2026年7月6日月曜日

スタイル(2026年07月02~06日)

01日(水)夜

閉店後、帳簿付けをして店を出る。コンビニでヨーグルト買う。帰宅。ヨーグルトを食べながら、高松近辺のリフォーム業者や粗大ゴミの捨て方などを調べる。シャワーを浴び、『芸術文化の価値とは何か』続き読む。時間のかかる本だけどとても面白い。

建物や土地が比較的永続するもので、人々やコミュニティがこれらに形づくられるということは、これらが記憶やアイデンティティの源となるだけでなく、空間そのものの支配や意味をめぐる争いの源となることを意味する。(p156)


02日(木)

朝7時半に起きる。二度寝したら8時過ぎになっていた。朝ごはん、洗濯、お弁当の準備。納豆ご飯に味付きごまと揚げ玉をかけて食べてみる。おいしい。

外出。銀行でお金を降ろし、南に入って読書。

文化セクターが経済に与える影響を測定する方法は二つある。一つは、文化セクターの経済への影響を経済的インパクト調査のような支出測定の手法を用いて測定する方法。もう一つは、計量経済学的な評価手法(もっとも一般的なのは仮想的市場評価法、顕示選考法、主観的幸福度評価)を用いて、人々が非市場的財に対してもつ価値を見つけ出し、それを金銭的に表現する方法である。(p219)

新店舗のZINE/CDコーナーの棚レイアウトを考える。こういう作業が楽しいけど、根を詰めすぎると気持ちがキリキリしてくるので注意が必要。

南を出るとトキワパーラーの吉田さんに出くわし、歩きながらしゃべる。交番がなくなってそこそこ経ちましたねという話題になり、自分はそんなに雰囲気も変わらないように感じていたけど、吉田さんはだいぶ治安が悪くなったと言っている。自分が鈍いだけなのかもしれない。

開店。店頭買取2件。郵送買取分査定了承取れ、振り込み。不動産屋やリサイクル業者と連絡をとり、スケジュール調整。鍵をもらうのはまだ少し先だけど、すぐに不用品の撤去や処分を進められるよう手配しておく。発送準備。今までのお客さんへのインタビュー3つを、note記事に転載する。100円払えばそれぞれの全文が読めるようにする予定(もちろん取材した方々へは許可をとってあります)。ウェブショップでPDFを販売していたけど、noteのほうが読みやすいという人も多いだろう。もう少しで公開できそうだ。閉店間際、Mさん来て打ち合わせ。うまく話がまとまると良いけど。

帳簿付けをやって帰宅。風呂。本を読んで寝る。


03日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはん。昨日の納豆ごま揚げ玉ごはんにさらにネギを乗せてみる。うまい。コーヒー飲みつつ読書、『芸術文化の価値とは何か』読み終える。けっこう時間がかかったけど面白かった。

外出。ルヌガンガへ行き、香山哲さんの『レタイトナイト』2巻を買う。涼子さんから、些末事福田さんが齋藤さんのことほめてましたよということを聞く。うれしい。

開店。この日はなんだかやる気が全然出ず。昨日連絡関係などたくさんやって疲れたのだろうか。店頭買取1件。閉店間際に段ボール一箱分お持ち込み。査定終わり次第また連絡ということになる。

閉店後、スーパーに寄って買い物をして帰宅。ビールを飲みながらロバート・アルドリッチ『キッスで殺せ!』見始めるが、うとうとしてしまい途中で見るのをやめる。歯だけ磨いて寝てしまった。


04日(土)

朝7時半に起きる。8時間半くらい寝た。朝ごはん、シャワー。お弁当の用意をして外出。そして、店の前で鍵を忘れたことに気が付く。2往復。少し前にも忘れたことがあったな。梅雨開けろ。

最近出雲で句読点さんとお話したり、三鷹の水中書店さんが来てくださったり、宮城の某古書店で勤務経験のある佐藤さんと東京で飲んだりと、古本屋さんと話をする機会が多い。当たり前だけど、経営のスタイルはそれぞれ全く違っていて(YOMSも違う)面白い。15年前は自分がこんなに経営に興味を持つような人間になるとは思っていなかった。古書ワルツさん、徒然舎さん、馬燈書房さんが相次いで店舗営業終了の発表をされた時には驚いたけど、自分なりにコツコツ積み重ねていけたらと思う。

店に荷物を置いて南へ。長新太『ユーモアの発見』読み始める。ノートにドローイング1枚書く。その後作業部屋へ行き、絵を改良。なんとか完成。

開店。発送準備など進める。先日自作の小説や詩を持ってきてくれたお客さん2人が来てくれて、お話する。その後みくさんや辻さん来てくれて、映画や文学フリマなどの話。みくさんに山内さんインタビューを印刷して渡す。『昭和50年 高松商店街展望』が久々に入荷したので品出し。約半世紀前に出版された、商店街の当時の写真や戦前の高松のいろんな話が収められているとても楽しい本。いかにも1975年な表紙が良い。instagramをチェックしていたらしきお客さんが早速ご購入された。

閉店後、残業してアルバイトにネット出品してもらうための本を準備。思ったより時間がかかる。そして、意外と出せる本が少ない…。

本を発送して帰宅。ヨーグルトにブルーベリージャムを入れて食べる。風呂。『ユーモアの発見』少し読み進めて寝る。


05日(日)

朝7時半に起きる。朝ごはん、洗濯。梅干しの入った瓶を割ってしまう。ガラスのかけらが梅干しに入ってしまい、丸ごと捨てる。最近不注意が多い。メッセージを一つ返信。実家からトウモロコシが送られてくる。

外出。店に行き、ネット出品用の本の準備や均一本の補充など。最近は均一本がよく売れている。アルバイトO君来て作業開始。雨がそこそこ降っている。

開店。減っていた絵本などの品出しを進める。発送準備。一昨日持ち込み分の本の査定完了。夜にインタビュー記事のnoteへの転載作業を進める。無事公開。O君に店の移転作業手伝いに関する確認をとる。パソコン音楽クラブ柴田さんのソロアルバムとても良い。

帳簿付けは翌日にまわし、本を発送してスーパーに寄り帰宅。シャワーを浴びて、韓国のりと冷奴をつまみにビール。柴田さんのアルバム聴きつつ『ユーモアの発見』読み終え、楳図かずお『洗礼』読み始める。ドロドロと情念の渦巻く話で、思ったよりも破綻は少ない。1巻読み終えたところで早めに寝る。


06日(月)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べ、『洗礼』読み進める。雨がまだまだ降っている。ネットで注文したベンヤミン『パサージュ論』5巻揃いが到着。

久しぶりにまどと南へ。『洗礼』4巻途中まで読み進め、千種創一歌集『千夜曳獏』読み始める。以前一度読んだことがあるけど買い直した。新店舗では詩歌関係も充実させていきたいが、まずは自分が楽しんで読む人間にならないといけない。ノートにドローイング1枚描く。ルヌガンガに寄り、店へ。まどはぽかぽか温泉へ向かった。

開店。北川フラムさんの髪を毎月切っているという高松の理容師さんがいらっしゃり、郷土の人物や民俗学についてなど話す。博識な方。その人の生業以外の趣味の部分を知れるというのは古本屋の特権かもしれない。その後、パソコン音楽クラブのファンだというお客さんが来られる。自分のinstagramのストーリーを見てくれていたようだ。兵庫から来月香川に引っ越してくるそうで、音楽のことなどいろいろお話する。発送準備など進める。店頭買取1件。現店舗の大家さんに伝えるべきことを文章にまとめる。あきやんが来て、作ったばかりのカンデラ新聞をもらう。かわいい。こないだCenterで行われたイベントで山崎由紀子さんと話したようだ。杉浦茂の漫画をおすすめする。

今日はこれから絵を描くつもり。

2026年7月1日水曜日

アイディア出し(2026年06月29日~07月01日)

28日(日)夜

閉店後、本を発送してスーパーでビールを買い、作業部屋で飲む。キャンバスの続きをやり、1枚完成。

帰宅。風呂。腕時計用の電池が届いていたので交換。裏蓋をペーパーナイフの先を使って開け、金具をどかして電池を外す。思っていたよりも簡単にできた。映画『急に具合が悪くなる』パンフレット読む。カメラはギヨーム・ブラック作品をよく撮っている人らしい。出演していたフランス人俳優についてはほとんど何も知らなかったけど、シャブロルやガレル作品などにも出演しているベテランが多いとわかった。

まどの漫画作業が忙しいようなのでマッサージ。背中が凝っている。少し夜更かしして1時半ごろに寝た。


29日(月)

朝7時半に起きる。外は晴れていい天気。朝ごはん、お弁当の準備、洗濯。

外出。蒸し暑く、もう少しで夏が本格的に来そうな感じ。回覧板をまわし、銀行でお金をおろす。南へ。今月8日から3週間ほどの長期休業をされていてこの日が再開初日だったけど、思ったより混んでなかった。皆さん初日は混雑すると思って様子を見ているのかもしれない。『芸術文化の価値とは何か』少し読み進め、ジル・ドゥルーズ『絵画について』読み始める。

100均で消耗品を買い、作業部屋へ。昨日完成させた絵に手を加えて、もう一枚のキャンバスも進める。こちらもほぼ完成。もう何枚か、ざっくり描く感じでやってみたい。

開店。品出し、発送準備進める。砂古口さん来られ、いろいろお話。来月中旬に東京で外骨忌が行われる予定、しかし砂古口さんは事情あり行けないとのこと。まどの同人誌を買ってくれる。山内さんインタビューもお渡しした。

閉店後、サウナへ行く。いつもより温度設定が高めな気がした。よく汗をかいた。出て、コンビニでビールを買う。広場では3組くらいの若者グループがだらだらしていて良い雰囲気。少し離れたところで「自分も飲むか…」と石の椅子に座ると、黒く素早い虫が近づいてきたので退散。店に逃げ帰り、飲みながら新店舗のレイアウトなどを考える。

帰宅。まどといろいろ話してから少し早めに寝る。


30日(火)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べ、洗濯物を片づける。夜中にエアコンをずっと除湿にしていて、ノドが痛くなった。

外出。この日もまた南へ。『芸術文化の価値とは何か』続き読む。

(※不平等社会における)「アクセスの障壁」のような単純化された考え方を押しつけないことは重要だ。なぜなら障壁の反対側にいる人たちは、文化に関与していないのではなく、異なる方法で文化に関与していることが多いからだ。(p66)

特定の文化に関与していないのは問題だとする「欠如モデル」(芸術文化に関与しないのは、芸術文化に親しむ機会がなかったからだという考え方)に焦点をあてることは、文化から排除されていると言われている集団やコミュニティに見られる文化実践を無視することにつながる(p69-70)

その後、新店舗レイアウトのアイディア出し続き。思いついたとこ、気になったことをどんどん書いていく。

南を出て店へ。アイディア出し。田舎さんへ行き中華そばセットいただく。700円は安い。移転の旨お伝えする。店でCDR焼いて、またアイディア出し。その後作業部屋で絵をやる。瀬戸夏子さんのPodcastを聴きながら。

スーパーに寄って帰宅。晩ごはんは冷やしそば(大根おろし、ほうれん草、ネギ、わかめを乗せた)とカツオのたたき、ミニトマト。頭を使いすぎたのか、なんだか眠い。少し休んで風呂に入り、またアイディア出し。11時半頃に寝た。


01日(水)

朝7時半に起きる。いつもよりたくさん寝て良い気分。朝ごはんを食べ、髪を切る。いつもはまどにやってもらうけど今回は自分で切った。お弁当の準備。コーヒーを淹れ、ノートにドローイング1枚描く。『芸術文化の価値とは何か』続き。

アーティストや主催者が資金を申請する際に、自分の作品がどのような効果をもたらすかを事前に予測することを奨励することで、芸術実践のもつ強みを損なう可能性がある。(略)もっとも興味深い結果は往々にして事前に予測できない。(p66)
↑アーティスト側が自分の思考を助成金取得に採択されやすい語りへ無意識に寄せていることも多そうだ。

外出。雨が降り始める。スーパーでコーヒーを買って店へ。開店。一日雨になるようだ。連絡や発送準備など少しずつ進める。東京からの郵送買取の本が届き、内容を確認。徳島の小西さんより、まどの手塚賞受賞のお祝い電話をいただく。夜は移転に向けてのスケジュール確認など。

今日は店でもう少し作業。雨さっさと止んでほしい。

2026年6月28日日曜日

台風(2026年06月26~28日)

25日(木)夜

小雨の中帰宅。気圧のせいで頭が痛い。スーパーで買ったビールを飲みながら、買取で入っていた『文藝別冊 赤瀬川原平』を何気なく読み始める。冒頭の松田哲夫/南伸坊/山下裕二の鼎談では美學校での授業の模様や、赤瀬川の荒川修作や高松次郎への微妙な心情が伺えるエピソードなどが語られていてとても面白い。シャワー浴びて寝る。


26日(金)

朝7時半に起きる。朝方は雷混じりの強い雨が降っていた。朝ごはんを食べて読書。外出、作業部屋で絵の続き。何か決め手が足りない気がする。

開店。台風でずっと雨。さすがにお客さんは少ないが、ありがたいことに通販の依頼などが入る。品出し、郵送買取分の査定、受託商品関連の連絡などを進める。夜になって最近よく来てくださる若い男性2人が自分で書いたという小説や詩を持ってきてくれて、読ませてもらうことに。小説の話をいろいろする。

閉店後、本を発送して帰宅。風呂。ノートにドローイングを描き、本を読んで寝る。

台風が来るたびに、店(古い物件)の雨漏りの心配をしなければいけないのがストレス。移転を決めて良かったなと思う。


27日(土)

朝8時半に起きる。いつもより1時間遅く起きた。二度寝でうとうとしている時のまどろみが気持ちよかった。お弁当を用意し、洗濯物をたたむ。

外出。店に寄ってからグレコへ行き、『文藝別冊 赤瀬川原平』続き。高野慎三へのインタビューでは川仁宏への言及が多い。川仁宏は谷川雁の大正行動隊へ参加したり、美學校の設立に関わったり、現代思潮社で様々な書籍の編集を手掛けたりといろんなことをやっているけど、語られることが少ないような気がする。編集者や後見人の立ち位置にまわることが多いからか。

作業部屋で絵の続き。煮詰まって、勢いで一部塗りつぶす。塗りつぶしている時は「うわ、やってしまったな…」という感じだったけど、なんか良くなったかも。

開店。今日は街でいろいろイベントも行われているようだ。あなぶきアリーナでは今日明日と福山雅治のコンサート。アリーナができてからB’zやミスチルなど規模の大きなコンサートが多い。商店街の小売店にはあまり関係ないが。こないだの火曜にごそっとお買い上げいただいた絵本を中心に品出し。発送準備。辻さんが久しぶりに来てくれて、お互いの近況を話す。最近一人暮らしを始めようか考えているとのこと。夜にはまどかさんも来てくれた。

閉店後、本を発送し、スーパーでビールを買って帰る。飲みながら、昨日お客さんから預かった原稿を読む。気になった箇所に印をつけていく。その後、文藝別冊を読み終えて寝る。


28(日)

朝8時半に起きる。この日もいつもより1時間遅いスタート。朝ごはん、シャワー。外は晴れてきているが、気圧のせいか腹痛がひどい。もうこの日はゆっくり営業することに決める。

外出。ひとつ用事を済ませ、スーパーでおせんべいとコーヒーを買い、作業部屋で食べる。絵を進めたかったけど、途中の状態のキャンバスをせんべい食べながら眺めるだけで終わった。

開店。久々にジュノ君来てくれて話す。なんと2月に娘さんが生まれたそう。めでたい。偶然現YOMS店舗を借りる際に大変お世話になった不動産屋さんが通りかかり、移転の件をお知らせする。新店舗の家賃を伝えると「やったな!」と驚いていた。いろいろ励ましていただきありがたい。やる気がさらに湧いてきた。この日はそれほど暑くもなく、お客さんが多い。返信しそびれていたメールを返したりする(申し訳ございません)。夜に服部ご夫妻が来て少し話す。

これからまた少し作業。


2026年6月25日木曜日

下見など(2026年06月22~25日)

21日(日)夜

帳簿付けを終えて帰宅。なんだかだらけた気分。シャワー。ヨーグルトを食べて『つげ義春流れ雲旅』読み始める。写真や挿絵も多く、するすると読み進められる。


22日(月)

朝7時半に起きる。朝ごはん。台風が近づいているらしいが、今日のところは曇りで雨は降らない模様。『流れ雲旅』読み終える。徳島の祖谷も出てくる。念仏を唱えながら浸かる山形の今神温泉(湯治専門で、1週間以上滞在しないといけないらしい。現在は使われていないようだ)も気になった。

外出。作業部屋で絵の続き。まずまず良い具合に進む。対応に迷うトラブル発生。どうしようか。

開店。トラブルのせいで気もそぞろ、しかしゆっくりと品出しなどの作業を進める。

15時になり、新店舗の下見。隣なのですぐ行けるのは助かる。大家さんが持っていく家具や備品の確認をしたり、部屋のサイズを測ったりする。契約の日にちも決定。内装をやってくれる古本たかつかさんと凹ム商店の黒田さんも岡山からわざわざ来てくださり、確認や打ち合わせ。たかつかさんの本業は看板屋さんで、新店舗に今ついている看板の撤去や、現店舗についている看板照明の移設もお願いする予定。大変助かります。16時に店に戻る予定が延びてしまい、まどに店番を頼む。海外からのお客さんが来て高い写真集を買ってくれた。よかった。

店再開。発送準備、諸々の連絡などやる。高縄さんと十河さんに、以前とらせていただいたインタビューについてnoteへ掲載してもよいかとお願いのメールを送る(お二人とも快諾。ありがとうございます)。

閉店後、帰宅。トラブルは結局解決した。しかしいろいろあって疲れた日。風呂に入り、神代辰巳『赤線玉の井 ぬけられます』見る。芹明香の存在感はやはり強烈。蟹江敬三も良い。カラッカラに乾き切った抜け殻のような情念。


23日(火)

朝7時半に起きる。まどもがんばって早起き。外出して、春風堂でパンを買って瓦町駅で食べる。

志度線で沖松島へ。『芸術文化の価値とは何か』読み始める。

〈文化的価値プロジェクト〉を通して見えてきたのは、文化的価値の研究の中心に、芸術文化活動における個人の直接的体験を位置づけ直す必要があるということだ。あまりにも多くのケースで、経済や都市、健康などへのインパクトが、人々の文化体験より重視されている。(p18)

イオンシネマで濱口竜介『急に具合が悪くなる』見る。途中の長い対話のシーンは賛否が分かれるかもしれない。自分はちょっと長いような気がしたけど、ラスト近くの劇のシーンが素晴らしく、最終的に良かった。

歩いて商店街へと戻る。カンデラへ久しぶりに行き、ナポリタン。カンデラではこの日からうわのそらにあくびことあきやんの個展が開催。くまはんという熊のキャラがいろんなところにいる。食べ終えた後もジュースを飲みながらまどと移転/引っ越しの段取りについて会議。

まどと別れて店へ。品出し作業やる。お客さんが入ってきて、絵本などたくさん買ってくれて助かった。通販希望の依頼がきていた本や雑誌の発送もできた。

スーパーに寄って家に帰る。晩ご飯は梅としそであえたきゅうりを乗せたぶっかけうどん。おいしい。ウインナーやミニトマトも食べる。

一休みしてブログの更新。明日のお弁当用にサラダを作る。風呂に入って溝口健二『東京行進曲』見る。菊池寛原作。内容的になんだか食い足りないなと思ったら、101分あるオリジナル版のうち30分ほどしか現存していないらしい。ツノの演出などに1920年代らしさを感じた。


24日(水)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べて、お弁当を用意して外出。台風が近づいている(しかも2個同時に)影響で週末まで雨の日が続くとの予報。

店に行き、少し片付けなどやる。9時頃、富山からちょうど中四国をまわる用事で香川に来ている林ショップの林さんとスタッフの吉野さんが来店。林さんとは2年前の5月に行われたBOOKDAYとやまでデザイナーの高森君とイラストレーター/漫画家の堀道広さんとごはんを食べた以来。林さんは最近絵の展覧会を新潟や京都で開催されていて、そのお話なども伺う。自営業を始められる前から絵や写真などをやっていて、お店をやっている現在でも発表を続けている姿に勝手ながら共感。林さんが最近出版されたエッセイ集『うれしい出会い、あれこれ』も直納品。北日本新聞に連載された文章に書き下ろしを加えてまとめられたもの。デザインは高森君がやっている。

林ショップのお2人は広島へ。台風接近直前のタイミングで良かった。在庫整理、品出し。アルバイトO君来て作業開始。

開店。品出しなど進めていく。O君はネット出品のほか、出店用ストックの値付けなどもお願いした。店頭買取1件。アートや郷土関連が多く、大変ありがたい内容。査定額にも満足していただけたようで良かった。不動産屋とやり取り。林さんの本を品出しする。TUG BOOKS田山さんから、小豆島のご年配の方々への聞き取りをまとめた冊子『いとなみ』5部届く。これで在庫は一旦なくなったとのこと。

閉店後、O君と音楽の話などする。帳簿付けの作業をして帰宅。風呂。『うれしい出会い、あれこれ』を途中まで読んで寝る。


25日(木)

朝7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の用意。洗濯。林さんからおみやげにいただいたコーヒーを飲む。すっきりしていておいしい。『うれしい出会い』読み終える。お店で取り扱っている作家さんのことから解けかけた雪の形まで、様々な物事が淡々とユーモアも交えて書かれている。高森君のデザインも絶妙な塩梅。

十河さんが山内さんインタビューを読んだ感想をメールで送ってくれる。熱い感想。うれしい。

外出。作業部屋で絵の続き。スマホで撮影した以前の状態の絵を見返すと、なんだかこっちのほうが良いような気もしてしまう。どうしようか。

開店。この日も降ったり止んだりの一日。発送準備、品出し進める。女性のお客さんが「ポップアートの本てなかった?」とやってくる。あった。購入。聞けば息子さんが勝手に終活だと言って売ってしまったらしい。実家に置いていた本や雑誌をいつの間にか親に捨てられたという話はよく聞くけど、こういうケースもあるのか。昨日届いた『いとなみ』を品出し。

台風接近のせいか頭痛がひどい。今日は早めに帰ります。

2026年6月21日日曜日

小さな部分(2026年06月18~21日)

17日(水)夜

閉店後、山内さんインタビューの原稿データ修正作業。すぐに終わるが、まだ確認しないといけない箇所がいくつかある。

帰宅。住民税の通知書や健康診断のお知らせなどが届いている。武藤大祐・夏堀うさぎ編著『現代ストリップ入門』読み進める。シャワー浴びてスクワットとストレッチ。12時半頃に寝た。


18日(木)

朝7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。今年は去年と比べてずいぶん涼しい気がする。

外出。朝晩のスクワットの効果が少し出てきた気がする。銀行でお金をおろして住民税の支払い。久しぶりに丸亀町のドトールに入ってアイスカフェオレ。東京で銀座のドトールに入った時「やっぱり狭苦しいドトールに入ると東京に来たって感じがするな」と思ったけど、別にここもたいして変わらなかった。『現代ストリップ入門』読み終える。

作業部屋へ。昨日完成させたキャンバスに手を加える。100人に見てもらっても気にする人はいないであろう小さな部分に、「これじゃだめだ」と描いてる本人だけがこだわってるのって不思議だな。

開店。品出し、出店用ストック作り、発送準備など進める。山内さんと電話し、インタビュー文面の最終チェック。何部送りましょうかと聞いてみると、恥ずかしいから5部だけでいいとのお返事。ご協力ありがとうございました。みきちゃんが久しぶりに来てくれる。出産後初、2ヶ月ぶりに高松まで来たそうだ。赤ちゃんの話や、まどの受賞の話などする。香港から来たというお客さんが、野良洞さんの日中韓3か国語漫画を買ってくれた。うれしい。

閉店後、本を発送してコペンハーゲンに行く。この日は自分ひとりだった。おでんなどをつまみながらビール。移転後に業務の流れをどう変えていくか考える。どうしても自分でないと先日公開されたju seiのインタビューを読む。2人の長い関係性がいかにあの複雑な曲たちを作る上で血肉になっているのかがよくわかる内容で、とても良かった。山本精一さんがju seiの新しいアルバムを聴いて「James Blakeを初めて聴いた時のことを思い出した」と言っていたそうだ。

国民投票法改正法案が可決されてしまった。小川淳也(香川1区)が党首の中道改革連合は、法案に賛成した模様。もうどんな法案でも通ってしまいそうな勢い。暗い気分になる。

帰宅。シャワーを浴びて寝た。


19日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはん、洗濯、お弁当の準備。まどはまんが王国とっとり賞の授賞式のため、今日明日とまた東京へ。まどの淹れてくれたコーヒーを飲みながら温又柔『台湾生まれ、日本語育ち』読み始める。まだ序盤だけれど、とても良いエッセイ。温さんは今度ルヌガンガに来られるようだ。

外出。郵便局で発送。作業部屋に行きキャンバスの続き。良いとこまできたけど、少し様子を見ることにする。

開店。発送準備、出店用ストック作りなど進める。CDRを焼いたりもする。

閉店後、ルクスでやっているイベントへ。この日はイタリアのアーティストBROSHUDAがゲスト。ノイズ/インダストリアルな出だしからJukeやダブテクノ的な展開もあり、とても面白かった。

帰宅。シャワー浴びて寝る。微妙に蒸し暑く、何回か起きた。


20日(土)

朝7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。洗濯物がまだ湿っぽい。

早めに外出。グレコに入って『台湾生まれ』続き読む。その後、作業部屋で絵。一旦完成させた絵の改良を済ませて、新しいキャンバスを2枚同時に進める。まずまず良い感じ。

開店。雨が降ったり止んだりの一日。午後の早いうちはけっこうな量が降っていた。市が主催の(といっても、実際に企画していたのは下請けの企業らしい)本屋めぐりという企画も行われていたようで、お客さんは多い。ここのところ国内外の観光客も増えてきた気がする。夜には前から補充したかった創元推理/SF文庫をたくさん品出しできた。

閉店後、午前中に進めた絵を写真に撮る。スーパーに寄って帰宅。まどもちょうど東京から帰宅したところだった。受賞式の様子など聞く。『隙間』の高妍さんともたくさんお話できたようだ。きなこヨーグルトを食べ、風呂に入り、本を読んで寝る。

ここ2年くらい、仕事終わりに作業するのがもうしんどくなってきた。以前は仕事を終えてから1時間本を読んで、それから絵を少し描くくらいはやっていたけど。これが加齢か。


21日(日)

朝7時半に起きる。朝ごはん、読書。『台湾生まれ』読み終える。これはエッセイだけど、温又柔さんの小説も読んでみたい。洗濯。押し入れにしまっている読み終わった本の結束。少しずつ進めていこう。体操、スクワット。

外出。スーパーに寄って店へ。外から店の中を伺っている人がいるなと思ったら川田さんだった。いつものように本や映画の話。ジョン・ヒッグス『ザ・ビートルズ vs ジェームズ・ボンド』がとても面白いという話から、『ターミネーター』や『バックトゥザフューチャー』に出てくるエアロビの話など細かいところまで、いろんな話題をつなげて面白く話してくれる(興味のある方は川田さんの書いている『映画をつなげて見るブログ』を読んでみてください)。

開店。この日は品出しはあまりせず、発送準備と在庫整理をした。途中まどが来てくれたので、発送をお願いする。山内さんインタビューのフリーペーパーができたので、印刷して発送準備。以前インタビューさせていただいた高縄さんと十河さんにも送る。SNSでも告知。閉店間際に海外からのお客さんが来て、zineなどたくさん買ってくれる。こないだ香港から来たお客さんは日本語がけっこうわかる人だったけど、今日は欧米から来られた流暢な英語を話すお客さん。しどろもどろになりながらもなんとかやり取り。たまたまかけていたKath Bloomに反応してくれてうれしかった。

今日はこれから帳簿付け。絵も描けるかな。

2026年6月17日水曜日

やや浮上(2026年06月13~17日)

12日(金)夜

閉店後、本の発送。セット出品していた段ボール1箱の発送は明日にまわす。とにかく疲れた。

帰宅。荷物を片付け、風呂に入る。まども東京から無事に到着。懇親会の時にみんなとどんな話をしたかを報告する。早めに寝た。


13日(土)

朝7時半に起きる。このところ寝つきのよくない日が多かったけど、この日はさすがによく眠れた。朝ごはんを食べ、洗濯とそうじ。肉を焼き、にんじんのサラダを作る。

外出。スーパーに寄って店へ。段ボール一箱発送。作業部屋の片付け。今日明日はアルバイトO君が来てくれて作業。

開店。ゆっくり査定など進める。鼻の奥のあたりが微妙に痛く、のど飴をなめる。風邪だったら嫌だな。大三君や仲俣さんが来てくれる。この日はミスチルがあなぶきアリーナで、LUNA SEAがレグザムホールでコンサート。商店街への客足の影響はあっただろうか。

閉店後、本を発送。ルクスで生物さんがイベントをやっていたけど、体調が思わしくないのですぐに帰る。風呂。きなこヨーグルトを食べて早めに寝た。


14日(日)

朝8時に起きる。昨日よりは具合が良くなったけど、頭がぼーっとする。体温を測ってみても平熱。まあ仕事には行けそう。朝ごはん、洗濯物の片付け、お弁当の準備。田中六大さんの『六大日記 人という字』読み終える。面白すぎて何度か声を上げて笑う。前澤友作が宇宙へ行った日に家のトイレが詰まったという話が特に良かった。

外出。スーパーで買い物をして段ボールをもらい、店へ。O君来てくれて作業スタート。店の引っ越しに向け、在庫の本を結束/箱詰めしてもらっている。その後ネット出品作業へ。店頭買取2件。山内さんインタビューのフリーペーパー原稿データが完成。これから送って確認してもらう。今月中にはできるだろう。メールで大学教授の方より出張買取の依頼あり。あさって火曜日に行くのは体力的にしんどいので、23日はどうでしょうと提案する。

閉店後、O君と映画や音楽のことなど話す。本を発送して帰る。風呂。アロエヨーグルト食べる。藤枝静男『ヤゴの分際』読み始め、早めに寝る。


15日(月)

朝7時半頃に起きる。のどの痛みはあるけど、だるさはほぼなくなった。まどと車に乗って空き地に停めたら、うちのぬいぐるみが何匹か生息していて驚く…という夢を見た。朝ごはん、洗濯、お弁当の準備。読み終えて押し入れにしまっていた本を少し結束しておく。

外出。南は現在休業中なのでグレコに入り、『ヤゴの分際』続き。まったく派手な文章ではなく、むしろ病気の話題が多いので若干陰鬱な雰囲気だけれど、淡々とした滋味深さを感じる。アイスコーヒーにガムシロップを入れすぎて、少し気持ち悪くなる。作業部屋でピエール・アンリ聴きながらキャンバスの続き。

絵を描く時間をもっと作るには古本屋の仕事を効率よく進めていかなければならず、そのために業務の流れの見直しが必要。自分ひとりでやれる規模は既に超えているし、今後規模が縮小していくとも考えにくい。移転が良い機会になればいいんだけど。

開店。ゆっくり品出しと発送準備。ほか諸々の連絡や、TSUTAYAで借りたCDをRに焼いたりなど。店頭買取1件。昨日メールのあった出張買取依頼は結局来月店頭まで持ってきていただけることになった。ありがたい。

閉店後、本の発送。スーパーでお酒とつまみを買って、作業部屋で1人で飲む。少し読書。映画を見ようと思ったけどやめた(気がする。Wi-Fiが弱かったような)。帰宅。風呂に入り、『ヤゴの分際』読み終えて寝る。


16日(火)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べて、ノートにドローイング1枚描く。午前中はコーヒーを飲みながら読書。武藤大祐・夏堀うさぎ編著『現代ストリップ入門』読み始める。ストリップは今まで道後と小倉とで2回見た(道後は四国唯一、小倉は九州唯一の劇場)。エロ無しでは成立しないために芸術として語られることはあまりなく、しかし秩序は保たれていて、踊り子さんごとの美意識はきちんとある。不思議な表現/芸能。昼ご飯はキャベツとツナのパスタ。

外出。気温は普通だけどなんだか頭が痛い。店に行って少し在庫整理と品出し。2時間ほどやってから作業部屋で絵の続き。3時間弱くらいかけてやっとキャンバス仕上がる。途中山内さんからフリーペーパー修正箇所について電話あり。念入りに読んでくださっている。

スーパーで買い物をして帰宅。料理。味噌汁、エリンギバター醤油、サラダ作る。肉を焼いて晩ごはん。ビールも飲む。東京から手塚賞トロフィーなど届く。重い。立派なトロフィーだ。

洗い物をして、吉村公三郎『夜の素顔』見る。新藤兼人脚本。京マチ子、若尾文子主演。光の演出や構図は見事だけど、自分はこういったドロドロした話を引いて楽しむことがなかなかできず、普通に暗い気分になってしまう。浪花千栄子のうざったいばあさん役がはまっていた。

風呂。最近下半身の筋肉の衰えを感じるのでスクワット。また少し本を読んで寝る。そこそこ自分のことを進められた一日。


17日(水)

朝8時に起きる。熱い風呂に入ったおかげでぐっすりと眠れた。朝ごはん、洗濯、お弁当の用意。

外出。作業部屋に行き、在庫整理作業。アルバイトO君来て、新しい作業手順を少し教える。開店。発送準備、ブログ更新、品出しなど。不動産屋から電話あり、来週月曜午後に物件を下見できることになった。設備の確認も細かくやるとのこと。内装を頼もうと思っている知人に連絡すると、遠方にも関わらず来てくれることになった。ありがたい。

今日はこれからフリーペーパーの修正作業。

2026年6月12日金曜日

贈呈式(2026年06月10~12日)

10日(水)

朝に高松を出発、飛行機で東京へと向かう。道中、油井正一『ジャズの歴史物語』読み終える。

アルバート・アイラーの《ゴースト》をきいた人は皆「カリプソ」のようだという。アイラーの音楽は「先祖がえり」の典型的な一例だ。彼はアメリカに生まれ育った黒人だが、血に忠実な彼の音楽は、西印度諸島を経てアフリカにつながる驚異の逆ルートを展開してみせるのである。(p432-433)

12時半頃に東京駅に到着し、コインロッカーに荷物を預けてそばを食べる。まどは自分と別行動で新幹線で東京へと向かい、こちらに到着してからも取材があるためほとんど単独行動。お茶の水へ行き、加瀬透君も以前個展をやっていたThe Whiteというギャラリーへ。現在はグラフィックデザイナー高田唯さんの個展が開催中。壁にカッティングシートで大きな人物が描かれている。

地下鉄と小田急を乗り継いで経堂へ向かう。電車内で郡司ぺギオ幸夫『時間の正体』読み始める。駅からほど近い場所にあるゆうらん古書店さんへ。海外文学、映画、音楽、芸術などなどとても充実した品ぞろえ。CD(ジョンのサンのCDも置いている)やレコードもあり、時間をかけて隅々まで見てしまう。背表紙を追っているだけでこちらも同業者として気合が入る。前々から欲しかった岡田則夫『SPレコード蒐集奇談』が定価よりも安く手に入ったし、クラリッセ・リスペクトル『ソフィアの災難』も買えた。他にも欲しい本がいろいろあったけど我慢。

新宿、ユニオンに行く。6階のオルタナティブ館から見て降りていき、Phantasiaというアメリカのサイケバンドや、ペリー・ヒベイロ、ジャクリーヌ・タイエブなど買う。その後中古センターに行き、サブー・マルティネスや50年代イギリスのカリプソコンピなど。

学芸大学へ。サテライトレコードへ行き、4枚千円のCDコーナーから選んで購入。ギャラリー『準備中 五木』にて行われている友人神田さんの個展へ。神田さんはプログラミングを仕込んだ数台のノートパソコンやタブレットなどを使った即席のインスタレーションのようなライブをやっている人で、今回はモーターや牛乳瓶、自作キーボードなども絡めた展覧会。数日にわたって行うのはやはり調整が難しいようだけど、普段ライブハウスなどでやることの多い神田さんがこういうことを行う機会は貴重だろうし、見れて良かった。びきさんやなでさんとも久しぶりに会っていろいろ話せた。まどもここで合流。

まどと新宿へ行き、西口のぼるがという焼きとん屋へ。良い雰囲気。串、野菜サラダ、ポテトなど食べる。思ったよりすぐお腹いっぱいになった。

ホテルに着。シャワーを浴びて荷物の整理。少し早めに寝るが、何回か目が覚めてしまった。


11日(木)

朝7時頃に起きる。ホテルのビュッフェでモーニング。周りの方々はけっこうもりもり食べているが、自分たちはパン、グラノーラ、フルーツ程度でお腹いっぱい。

近くのドトールに入り、まどは手塚賞贈呈式スピーチのための原稿作り、自分はドローイングや読書。

セルバンテスが存在者であるから、ドン・キホーテの冒険譚は過去に書かれた、というわけではない。セルバンテスが書いたという出来事に対して、この私という存在者が、現在を開設している。だから、セルバンテスが書いたことは過去となる。出来事に対して、「私」が接続される。(『時間の正体』p127)

ホテルに戻って、着替えて一人で出る。有楽町駅のロッカーに荷物を預けて亀有へ。『ラッキー二号店』という喫茶店に入ってまた読書の続き。その後、15分ほど歩いてSKWATという高架下にあるアートスポットへ。twelvebooksが卸しているアート/デザイン関連の洋書や、中古レコードなどが販売されている。現在はArt into Lifeよりリリースされた塩見允枝子のLP/CDに関連して、フルクサス関連の資料が展示されている。予想以上に規模の大きな施設でつい長居。

The Authentic Apartmentというカレー屋さんに行くが、出店で臨時休業中だった。残念。Golden Crownという南インド料理店でマサラドーサランチを食べる。ドーサは初めて食べたけど、クレープ状の生地にスパイスで味付けされたマッシュポテトが巻かれていて、それをナイフで切ってカレーにつけて食べる。おいしい。量もちょうどよかった。

地下鉄で日比谷駅まで行き、有楽町朝日ホールで手塚賞贈呈式。まどのお姉さんと会うのも久しぶりだった。まどは数日前からスピーチの件でかなり緊張していたけれど、話ぶりも堂々としていたし、今までの漫画作品を貫いている核の部分をうまく言葉にできていたなと思う。児島青さんとかわじろうさんのスピーチも素敵だった。自分は贈呈式が終わったらさっと帰ろうかと思っていたけど、しやさんやメグさんなどみんな懇親会にも行くというので自分も行くことにする。現在マガジンハウスにいるダブ丸とも10年以上ぶりにしゃべった。まさかこんなところで会うことになるとは。これもまどのおかげ。岩明均先生とまどが話す瞬間にも立ち会えて感無量だった。

まどはいろんな人との挨拶で忙しそうだったので、ささっと出る。ロッカーから荷物を出して着替え、南阿佐ヶ谷へと向かう。移転後のポポタムに初めて行った。この日は福島から東京へ出てきたばかりのグラフィックデザイナー佐藤豊さんが店番をしていて、いろいろお話をしつつ商品を見る。中古コーナーよりジョナサンリッチマンのCDと金井美恵子の文庫本を購入。その後電車で新宿まで移動して、ベルクで飲み食べ。佐藤さんは古書店での勤務経験もあり、いろんな話ができて楽しい。なぜか共通の友人知人も多い。

バスに乗り高松へ。


12日(金)

朝8時半ごろ高松駅に到着。ちょうど高徳線の電車が行ってしまったところで、このまま店に行くことにする。まどはまだ東京で、漫画家友達とカラオケへ行くことになっているそう。

皇帝に入ってモーニング。『時間の正体』読み終える。途中の集合論や量子論(ということでいいのかな)の話題が自分には難しすぎて飛ばしてしまったけど、面白い部分も多かった。レターパックを買い足して店へ。少し作業。

開店。発送準備、ブログ更新などを進める。この日ルヌガンガでトークのヤマザキOKコンピュータさんが来てくれる。今は神戸にお住まいのようだ。香山哲さんともよく会っているそうで、いろいろお話を聞く。もう高松滞在は3日目とのことで、自分のまだ行ったことのない喫茶店を教えてもらったりもした。店頭買取1件。持ち込みさらに1件。夜はたまった疲れが出た。

今日は早めに帰ります。