2026年3月29日日曜日

誰かの通過点(2026年03月27~29日)

26日(木)夜

閉店後、店レジで音楽を聴く。サイケ、ガレージなど。家に帰り、シャワーを浴びてグレゴリー・ベイトソン『精神の生態学へ』下巻読み進める。下巻は動物の行動や生理、サイバネティクスなどについての文章が多い。


27日(金)

朝8時過ぎに起きる。午前中はまどと市役所の年金係に行っていろいろ話を聞いたりした。が、全然別のとあることで元気がなくなってしまい、集中できず。

開店。少しずつ品出し、発送準備の作業を進める。豆大福など食べてコーヒーを飲み、気を紛らわす。まどについてとてもうれしい知らせが入る。以前お預かりした買取の支払いが1件、ほか店頭買取1件。

閉店後、本を発送し、スーパーでビールとチーズを買う。店の作業部屋で石井隆『夜がまた来る』見る。うまくいかない日にはとことん暗い映画を見るのが良いな。

帰宅、シャワー。『小野十三郎全詩集』を眠くなるまで読み進め、寝る。


28日(土)

朝8時前に起きる。朝ごはん、お弁当の用意。まどと外出、郵便局で本の発送とレターパックの購入。南へ。『精神の生態学へ』読み、ノートにドローイング。店に行き、在庫整理作業。

開店。店頭買取2件。品出しなど進めていく。香川から東京へ引っ越したゆうたさんと出石さんが来て、まどの漫画がよく本屋で平積みされていると教えてくれる。香川にいるとどのくらい推されているのかがいまいちわからないのでありがたい。.

閉店後、本の発送。作業部屋でCD聴きながら絵をやる。新しい板パネルをスプレーやガッシュで白く塗り、線を引く。午前中にノートに描いたドローイングからキャラクターを引っ張って乗せてみる。Personaというブラジルのユニットが現代美術家のインスタレーション作品内に組み込まれたゲーム?につけた音楽を聴く。とても良い。1975年作。アヴァンギャルドだけどトロピカリズモな雰囲気がある。5年前にイタリアのレーベルからレコードで再発された時には、鏡やろうそくも付いていたらしい。AMMなども聴く。昔は「なんだかどんよりしていて苦手だな」と感じた記憶があるけど、久しぶりに聴いてみたら良い感じだった。作業BGMにしていたのが良かったのかもしれない。

帰宅。シャワーを浴びて、眠くなるまで本を読んで寝た。


29日(日)

朝8時に起きる。朝ごはん、お弁当の用意、洗濯。今日まどはあづささんのお家へ遊びに行くそうだ。

外出し、この日も南へ。混んでいて少し並ぶ。『精神の生態学へ』下巻読み終える。『天使のおそれ』も文庫化されるというニュースをネットで見た気がする。楽しみだ。ノートにドローイングを何枚か描くが、うまくいかず。

店へ行き、早めに開店。この日は外海書房の中川さんがやっている本の交換会(行く先々で本を購入し、それを後でいろんなお話をしながら交換し合うという内容)に参加する皆さんがいらっしゃり、たくさん買ってくださる。その後もしばらくはお客さんが続いた。夕方になって人が引いたので、先日買い取った昔のミステリ文庫を集中して品出し。丗界さんが来て、待望の山東京伝現代語訳中巻を上巻とセットで納品してくれる。無事志望校に入学し、明日もう東京へ発つとのこと。今回の冊子も力作、明日16時にウェブショップでの通販を開始することにした。夜は発送準備。

なんとなく、「誰かの通過点でいたい」というようなことを考えていた。誰かにとって大切な人というよりも、後で振り返って「あれはけっこう良かったかもしれない(けど、あの人誰だったっけ)」くらいに思ってもらえるような感じ。絵を描いて発表する、いわゆるアーティストの活動をしているとどうしても自身の存在価値をフレームアップするような方向に流れてしまいがちだけど、そういうことにはあまり興味がない。しかし、絵を描いて発表し続けている状況がたまに巻き起こす、日常生活とはかけ離れた人間の飛躍(わかりにくいけど、そうとしか言えないような出来事がある)の魅力は捨てがたい。やはり、業界らしきものと可能な限り距離を取っていくしか方法はないのかもしれない。

今日はこれから絵を描く。

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