話できてうれしかった。夜は発送準備。明日の予約はまずまず伸びた。当日でどのくらいの方々に来ていただけるだろう。

閉店間際、お父さんと娘さんが2人で来て、熱心にデザインやファッション関連の本を見てくれたのが良かった。なんか泣けた。アイデアや明津設計の予定帳をお買い上げ。

閉店後、本の発送。明日必要なものを準備して帰宅。風呂に入り、早めに寝た。


22日(日)

朝7時半に起きる。「外骨の復習」投稿。当日朝はもういいかなと思っていたけど、昨日の投稿分が淫本がどうのこうのという記事だったので、これで終わってしまうのはちょっと…と思ったのだった。朝ごはんを食べ、荷物を整える。

外出。店に荷物を置き、くつわ堂に入る。日曜でも営業している老舗の喫茶店があるのはありがたい。ノートにドローイングを描くが、うまくいかず。ナット・ヘントフ『ジャズ・カントリー』読み始める。木島始の訳が良い。

「おれたちは、もうコードが必要じゃないところにまで辿りつこうとしてる。時間というものを言いなりにならせる新しい方法を見つけるところにまで、辿りつこうとしてるんだ。ところが、おれは、目ざしてるのがどこか、おれたち覚えてるのかどうかもはっきりわからんかった。おれは、きみたちを、きみたちとしては聴けないところにまで、辿りつこうとしてた。」(p81-82)

レンタカーを借り、店に行って荷物の積み込み。買っておいたパンで早めの昼ご飯。12時に文化会館へ横づけし、スタッフで入っている黛さんと平池さんに荷物を運んでもらう。車を停め、南陀楼さんとも合流。文化会館のホールで設営開始。近藤さんも来る。プロジェクターの設置はすぐにできたものの、照明の調節に時間がかかった。砂古口さんが来て、KSBの取材も入ったり、開場時間のかなり前からお客さんがやってきたりとドタバタ。すぐに開始時間の14時になった。

トークは南陀楼さんが綿密にタイムキープをしてくださり、2時間の間に外骨の生涯、発行物の特色、女性観、讃岐人としての外骨、など様々なトピックが盛り込まれた。外骨についてそれほど詳しくない方も、詳しい方も、聞きごたえがあったのではないだろうか。当日の入場も思ったより多く、ありがたかった。

終了後、お客さんへ挨拶しながら片付け。著書販売やサイン会も人だかりができていた。完全撤収の17時より少し前に終わる。車で荷物を店に移動。南陀楼さんの荷物が多いので一部郵送することに。南陀楼さんと倉敷から遠いでさんが来て、今回のトークの冊子化の件など、いろいろ話す。お客さんも少し来て、何冊か売れた。

回さんにて、10人ほどで打ち上げ。久しぶりにビールを飲む。いろいろな話が聞けた。砂古口さん次作へも意欲的だ。こういう場でのこぼれ話は面白いことが多いので一応録音もしておいたけど、会話が混雑して聞き取りづらいかもしれない。

打ち上げの途中、自分が小学5年生の頃、進研ゼミの『チャレンジ』で連載をしていた路上観察学会の林丈二さんへファンレターを書いたことを思い出した。表現には違いないがカテゴライズが難しいものや、何かに没頭してコツコツ続けている人へ惹かれてしまうのは、昔からだったのかもしれない。

YOMSの前で3人並んで記念写真を撮り、解散。自分は燦庫へ行く。この日はミクさん主催の映画上映+DJイベント。PU$$Y好好さんと安田謙一さん、キングジョーさんがゲスト。安田さんは95年縛りでDJをしていて(この日上映されていた映画が95年の作品だった)、かなりめちゃくちゃだったけど面白かった。井川さんへ借りていたプロジェクターを返す。

帰宅。シャワーをさっと浴びて寝る。


23日(月・祝)

朝7時半に起きる。まども東京から帰ってきた。9時前に外出し、車で県立図書館へ行き本を返す。見逃していた四国新聞の『宮武外骨解体新書』紹介記事も確認。車を返却し、銀行にお金を預け、久しぶりに南へ。まどと合流、昨日のイベントのことをいろいろ話す。

スーパーでお弁当のおかずを買い、店へ。開店。昨日イベントといっても店の作業はできていなかったわけで、発送がたまっている。品出しも少しやりつつ、発送準備。3連休最終日でお客さんは多かった。立教大学の門田岳久さんが来られ、少しお話する。門田さんは『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学』で、宮本の佐渡での取り組みに関して多く書かれている。読んでみたい。佐渡の書店『ニカラ』のゆきのちゃんともお知り合いのようだ。夜、まどが昨日のコミティアで販売していた同人誌『採集』と、メグマイルランドさんとの合同誌『怪獣と棕櫚』のウェブショップ販売を開始。どんどん売れていき、2人の人気が高まっていることを実感する。

閉店後、ブログを書いたり、南陀楼さんと砂古口さんへお礼のメールをしたり、南陀楼さんへ送る荷物を梱包したり。23時前までやる。本を発送して帰宅。ヨーグルト食べる。シャワーを浴びて、砂古口さんの『ひまわりの迷宮 中原淳一評伝』続き読んで寝た。


24日(火)

朝7時半に起き、布団の中でゴロゴロ。まどにコミティアでの出来事などをいろいろ聞く。昨日ウェブショップへ登録した『採集』『怪獣と棕櫚』が早速完売してしまったので、追加で買い取らせてもらうことに。

着替えて外出。郵便局で昨晩梱包した荷物を発送。また南へ行き、読書。その後店へ。まどに先日出張買取を手伝ってもらった時の給料と、同人誌追加買取分のお金をまとめて支払う。昨日の営業の帳簿付け。

燦庫食堂でカレーを食べ、ナルホドで絵の具を購入。市役所裏あたりにある小さな公園のベンチに座り、『ひまわりの迷宮』読み終える。中原淳一を軸に葦原邦子、高英男、三島由紀夫、丸山明宏らのクィア性についても書かれていて、今日的な内容になっていると感じた。

また店へ。帳簿付けの続き、ブログの更新。はまぐちさくらこが来て、外骨トークの感想を伝えてくれる。

今日はこれから家で鍋。その後映画を見る。

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