26日夜
まどと夕ごはんを食べる。まどが「最近は誰とも話してない気がする、寂しい」と言う。自分も日ごろたいして人と話していない。でも、これくらいで生きているのがちょうどいいような気もする。
会話はコミュニケーションの在り方のごく一部に過ぎないとはわかっていても、とらわれてしまう自分がいる。相手に好印象を持たれるための会話術とか、ディベート技術とか、意識するだけで疲れるし、余計言葉がこわばってしまう。わずかな言葉しか交わしてないのに、頭の中で存在が残り続ける人もいるし、そっちのほうが好きだ。
「三倍の日常」冊子版のデータ制作。紙にしてみると、思ったよりも長い。先は長そう。
自分に図らずも残っていた偏見や劣等感がふと会話の中の一言ににじんでしまい、それに羞恥心を覚えてにやりと笑うことがある。その羞恥心を感じ取ったほうも、とっさに相手への許しの感情を示すため笑い返す。
坂口恭平「現実宿り」読み進めて寝る。
27日
朝7時起き。昨日のハイキングの影響で、お尻が筋肉痛。小松菜のおひたし作る。読書。ごはん。
キャンバスに絵を描く。1枚下塗り。完成まではいかず。少しずつ進める。
公園に行って読書。
YOMSにもよく来ていただいていて、自身が書いた小説で半空文学賞も受賞している中川さんが、ルヌガンガで古本市をやっているというので行ってみる。高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」購入。中村さんと少し話す。
開店。品出し、発送準備。
藤井さんと大林さんが来てくれる。藤井さんが、レジのビニールシートを「違和感ないなあ」とほめてくれる。大林さんといろいろな話。共通の知人が多いので、どの話からすればいいものやら迷ってしまう。楽しい。
今週の土曜日は結婚記念日なので、店を閉めて、まどと荘内半島までドライブに行くことにした。いくつか寄りたい場所もある。
ゆきのちゃんがYOMSMAGの感想をくれて、さっこさんは特別なエピソードとして語りそうな出来事を自然に語っているのが良い、と言っていた。確かに。なかなかできることじゃないな。
休憩、「現実宿り」読み終える。
これから料理をして、絵を描く。
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