2022年12月22日木曜日

レコ寄席(2022年12月18~22日)

17日(土)夜

1時間残業。melobarでやっているDJイベントに行こうと思っていたがやめにする。フェデリコ・フェリーニ「青春群像」見る。ドラマチックな物語の芯の部分とは直接関係のない、なんでもないような男達の戯れのシーンがいい。新品のキャンバスを作業スペースに持ってくるが、特に手をつけることなくこの日は寝た。


18日(日)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べる。作り置きのおかずがけっこうな量余っていて、まどが鮭を焼くだけでこの日の料理は終了。

まどから以前買ったiPadの設定をやる(といってもほとんどまどが作業をやってくれた)。Procreate(描画アプリ)は以前に購入済みだった。ダウンロードの合間に南珈琲へ。小島信夫「菅野満子の手紙」読み進める。300ページあたりまで来た。今年中に読み終わりそうだ。家に帰ってiPadで絵を描いてみる。使いこなせたら面白そうだ。

開店。品出し、発送準備進める。ここ10日間くらいは急に寒くなった影響かお客さんが少なかったが、この日は多かった。先日本を持ち込んでいただいたお客様に支払。藤谷さん久しぶりに来てくれる。栗林公園は外国人観光客が増えているとのこと。ippenさんも来てくれて少し話す。この日はM-1決勝、NHK大河ドラマ最終回、ワールドカップ決勝などたくさんイベントがあり、SNSがにぎわっていた。

閉店後、なんとなく人と話したくなりルクスに行くが、まいちゃんに適当に話してたらいつの間にか前来た時と同じ話をしていて、帰る。家でお酒を呑み、まどが買っていた板海苔を何枚かそのままバリバリ食べる。キャンバスに、水をたくさん含ませた筆で色を広げる。シャワー浴びて寝る。とても寒く、首や肩のあたりが冷えてしまいなかなか寝付けなかった。


19日(月)

朝8時半に起きる。眠りが浅かったためか頭がぼーっとする。朝ごはんを食べて、料理。白菜とひき肉のうま煮(にんじんやネギ、椎茸も入れる)、卵焼きを作る。郵便局で本を発送し、八百屋で買い物。帰って絵を進める。少し読書。

開店。この日はネット出品していた高めの本がなぜかよく売れ、店のほうでも取り置きの本が売れたりで良い感じだった。

閉店。シャワーを浴びて、読書しつつキャンバスを進める。昨日色を塗った上から雑にジェッソを塗ってみた。


20日(火)

朝起きてまどとまた南でモーニング。その後さらにスタバへと移動。ポール・ヴァレリー「ドガ・ダンス・デッサン」読み始める。とても面白い。ドガをきっかけにしてヴァレリーが思う存分思索を広げていくような内容。

「私の興味を引くことが、私にとってつねに重要なものであるとはかぎらないのであり、これは誰にとっても同じことだろう。おもしろいということには注意しなくてはならないのだ。」(p14)
「動物は、命令されて動かないままでいるのに飽きると、逃げだして身をふるわせるが、それはある感覚から逃れようとしているのであって、何かあるものから逃げているのではない。駆け足をしたり、急に進路からそれたりして、思う存分自分をまき散らしているのである。」(p31)

家に帰り、キャンバスの続き。余っていたおかずで昼ごはんを済ませる。

外出。2月グループ展打ち合わせ。展覧会場に掲示する文章の内容に合うようなイメージ映像を撮ろうということになり、デジカメを三脚に立て撮影する。割とすんなり終了。ジュノ君と瓦町駅方面へ歩くが、もう少し話そうかという流れになりまたまた南へ。制作活動や生活の話などをする。しかし南珈琲がなくなったらどこへ行ったらいいんだろうか。

帰ってキャンバス。いい具合に進んでいる。まどと久々によって家に行く。サラダ、はまち刺、骨付鳥など何を頼んでもおいしいし、安い。まじめな話をした。飲みすぎたかもしれない。その後時宅へ移動し、お茶を飲む。但馬さんと安岐さんも合流。映画や美術館の話などをする。結局24時過ぎまで話していた。帰ってすぐに寝た。


21日(水)

朝8時に起きる。この日は夜にレコード寄席。朝ごはんを食べて風呂に入る。午前中ずっとキャンバス。もう少しで終わりそうだ。

開店。店頭買取1件、以前お預かりした分の支払いが1件。さらに愛知県のお客様より郵送買取1箱到着。梱包やイベント準備など進める。この日は次にやるべきことがすぐに浮かんでてきぱきと作業できた。チャイの材料が足りないことがわかり、まどに買い出しに行ってもらう。そのまま店番も交代して、はなまるうどんで早めの夕ご飯。

田口さんと、滋賀県にある古書店「半月舎」の御子柴さんが到着。車から本やレコードなどを運び出し設営開始。御子柴さんの古本は予想以上に量があったが、なんとかいけた。田口さんもyomsバックヤードにあった木の板や箱を活用し難なくブースを完成させていた。制作中の商品に関する面白い話をいろいろ聞く。お二人が一旦外出されて、パイプイスを並べていく。狭い店なので12席ほどしか用意できず。今回3年ぶりのレコ寄席というのもあってか、予約でほぼ枠が埋まってしまった。次回は他の会場も検討したほうが良いかもしれない。

イベント開始。今回は「文学者編」で、野坂昭如や三島由紀夫から谷崎潤一郎、植草甚一、文壇バーのママが手塚治虫プロデュース(!)で出したレコードなどいろいろ。メディア文化史的な話もたくさんあり楽しかった。田口さんと御子柴さんの持ってきた商品を熱心に見ているお客さんも多い。自分も一枚中古レコードを購入。

まどと4人で時宅へ行き、軽く食べながら伊那や彦根など街のことなどお話する。昨日けっこう飲んだので自分はこの日お茶。六ろくが閉店したことを伝えると田口さん驚いていた。24時頃まで話す。出て、車にまた商品を積み込みお二人は出発。年内のレコ寄席はこの日が最終日とのこと。ありがとうございました。


22日(木)

8時前に起きる。朝ごはんはおかゆ。おろししょうがを入れた。料理。煮物(大根、にんじん、しいたけ、長ネギ)、親子丼、キャベツの浅漬け作る。南珈琲へ。「菅野」「ドガ」交互に読み進める。スケッチブックに絵を描いてみるがうまくいかず。帰って絵をやる。完成。4日でできた。この調子で続けて描いてみたい。なぜか、よせばいいのに古民家改修に失敗した家族の動画を見てしまった。やめたい。

開店。イベントで出したパイプイスなどを片付け。ブログを書いたり発送準備をしたり。昨日お預かりした本の査定をやり、3箱終えて金額を連絡し、ご了承取れる。昼に店頭買取1件と、夜さらにもう1件来る。棚に本を出していく暇がない。昼Centerの大山さん来てくれる。夜は友人の大学院の後輩という学芸員の方がご来店。いろんな話を聞くが、公立美術館の現状はなかなか厳しいようだ。

今日は映画を1本見て、また絵を描こうと思う。

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