ブログの更新などやっていたら23時になってしまい、帰宅。風呂に入って『ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏』読み終える。
02日(日)
朝9時に起きる。寝すぎた。朝ごはんを食べながら、ubuwebにアップロードされている勅使川原三郎”PARA-DISE"(2002年)見る。複数のダンサーの動きがばらばらになったかと思ったらまた同期したり、面白かった。
外出。スーパーでコピー用紙や梱包用のビニール袋を買う。店へ。アルバイトMさんが来てくれる予定になっているのに、渡すものの準備ができていない。急いで在庫をあさる。
開店。品出し、受託商品の作業を進める。京都からはまぐちさくらこがお母さんと息子のようちゃんと来てくれる。昨日の淺井さんといい、画家の来店が続く。さくらこは春から高松に家族で引っ越すそうで、いろいろ楽しみだ。早く生活が軌道に乗るといいな。「古物らのお店」Goodsの制作したzine”Vase Shapes"を品出し。Goodsは浅見旬さんがやっている古物商の名義で、このzineではタイトル通り様々な花瓶の写真と、佐貫絢郁さんの砂絵によるドローイングや浅見さんの散文が掲載された不思議な存在感の1冊。佐貫さんのドローイング作品集”Drawing And Play"も再入荷した。
夜、以前高松市街の鳥瞰図(江戸時代に発行されたものの復刻版)を買ってくれた女の子がお母さんと来てくれて、『江戸結髪史』や宮大工についての本などを購入。好きなことを活かせる仕事に就けたらいいなと思う。まあ、途中で気が変わったり他の趣味ができたっていいんだけど。のびのび生きていられれば。
閉店後、作業部屋で7日のDJのための選曲をする。今までに買ったCDやレコードをとっかえひっかえ。DJを日常的にやっている人達はすごいなと改めて思う。なんだかんだでハワイアンやガレージパンク、日本の歌謡曲などいろいろかけられそう。普段は聞き流す感じなので、また違った聞き方で音楽に触れられて新鮮な気分。
帰宅。シャワー。ついヤフオクやメルカリでCDを検索してしまい、2時近くまで夜更かししてしまう。
03日(月)
朝8時に起きる。朝ごはんを食べ、お弁当の準備をして外出。警察署へ書類の提出に向かう。1枚書類が足りなかったようだけど、とりあえず受け取ってもらえた。南へ。まども来る。メルロ=ポンティ『眼と精神』読み進める。
「実在のピエールと、私の意識のなかにいると言われる想像上のピエールと、二人のピエールがいるわけではありません。在るのは〈実在するピエール〉への私のただ一つのかかわりあいなのであって、ただそれが彼をここに、つまり私の心的環境のうちに出現させようという要求をともなったかかわり方だというだけなのです。(略)想像するということは、不在な対象との或る関係の様式を設定することだ、ということにもう気づかれたことと思います。」(p36)
スケッチブックに数枚ドローイング。岡野大嗣『音楽』読み始める。
開店。朝方は暖かかったけれど、昼過ぎから少し雨も降り始め、気温が下がっていく。品出しなどゆっくりやる。店頭買取1件。ほか、出張買取依頼の電話も1件入った。
閉店後、早めに家に帰る。お酒を買おうかと一瞬迷って、やめにした。最近は酔うよりも熟睡できた時の快感のほうが強い。ロベルト・ロッセリーニ『無防備都市』見る。気分が上がらない時に重い内容の映画を見るのはいい。しかし悲しい話だ。
04日(火)
朝9時頃に起きる。また寝すぎた。朝ごはんを食べ、少しだらだらしてから自転車で外出。警察署へ行き、書類追加分を提出。ようやくこれでひと段落。昨日と同じ流れでまた南へ行き、まどと合流。『音楽』続き読み進める。
まどはもう少し歩きたいようで、自分もついていくことにし、図書館へ。寒い。中央図書館は今年のゴールデンウィーク前あたりから長期休館に入る予定で、ずいぶん寂しくなる。DVDを少しだけ借りようと思っていたら、結局DVD4本、本2冊借りてしまう。本はヴィジュアル主体のものなので、読むのにそれほど時間はかからないはず。
商店街のほうへ戻る。田舎さんへ入って昼ご飯。まどはかけそば、自分は中華そばセット。中華そばといなり寿司2個で650円は今時破格だ。なんでも高くなった。
まどと別れ、自分は店に行く。少し発送をしてまた喫茶店で本を読む予定だったけれど、結局発送件数はどんどん増えていき、灯油が無くなってガソリンスタンドまで買いに行ったり、明日のおかず用の野菜を八百屋まで買いに行ったりで、いつの間にか3時間以上過ぎていた。外は暗く、少し吹雪いていた。
スーパーでさらに肉などを買って帰宅。晩ごはんはうどん。茹でた菜の花とかまぼこを添えた。洗い物をして風呂、その後料理。鶏肉と根菜としいたけの味噌煮、春菊のお浸しを作る。米を洗おうとしたら、いつもは炊飯器のお釜に米を移して洗っていたのが、なぜか米びつの受け皿に水をジャーッと入れてしまう。ついでに水洗いしておいた。
きなこ豆乳を飲みながら、図書館で借りた山中貞雄『丹下左膳余話 百万両の壺』見る。丹下左膳ものの映画を見るのは初めて。意外にもほのぼのした話で、チャンバラのシーンは少ない。しかしその分、左膳が戦闘モードに入った時の迫力はすさまじい。
映画を見ている途中、ルクスのまいちゃんからLINEが入る。今日DJの練習をさせてもらうのを、自分からお願いしておいてすっかり忘れていた。申し訳ない。どうもだめだ。
05日(水)
朝7時半に起きて、朝ごはんとお弁当の用意。『音楽』読み終える。自転車で外出し、ひとつ用事を済ませてこの日も南へ。スケッチブックにドローイングを描き、『眼と精神』続き読む。1ページごとの密度が高く、なかなか進まない。一体いつ読み終えるのか。
作業部屋へ行き、久しぶりに板パネルの絵の続き。だいぶ前に手を付けていたやつをつぶす。いい具合になりそう。30分くらいやるだけでも、自分がみるみる元気になっていくのがわかる。
開店。この日も雪がちらほら降っていて、ひどく寒い。その割にはお客さんは来たか。店頭買取1件。まどかさん来て、映画の話を少しと、先日亡くなられたというまどかさんのおじいさんの話。流れで自分もひいじいさんの話をしたけど、ちょっとしゃべりすぎてしまったかもしれない。イラストレーターの石山さやかさんが今週末から京都のトランスポップギャラリーにて開催する個展のフライヤーを店頭に出す。デザインは佐藤豊さん。佐藤さんは去年つくばで個展をやった時にわざわざ福島から新幹線で見に来てくれた。フライヤーはかなり大きいサイズで、意図してはいないだろうけど良いブックカバーにもなりそう。この日は久々にけっこう品出しができて良かった。棚に本が行き渡っていくのは自分の気持ちも上がる。次やるべき作業をすぐにイメージしてそれに移れたのも、午前中に絵を少しやれたおかげな気がする。生活に一本芯が入る感じ。
今日はこれから今月の店舗営業についての告知をする。
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