閉店時間を過ぎてからも発送準備と在庫整理作業。「これでよし」というところまでいけたのが結局24時前になってしまった。帰ってすぐに寝る。
07日(火)
朝8時に起きる。ご飯を食べようと思ったら炊飯器をセットしておくのを忘れたことに気がつき、外で食べることにする。商店街のほうのさか枝で今季初のしっぽくうどん。久しぶりに食べたらやっぱりおいしかった。
レンタカーを借り、年末の大掃除で処分しそこねていた諸々を車で運ぶ。状態がまずまず良さそうなものはリサイクルショップに持って行き、買取を依頼するのもはばかられるようなものは処理業者へ。しかし処理業者に行ってみると予想以上の手数料がかかることがわかり、やめにする。「破砕ゴミで出せそうなものもあるし、市に回収を依頼したほうが安くあがると思いますよ」とのこと。こつこつ出していくか。
昼ご飯をどこで食べようかと迷っていたら、『サウンドオブヌードル』というつけ麺屋さんが偶然目に入り、行ってみる。とてもきれいなお店。味玉入り、のりとチャーシュー増しのギャラクシーというのを注文する。麺はかなり太くて噛み応えがある。ボリュームもあり、途中で好みの味付けに変えることもできて、味もおいしかった。また来たい。
西村ジョイに行く。きむらで安売りのみかんを購入。資材コーナーはとても寒い。店に増設する棚のための木材を調達。以前映画本がたくさん入ってきた時にありあわせの木箱で棚を作ったけど、木の繊維が荒くて滑りが悪かった。本に良くないので改めて作ることにする。
この日の午後は香川の東のほう中心に気になっていたお店をいろいろまわった。自分のあまり知らなかった世界が開けた実感あり。楽しい。
店に木材などをおろして、スーパーで買い物。まどと合流しスシローへ行く。回転寿司はここもとスシローがおいしいと思う。その後あかね温泉で風呂。広々としてていい。
帰宅。少し休んでから料理。春菊の胡麻和え、豚肉の生姜焼き、根菜ときのこの煮物を作る。その後、荒川徹『ドナルド・ジャッド 風景とミニマリズム』続き読んで寝る。久しぶりに美術の本を読んだらなかなか読み終わらない。
08日(水)
朝7時半に起きる。朝ごはんを食べ、お弁当の準備。
古書店業で暮らせるようになってもうすぐ5年ほどになるらしい。だんだん自分のやりたかった生活の形「絵も描く古本屋のひと」に近づいてきた。自分はどこか「なんでもないものに擬態していたい」傾向があるようで、作家性をフレームアップしていくことが自明な美術の界隈よりも、誰かの作家性(要するに本のこと)の陰に隠れつついろいろやれる古本のほうが居心地がいい。廃れゆく職種と呼ばれてはいるけど今のところは食べれているし、街の風景に溶け込めるし、売り買いするモノの単価が安いのも、顧客との関係がさっぱりとしていて気楽だなと感じる。しかし、ただぼーっと暮らしていたいというわけでもなく、なんでもなさの奥にあるとんでもなさを注視したいという気持ちもある。古本屋での頭や体の使い方が、絵描きとしてのそれに影響してくることもあるだろう。
レンタカーを返し、店に戻る。昨日運び込んだものの片づけ。税務署に支払った給料の申告。ナルホドでマスキングテープとピンを買い、ルーツレコードへまたCDやDVDを売りに行く。あまり見ていなかったメタルの棚に目を向けると、VENOM、BURZUM、EMPEROR、IMMORTALなどが充実していた。年末に誰かまとめて売ったのだろうか。今回は東京で活動していたハードコアバンドCxPxSと、Muteから出ているSuicideの1stのデラックスエディション?(2枚組でライブ音源など多数追加、ブックレットには2人のインタビューも収録されている)を購入。天国喫茶ぱらいその大津さんは『休みの集い』でのDJの1曲目でSuicideの”Cheree"をかけていたな。
開店。定休日をはさんだので発送が忙しい。店頭買取1件。アルバイトMさん来て、支払いと本の受け渡し。Mさん今後のことをいろいろと考えているようだ。うまくいくといいな。羊雲の2人とまどかさん来る。3人で映画を見に行っていたらしい。小物や本を買ってくれる。小物も少しずつ売れているので、この日も小さな木彫りの熊など補充。
最近ウェブショップでの商品の動きが良い。しかも東京や大阪などの大都市圏だけでなく、いろんなところに住む方が購入してくださっているのがうれしい。この日は秋田や青森など、東北方面からの注文が多かった。
閉店後も梱包/発送作業をやったりブログを書いたり。まだまだやるべき作業はあるけど、22時半になったところで「もういいかな」となり、帰る。ビールを買って、飲みながら『ジャッド』読み終える。テキサス州マーファにあるコンクリート作品群は周囲からの借景も意識されているらしく、造園作業までやっていたというのが意外。
09日(木)
朝7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の用意。朝ごはんを食べている間、ラディスラフ・スタレビッチ『映画カメラマンの復讐』見る。長さ20分ほどの、昆虫たちが主人公のコマ撮りアニメーション作品。ストーリーは夫婦の修羅場劇だけど、のんびりとした動きがおかしい。
早々に外出。ガソリンスタンドまで灯油を買いに行く。分厚いレターパックものが売れていたので、郵便局で発送。八百屋でみかんを買う。ルヌガンガへ。涼子さんに新年のご挨拶をして、13日に行われる南陀楼綾繁さんのトークイベントを予約。些末事研究の福田さんや荻原魚雷さんも話すとのこと。まだ買っていなかった濱口竜介『他なる映画と2』を購入。店に戻り、在庫整理とアルバイト用の本の準備をする。
開店。O君来て、ネット出品作業を進めてもらう。自分は品出しと発送準備。この日もウェブショップの商品が動いている。追加発注をしなければ。アパッチさん来てくれて、イベントのフライヤーをお預かりする。夕方にはfragrant.のかおりさんが来てくれる。『休みの集い』のことを気にしてくれていたようで、当日の様子などを話した。イベントの開催から1ヶ月半くらいが経ったけど、こうして気にしてくれている人がいるのはうれしい。O君はこの日6時間ちょい作業してくれた。
この日も小物コーナーの商品が少し売れる。品揃えが少しずつ変化しているのを一番楽しんでいるのは自分かもしれない。ちょうどいい気分転換になっている。
閉店後に本棚の組み立てをやろうと思っていたけど、一昨日の疲労がきている。早めに帰ることにしよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿