2025年5月27日火曜日

開いていられる(2025年05月26~27日)

25日(日)夜

閉店間際、善通寺に住んでいるというお客さんといろいろ話す。最近福岡と久留米に行ってきたそうで、久留米で古物商をやっている鋤田収集事務所さんがYOMSのことを話してくれていたとのこと。鋤田さんは音楽イベントの企画などにも関わっているようで、以前からとても気になっていた。以前『休みの集い』に出てもらったタイキさんにも久しぶりに会いたいし、やはりできるだけ早いうちに福岡には行っておきたい。


26日(月)

朝7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。昨日来てくれた海外の建築士のお客さんから、香川や瀬戸内の建築に関する本は何かないかと問い合わせがくる。少しやりとりがはずみ、励ましの言葉もいただく。ありがたいことだ。

まどとまた南へ。井戸川射子『無形』続き読む。出て、スーパーでコピー用紙を買い、店へ。開店時間にはまだ早いが作業。フリーペーパーの印刷などやる。

開店。開店直後に些末事研究福田さんが来て、最新号を納品してくれる。記念すべき10号目、表紙はまどが描いている。漫画も少し。いつもより書き手が少ないような気がしていたけど、福田さん、内澤旬子さん、荻原魚雷さんの3名による鼎談は50ページ弱のボリュームがあり、読み応えがありそう。フリーペーパーの製本作業をやりつつ、品出しや発送準備を進める。夜20時になって、丗界さんの冊子をウェブショップに追加。絶対に購入するぞとスマホやパソコンの前でじりじりしている人がいると思うと緊張した。20分弱で追加分20部は完売。その後、YOMSでもいくつか写真集を扱わせてもらっている富澤大輔さんが来てくれる。初めてお会いした。愛媛で撮影の案件があったとのこと。いろいろお話する。丗界さんの冊子の件で緊張していたのもあり、若干変なテンションになってしまったかもしれない。台湾で買ったというお菓子と、最新作の写真集をいただいた。うれしい。

閉店後、帳簿付けを済ませ、明日早朝に予定しているエアコンクリーニングのための片付けをやる。ヘトヘト。


27日(火)

朝7時半に起きる。軽く朝ごはんを食べて早速外出。店に着くと既に業者さんは到着していて、入り口のあたりに道具が置かれていた。クリーニング開始。自分はレジでフリーペーパーの製本作業をやる。1時間~1時間半ほどかかるかと思いますと聞かされていたけど、きっかり1時間半で作業は終了。室外機までピカピカになった。うちは路面店ということもあり、排ガスなどで室外機が汚れやすいようだ。100均で買い物。棚をどかしたついでに、普段手の届かないところの掃除をする。

まどと合流し、高松駅まで歩く。久しぶりに駅2階の立ち食い寿司店『七幸』へ。店員さんが増えていて、SNSにも力を入れているようだった。最近2人ともおすすめにぎりのセットにする。鯛、さわらなどどれもネタが肉厚でおいしかった。まどは途中でお腹いっぱいになったようだし、次は単品で頼みたい。

プロントに入って読書。『無形』読み終える。ノートに少しドローイング。

店に戻る。掃除。棚の改良(ちょっとした、ほとんど目に付かない部分)をして、zineなどの品物を戻していく。考えながら整理したので、昨晩品物を棚から出した時の3倍くらい時間がかかってしまった。しかしいろいろなところがきれいになったのでOK。途中八百屋に行って買い出し。

スーパーに寄って帰り、料理。キャベツと玉ねぎの味噌汁、ほうれん草ともやしのナムル、そら豆と牛肉のにんにく炒めを作る。このところ定休日は外食が多かったので、久しぶりの料理だった。しかしなんだか寿司とか牛肉とか、いいものを食べている。まどがチョコミントアイスを買ってきてくれた。

東京に住んでいた頃は、よく公共の場でゲリラ的に絵を発表していた。しかし高松に引っ越してからはほとんどそういうことはやっていないし、あまりやるつもりもない。高松は狭い街だから…というわけではなく、店を始めてからは特に、この辺に住んでいる人達ときちんと向き合って生きていこうという思いが強くなった。何かやるなら事前にきちんと相談したい。開(ひら)けていたい。そういう意味でも、店はゆっくりと自分のペースで開いていられる。古書店を続けて、いろんな人がいろんな趣味趣向や意志を持っていているんだなと実感できたのが意識の変化にもつながっているんだろうと思う。

再び店へ行き、明日バイトN君が来てくれる予定なのでそのための準備。ブログの更新。

発送がたまっているけど、今日のところは帰ります。

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