2024年12月19日木曜日

アルバイト(2024年12月17~19日)

16日(月)夜

閉店後、発送作業続き。なぜかコンビニでチリトマトヌードルを買って食べる。帳簿付けをやり、本を発送して帰宅。シャワー浴びて、マリヲ『世の人』読み進めて寝る。


17日(火)

朝9時に起きる。良く寝た。まどと南へ行き、モーニング。『世の人』読み終える。印象的な部分を抜き出そうと思っても難しい。この本はそれほどに、ほとんど全てのページが凄まじい。スケッチブックに1枚ドローイング。

郵便局で本を発送し、消耗品を購入。混雑しないうちに綿谷で肉うどんとかぼちゃ天。最近贈り物をくれた友達へのお返しに、お土産うどんも買う。店に戻り、ネット出品作業の準備。今日は初めて来るアルバイトO君に作業手順を教える日。アルバイトMさんのパートナーの方が来られ、作業してもらっていた本と、帰省のお土産の下仁田ねぎをいただく。

13時になり、O君やってくる。O君はヒップホップなどが好きなので、The Alchemist関連のアルバムを薄くいろいろかけながら作業。ネット出品の作業手順を説明して、2度ほど横で見つつやってもらい、その後はもう一人でどんどん進めてもらう。自分は鈴木哲生カレンダーの梱包。無事にウェブショップ販売分を郵便局で発送。すぐ近くで作業をしている人がいると、自分もだれずに作業できる。この日は17時半まで作業し、謝礼を支払う。思っていたよりネット出品作業のほうも進んだ。O君はあさって木曜の午前中にも来てくれることに。

スーパーに寄って買い物し、帰宅。久しぶりに料理。もやしと豆腐の味噌汁、ほうれん草のおひたし、根菜としいたけの柚子味噌煮、鶏肉と玉ねぎのオイスターソース炒め(生姜、レッドペッパー入り)を作った。最近ありがたいことに知人やお客さんからのいただきものが多かったので、それらをできるだけ使った。オイスターソース炒め、アドリブで味付けしたわりにはおいしくできた。つま先までじんわり温かくなった。

風呂に入り、マキノ雅弘『決闘高田の馬場』見る。阪東妻三郎の、途中の酔っぱらいながらの殺陣、ラストの飛び跳ねるような動きの殺陣、どちらもすごい。ラストの導入部分、倒れた人を飛び越えて前に出た後にもう一人倒れ、その向こうで見えを切る妻三郎。次、衣笠貞之助『十字路』見る。ことごとく恐ろしい登場する人物の表情やドイツ表現主義的な手法に目がいくけれど、単純ながらストーリーもちゃんとある。まったく作風の違う2つの時代劇映画が見れていい日になった。


18日(水)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べてお弁当の用意。ながしまひろみ『鬼の子』1巻読み始める。ながしまさんはまどと作業通話仲間でもあり、合同誌『もぐらホリデ~』にも参加している。そういえば、山下澄人『小鳥、来る』の装画もながしまさんだ。この日はまども早めの起床。

外出。銀行でお金をおろして店へ。昨日のネット出品作業の片づけや在庫整理などいろいろ。昨日は新しい試みが割にうまくいって、気分が良かった。自分一人でためこもうとしないことが大事らしい。

開店。発送準備、品出し、ネット出品作業など進める。夜になって、苦手なお金のことについてなどもやる。アルバイト用のマニュアルを改良。

閉店後、翌日のネット出品アルバイトの準備。通販を希望していた上海のお客さんとInstagramでメッセージのやり取り。花原史樹君とYON MAGAZINE日野さんに追加納品のメールを送る。

帰宅。最近足の先が霜焼けで赤くなったとまどに言ったら、『まるでこたつ』というレッグウォーマーのような靴下を買ってくれた。はいてみるとじんわりととても温かい。ヨーグルト食べる。『鬼の子』2巻途中まで読んで寝る。


19日(木)

朝8時過ぎに起きる。寒い。天気予報を見ると最高気温が10度、最低気温は1度。なんとなく「今年は暖かいな」と思っていたけど、そんなことはなかった。朝ごはん、お弁当の用意。

コートを着て外出。郵便局で本を出荷して店に行き、アルバイトのための準備。15分前から始めたけど、なんだかんだでギリギリになってしまった。O君来る。昨日改良したマニュアルを渡し、作業開始。自分は昨日に引き続き年末調整のことをやる。なかなかしんどい。1年前にも、同じようなことを調べていた気がする。

開店。寒さが厳しく、なんだかぼーっとしてしまう。年末調整のことも考えて、脳みそが油粘土のよう。近くの羊雲さんへ取材に行っていたらしき四国新聞の記者が、羊雲さんができたことに関してコメントを、と突然やってくる。古本に関してはそうそう品物がかぶって競合するようなことはないし、相乗効果のほうが大きいのでは、と伝える。昔からある書店が減っていく中で、独立系書店と呼ばれる本屋さんが増えていますが…と言われるが、記者の方の頭の中にある『独立系書店』も、商売としてやっているお店から本(または本のある場所)を何かのツールとして捉えているお店まで含めたかなりざっくりとしたものだのようだった。『書店』の概念が多様化しているのでは、みたいなことを答えた。記者の人としては「文化の火を絶やしてはならない」というような方向でまとめたいのかもしれないが、こっちはもっと泥臭くやっているのが実情。日が暮れて、ちょうど高松に遊びに来ていたというYON MAGAZINEの日野さんが来店。在庫が少なくなっていたところだったので、10部追加で買い切る。日野さんとは今までイベントの時にお会いすることが多く、今回初めてゆっくりとお話できた気がする。まどの『話の話』もお買い上げいただいた。

今日はこれから帰ってゆっくり風呂に入り、その後年末調整の作業続き。明日は午前中に税務署へ行く予定。

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