2026年5月28日木曜日

ストック作り(2026年05月26~28日)

25日(月)

閉店後、本を発送して早めに帰る。疲れ果てた。風呂に入り、山本理顕『細胞都市』読み始める。


26日(火)

朝7時半に起きる。久しぶりに特に予定のない定休日。朝ごはんを食べ、洗濯物を畳む。『細胞都市』読み終える。住宅や団地の話から日本の核家族の問題にまで言及している箇所が興味深かった。

「愛情があるから、子供の世話をして、老人の面倒もみて、洗濯もして、御飯もつくって、掃除もして…」そういうことになっているわけである。そういう建前になっている。だから、この"夫婦の愛情"とやらが破綻すると、家族という関係の全てが破綻するような仕組みになっている。(略)家族という集団が社会を構成する最小単位であるのだとしたら、こんなあぶなっかしい最小単位で構成される社会というのも、かなりあぶなっかしいものだと思う。(p32-33)

もし住宅の集合に何らかの有効性があるのだとしたら、それは多分、日常生活の中に、自立できないメンバーを抱え込むことができるようなシステムを、その住宅の集合の中心に組み込むことができる、というところにあるのだと思う。(p47)

まどと外出し、南に入る。ノートにドローイング。『酒宴/残光 吉田健一短編小説集成』読み始める。吉田健一は小説と批評とエッセイの垣根がゆるく、作品ごとに感触がかなり違うように感じる。以前読んだ『時間』は読み進めるのがけっこう苦しかったけど、これは短編ということもあってか読みやすい。

店に戻って、回覧板をまわして提出。Googleドライブにアップロードしたインタビューの音声データを送る。商店街に新しくできたこがね製麺所で昼ごはん。きれいで明るい。午後は発送準備を少しやった他は、ひたすら出店用の本の値付けをやっていた。今年は8月に岡山、10月に香川と愛媛で古本市に参加する予定で、近くなってから選書をするのは手間がかかるので今のうちにやっておく。店の棚も本でいっぱいで「もう出せないな」と品出しのスピードが鈍っていたところだったけれど、出店用ストックを作っていると思う存分値付けができてアドレナリンが出る。結局5時間以上作業して、段ボール4箱分ほどが完成。少しずつ進めて10箱くらい準備しておきたい。

晩ごはんは関東から来ている漫画家のメグマイルランドさん、北海道から来ているイラストレーターのサカモトナオさんとで4人で居酒屋へ。お二人はこの日の朝香川に到着し、女木島へ行ってきたとのこと。香川はやはり蒸し暑いらしい。ビール飲む。けっこう食べた。

4人でことでんに乗って太田へ行き、ソローに向かう。店主宮脇さんの監督した映画inochi(12年に1度行われる『いのちの祭り』を追ったドキュメンタリー)のパンフレットが完成していた。いろいろお話。まどがメグさんと作った『怪獣と棕櫚』に載っているマンガにはソローも出てくる。メグさんはこの日が初訪問。帰りは宮脇さんが車で送ってくれた。

帰宅、風呂。この日もなかなか疲れたけど、やるべきことはやれた。


27日(水)

朝7時半に起きる。空が曇っていて暗い。朝ごはん。

この日もまどと南へ。ドローイングを描くがうまくいかず。『酒宴/残光』続き読む。

まどはメグさんナオさんと志々島へ。自分は打ち合わせへ。お相手の方は以前からYOMSに来てくださっていた方で、最近になって改めてご挨拶をしてくださり、実は大きな事業をされてきた方ということを知った。それに比べれば自分は豆粒のような規模の商売で恐縮してしまうが、あまりこういう機会もないのでこちらもいろいろ相談をする。勇気が湧く言葉をいただいた。

店に戻る。アルバイトN君来て作業。自分は在庫整理。

開店。この日は一日中小雨混じりの天気だったけれど、売り上げは悪くなかった。N君にたくさん作業してもらっているおかげで、ネットのほうの売り上げも良い。この日も出店用ストックの値付けを進めた。雑誌にYOMSの名前が小さく載るようで、確認のための連絡が来る。夜に志々島に行っていた3人が来てくれる。N君は6月からフルタイムの仕事を始めるとのことで、この日でYOMSでの作業は最後。お世話になりました。

電話をする。どうなるだろう。

まどと帰宅。風呂に入る。料理。さっこからもらったほうれん草をお浸しにして、卵焼き、蒸しナス、味噌汁を作る。スマホでブログを更新して早めに寝た。


28日(木)

朝6時半に起きる。洗濯をして朝ごはん。お弁当の準備。『チャールズ・ブコウスキー詩集 指がちょっと血を流し始めるまでパーカッション楽器のように酔っぱらったピアノを弾け』読み始める。長いタイトルだ。

まどとまた南へ。いろいろ話し合い、読書。出て、銀行と郵便局をまわる。店に戻って在庫整理。作業部屋で少しキャンバスの続きをやる。

開店。業者さん来て、書類をいただく。東京・三鷹の水中書店さんが来てくださる。今回は観光で来られていて、初四国とのこと。水中書店さんには3年前に吉祥寺の百年さんで絵の個展をやった時にもチラシを置かせていただいた。店の経営のことについても少しお話するが、やはり東京と香川では事情が違うものだなと思った。どちらが良いとも言えないが。均一本の補充、出店用の本のストック作り。査定2件完了。途中少し店を抜けて、ルヌガンガで『ハリー・スミス講義録』購入。とても楽しみにしていた1冊。この日の夜にはDOMMUNEでハリー・スミス特集も行われた。あさってからの旅行に持って行くCDを選ぶ。

今日は早めに帰る。明日は朝から出張買取。

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