2025年5月14日水曜日

高松さんぽ(2025年05月13~14日)

12日(月)夜

閉店後、帳簿付けの作業をやり、少しCDRを焼いたり。帰宅。牧野信一『バラルダ物語』読み始める。


13日(火)

朝7時半に起きる。20連勤を終えてやっと久しぶりの休日。洗濯をやり、早速モーニングに行こうかとなる。南に入り読書。いつもだと途中からドローイングを描いたり、他のことをやり始めることが多いけど、この日は本に集中した。

南を出て宮脇書店に行き、入沢康夫『詩の構造についての覚え書』購入。最近あまり詩を読んでないな。

高松市美術館でエドワード・ゴーリー展見る。ペンで細かく描き込まれた小さな作品が続く。想像以上に小さい。東京などで見たら混雑してじっくり見るのは難しいかもしれないな。高松市美は常設展もいつも良い。

高松駅方面へと歩く。日なたは暑い。駅の2階にある立ち食い寿司店『七幸』に行くが、設備点検とのことで臨時休業中。残念。オルネのオープンと同じ時期に開店した駅1階の寿司屋へ。ちょうど昼ご飯の時間帯で、ビジネスマンが多い。10貫ほどのランチセットを頼んだ。

あなぶきアリーナを通り、海沿いを散歩。高松港のデッキでカフェオレを飲みながらまた読書。『バラルダ物語』読み終える。高松港に設置されたトレーラーハウスのような仮設小屋で、ホンマタカシとUNHCRによる作品展示を見る。文章と映像、タブロイド紙による構成。先日YOMSに来てくれた浅見さんがディレクション?で関わっているようだった。

商店街まで戻り、カフェに入る。途中まで読んでずっと放ってあったメルロ=ポンティ『眼と精神』を久しぶりに読み進める。

「幼児がまだ自分自身と他人との区別を知らない状態の時でさえ、すでに精神の発生が始まっているのだと仮定すれば、他人知覚も理解できるようになるのです。」(p136)

まどは疲れたようで家で昼寝。自分はサウナへ行く。久々に行ったら外気浴がかなり気持ちよかった。出る時にカンデラの矢野君と入れ違いになる。矢野君は現在新店舗の改装中、でき上がるのが楽しみ。

八百屋や100均で買い物。作業部屋へ行き、少し絵の続きをやる。思ったより進んだ。まどと合流し、raiさんへ行く。初めて食べた牛中おちガーリックがとてもおいしく、ビールを飲む。帰り道、奥田さんおすすめのジャイアントコーン黄色をまた買って、食べながら歩いた。歩ける範囲で美術館も書店も喫茶店も海もまわれて、おいしいお店もあって、高松はやはり良い街だなと思う。定期的にこういう過ごし方をして噛み締めておきたい。

帰宅。井上梅次『死の十字路』見る。原作は江戸川乱歩。三國連太郎はこういうエゴイスティックな男がはまるな。死体を井戸に投げ入れる場面の緊張感。原作未読だったので、ラストのどんでん返しも楽しめた。『眼と精神』読み進めて寝る。


14日(水)

朝7時半に起き、朝ごはん。料理。煮物、小松菜のおひたし、親子丼作る。洗濯物たたむ。コーヒー飲みながら『眼と精神』続き。

「彼が両義性を受動的に受けとるだけであれば、その両義性は〈あいまい〉と呼ばれます。しかし、最も偉大な人たちにあっては、両義性は主題となるのであり、確実性をおびやかすどころか、その確立に寄与します。」(p199)

お弁当を用意して外出。サウナへ昨日忘れた腕時計を取りに行き、八百屋で買い物。作業部屋で絵の続き。無事に完成する。

開店。この日は品出しをがんばる。神奈川に住んでいる浅沼弥沙さんから新作の写真集が届いたので振り込み。出張買取分の振り込み。先日お預かりした分の支払いが1件。さらに新規の店頭買取が2件。支払の多かった日。発送も多く、なかなか忙しかった。数日前にも来た韓国からのお客さんが再び来て、けっこう買ってくれた。海外からの来客はゴールデンウィーク後のほうが多いかもしれない。

今日は作業部屋の片付けをやりたい。

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