2025年5月30日金曜日

語られない(2025年05月28~30日)

27日(火)夜

ブログを更新して帰宅、シャワー浴びる。体は疲れているが頭は妙に醒めていて、寝付けない。『長谷川四郎の自由時間』読み始め、寝る。


28日(水)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べてお弁当の準備。まどがコーヒーを淹れてくれて、おととい富澤さんからいただいたお菓子と一緒にいただく。少しだけ読書。

外出。アルバイトN君にネット出品作業を教える。N君飲み込みが早い。アルバイトの人に作業をお願いするようになってから、売り上げも上がってきている。どんどんやっていきたいところ。

開店。丗界さんの冊子を中心に発送準備作業を進める。件数が多く、ほとんどこの日は梱包作業をやっていた。ネットで注文していたスニーカーが届く。良い感じ。神戸の風文庫さんがご来店。香川のネジマキネコさんも以前から関わりの深いお店で、自分はまだお伺いしたことがなかったけど、いろいろお話できた。

閉店後、スーパーでビールを買って帰り、家で本を読みながら飲む。ten to senの杉浦さんからいただいたおせんべいをつまみに。杉浦さんは5月末で新しい経営者の方へゲストハウスの経営を任せ、しばらくゆっくりされるとのこと。YOMSを始められたのは杉浦さんが物件を紹介してくださったのが大きなきっかけになっている。改装も手伝っていただいた。お疲れさまでした。


29日(木)

朝5時に目が覚める。東京に行く直前で興奮しているのだろうか。この際だと読書を進め、『自由時間』読み終える。朝ごはん、お弁当の準備。

まども起きてきて、モーニングへ行く。ノートにドローイングを描き、磯崎新『空間へ』読み始める。出て、作業部屋へ。東京に持って行く絵を3枚ほど選ぶ。ついでに絵の続きも少し。フリーペーパーの刷り損じを切ってコラージュする。

開店。この日も昨日ほどではないが発送件数が多かった。絵の梱包などもやる。店頭買取3件。お客さんは瀬戸芸の春会期が終わり少なくなるかと思いきや、まずまずだった。品出しもアートや哲学、料理など割とできた。東京での予定もだいぶ固まる。

現代アートの場の、サロンぽい雰囲気がどうも苦手だ。かったるい。もっと風通しが良くならないものか…と愚痴ったところでしょうがないので、店を通じて何かもっと自分の理想に近い人、モノ、お金、などの流れを作れたらと思う。良い記憶も嫌な記憶も飲み込んで、「全て壊してしまいたい」と「誰も傷つけたくない」を同時に実現しようとする時の遠心力でもって、生活を飛躍させたい。それは必ずしもアートの場で起こることではないし、日常に起こる誰にも語られない一瞬だったりもするだろう。

閉店後、すぐ帰宅。風呂。着替えなどをまとめる。まどの本棚からちくま文庫の『余生まんが』を借りて読む。奥田亜紀子さんの『あんきらこんきら』はめまぐるしく変わるアングルと時間軸が、どこかマジックリアリズムの小説を思い起こさせる。そういえば奥田さんは最近SNSで『百年の孤独』について書いていた。そしてラストに収録された楳図かずお『Rojin』が凄まじい。この作品が序盤にきていたら、他の作品の印象が薄くなってしまったかもしれない。しかし調べてみると『Rojin』はいろんな単行本や文庫に過去収録されているようだった。もっと読まないとなぁ。


30日(金)

朝7時半に起きる。軽くごはん。余っていたミニトマトなんかも食べておく。

荷物をまとめて、久々にDORSIAへ。店内にヒマさんの詩(著名なアーティストの詩か文章を一部アレンジしたもののようだ)のポスターが貼られていて、Instagramのストーリーに上げると、ヒマさんから「これからDORSIAでTOKYO ART BOOK FAIRの人と会うのでよかったら齋藤さんも一緒に」とお誘いを受ける。まどと話したり、少し本を読んだりして待つ。まどは作業があるため帰り、入れ替わりでヒマさんと汐入さん、TABFの東さんがやってくる。いろいろお話。福岡のあたりにある面白いお店の情報を聞く。ヒマさんと話すのもなんだか久しぶりだな。

100均に寄ったり、お弁当を買ったりして店へ。開店。店頭買取3件。ヒマさん汐入さん東さんも寄ってくださり、こないだ作ったフリーペーパーを渡す。品出し、荷物の整理。『Tさんインタビュー』も東京で会う人に渡せたらと少し増刷する。

明日は東京。

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