2025年4月5日土曜日

お花見(2025年04月03~05日)

02日(水)夜

閉店後、ブログの更新。作業部屋でハワイアンのレコードを聴きつつ絵の続き。手数少ないところでぱっと終わらせられたら良いけど、どうなるだろうか。


03日(木)

朝8時頃に起きる。朝ごはんを食べ、お弁当を用意し、歩いてまどと栗林公園へお花見に行く。この日が満開のようだったけど、チケット売り場もそれほど混雑してはおらず、ゆっくり見てまわれた。よもぎだんごもおいしかった。ぬいぐるみを出してたくさん写真や動画を撮る。ぬいぐるみを小脇に抱えながら歩くのももう慣れたもんだ。

公園を出て少し歩いたところにあるオールドファッションドーナツのお店、kuuuuさんへ初めて行く。開店してそれほど時間は経っていないが、早くも行列ができていた。自分たちが並んでからもさらに後ろにお客さんが増えていく。すごい人気。40分ほど待ってドーナツを購入、店の中で2人で食べる。1つだけでもけっこう食べ応えがある。きなこやホワイトチョコなど、いろんなトッピングがあって楽しい。

開店。この日はアルバイトのN君が来てくれて、閉店間際まで作業。先日届いて価格の了承が取れた郵送買取のお金を振り込む。品出し、発送準備。店頭買取1件。高知のいざなぎ流の本が入ったのでまどに連絡する。夜、太陽の眼の綾花さんやなタ書の藤井さんら来店。綾花さん雑貨やzineをけっこう買ってくれてありがたかった。

閉店後、作業部屋でCD聴きながら絵の続きを少しやる。板パネル(自分は紙などを貼らずに直接絵具を塗る)とキャンバスでは描いている時の感触も異なり楽しいけど、板パネルは筆がすぐに痛む。当たり前ですね。

家に帰ると、国保の払い込み用紙が届いていた。去年は驚くほど高く、「こんな出費が毎年続いたらまずいな」と思っていたけど、今年はそれほどでもなかった。コロナの時期の補助金が響いていたのだろうか。


04日(金)

朝8時頃に起きる。ゆっくりめに朝ごはん、お弁当の準備。外出。銀行で国保のためのお金をおろし、無印に寄る。CD用の収納ケースを見るが、ちょうどいいサイズのものは見当たらず。店に行き、在庫整理作業。

絵の活動をしていこうと考えた時、まずギャラリーでの展覧会が思い浮かんでしまうこと自体が、もう初手からつまづいているんじゃないか?と思えてきた。しかしどうしようか。

開店。CDR焼きつつ品出し、発送準備。持ち込み分の査定が完了し、価格も了承が取れ、お支払となる。ちょっと静かな一日だったか。閉店間際に若い男性の2人組が来られ、聞けば昨日高松に引っ越して、近々ゲストハウスの経営を始められるとのこと。自分の知らないところでもたくさんの人の出入りがあるのだろう。

閉店後、22時過ぎまで作業。帰宅。谷口ジロー『歩くひと』読み始める。途中で止まっている本がたくさんある。


05日(土)

朝8時に起きる。シャワー、朝ごはん、洗濯。

外出。高松オルネにて行われている中古CD・レコードフェアへ行く。開始直後に行ったけど早くも人がたくさんいた。シンボルタワーで行われていた時よりも規模は小さめだったけど、ドン・プーレンがセロニアス・モンクの曲を演奏したアルバムと、緑川アコのシングルを購入。

コンビニで国保をまとめて払い、店へ。在庫整理作業を少し。開店。品出し、発送準備。この日はお客さんが多かった。藤井さんが齋藤陽道さんを案内して来てくれる。齋藤さんの『感動』『感動、』は自分もとても好きな写真集なので、その旨メモに書いてお伝えする。素敵な方だ。以前お預かりした買取の支払いが1件。夜は堀金君が来てくれて、少し話す。

閉店時間を過ぎて、Bandcampで買ったデータをCDRを焼いていた。これから帳簿付けをやって、少し絵を描く。

2025年4月2日水曜日

開けた状態(2025年04月01~02日)

31日(月)

閉店後、CDRを焼きつつ帳簿付けや発送準備。本を発送してからブログの更新。帰宅。シャワー浴びて寝る。

ここ最近フラストレーションがたまって仕方がない(はっきりとした原因が2つほどある)。仕事や絵にぶつけて、ポジティブな形で消化したい。


01日(火)

朝7時前に目が覚める。昨日よりも早い。若干躁状態になっているのか?朝ごはんを食べて洗濯。

南へ。家賃の振り込み、レシートの入力作業。『相倉久人に聞く昭和歌謡史』読み始める。面白い。読書を進めたかったけど、けっこう冷えていて、店へと向かう。

CDR焼く。昼ご飯は綿谷で肉うどん。tomoさんでお弁当買う。再びCDR。昨日出張買取でお預かりした本の整理。発送準備。この日はネット出品していたものがそこそこ売れ、いまいちだった昨日の売り上げの補填になった。まど来て在庫整理を手伝ってくれる。郵便局で本の発送。レシート整理。その後、2階でCD聴きながら本の整理続き。体を動かすと気分も晴れる。お弁当で夕ご飯。マスクもせずにエアコンの温風を直接浴びて作業していたら、どうも鼻の粘膜がやられてしまったようだ。もう少し作業する予定だったけど、帰ることにする。

帰宅。石田民三『むかしの歌』見る。俯瞰のアングルや、陰影のコントラストを利用した構図が美しい。演出補助に市川崑の名前が。後で検索してみると、昨年の頭に早稲田松竹で『むかしの歌』と清水宏『簪』が2本立てで上映されていたらしい。良い組み合わせだ。


02日(水)

朝8時に起きる。よく寝た。急いで朝ごはんを食べ、用事を済ませて店へ。少し雨に濡れてしまう。引き続き在庫整理。昨日がんばったおかげで、次やるべき作業もすぐに思いついてスムーズに進む。10時半頃にひと段落ついたので、また南へ。富士正晴『軽みの死者』読み始める。スケッチブックにドローイング。お弁当を買って店に戻る。先日届いた郵送買取の本のチェックをして、メール返信。

開店。アルバイトのN君が出品を頑張ってくれているおかげで、本が売れている。ほか、やらなければと思っていたことがだいぶすっきりして良い気分。近日塩上町で新しく焙煎所/カフェをオープンされるマルさんや、5/11に池間由布子さんのライブを高松で企画する藤谷さん、ミヤモト惣菜店さんなど、知り合いの人もいろいろ来てくれた。

ふと、東京のことを思い出していた。香川での暮らしで感じる人間関係でのストレスは、東京と比べて1割弱ほどに感じる。しかし、これは単に東京で自分のいた場所が極端に合っていなかっただけでは?とも思う。場所というのも全てではなく、ほぼアート関係。アートはどうしても作品の単価が高くなり、それを購入する人は自ずと限られてくるので、関わる人のパワーバランスがいびつになるし、人間関係も椅子取りゲームのような感じになってしまいがちだ。お金を抜きにして批評や評価をめぐる関係に絞って俯瞰してみても、似たようなものだろう。そして「気持ちひとつ」で物事が動いている場合が多々あるので、その気持ちや理念がおかしな方向へ傾くと、簡単に搾取やハラスメントへと繋がる(事実、近年は告発も増えている)。そんな中で自身の振る舞いを洗練させ、フレーミングしていくのはとても疲れる(やろうとも思っていないけど)。ガードを固くして人に冷たくしたくもないし、ハッシュタグをつけて整理するように人をさっと理解するようなこともしたくない。露悪になることは避けつつ、無防備で、開けた状態でありたい。古本屋は商品の単価が安いし(良いことばかりではないが)、買ってくれるお客さんは例えせどりでも均一本1冊でも、少なくともネガティヴな気持ちでこちらへ向かってきていないことだけははっきりしている。言葉や金銭のやり取りが簡潔に済むのもいい。展覧会のオープニングでギャラリストや他のアーティストと話すのと比べて、とても自由を感じる。

今日はこれから少し絵を描く。明日は花見。