2026年7月16日木曜日

そわそわ日記(2026年07月13~15日)

12日(日)夜

閉店後帳簿付けをやり、不燃ゴミをまとめる。グッズ製作会社のホームページをいろいろ見る。来年頭はYOMSの開業10周年なので何かグッズを作ろうかとも思うけど、いまいちアイディアが固まらない。

帰宅。風呂。『彷書月刊』2008年8月号読む。特集は『満洲の雑誌メディア』。満洲では日・中・蒙・露と様々な言語の雑誌が発行されていたようだ。大連で発行されていた『女性満洲』という雑誌は、日本では高知県立文書館にのみ所蔵されているとのこと。


13日(月)

朝6時起き。早起き成功。ご飯を食べてお弁当を準備し、早速外出。店に行って不燃ゴミを出す。南に入り、『彷書月刊』読み終え、蟹の親子『モチベーション』読み始め、ジル・ドゥルーズ『絵画について』続き読む。ノートにドローイング。

要するにあなたは頭の中に何もない状態で書くことはない。頭の中はたくさんの事で充満しています。頭の中では、ある意味で全てに価値があり、つまり良い考えもあれば、容易なもの、既成のものが同じ平面にありもするのです。書くという活動によってあなたが行為に移るときにだけ、この奇妙な選択が行われ、あなたは行為そのものになります。話すことについても同じことが言えるでしょう。(『絵画について』p70)

銀行にお金を預けて店に行く。在庫の本の結束作業。ついでに店にすぐ出せそうな本を何冊か見繕う。買い取ったことを完全に忘れていた本もある。

開店。今日明日と高松の予想最高気温は36度。早くも身の危険を感じる暑さだ。この日はネット出品していたものがよく売れて、発送準備をずっとやっていた。夜にまた少し結束作業。辻さんが来てくれて少し話す。ZINEの原稿ひとつ間に合ったそうでよかったよかった。

閉店後、早めに家に帰る。シャワー。韓国映像資料院のYouTubeチャンネルで無料公開されているイ・マニ『黒髪』を見る。画面の陰影も濃いノワール映画。しかし人間のドロドロとした情念が込められているところは韓国ぽい感じもするし、日本のある種のロマンポルノぽい感じもある。『絵画について』少し続き読んで寝る。


14日(火)

朝7時半に起きる。ご飯を炊き忘れていて、朝ごはんはグラノーラ。食べながらセルゲイ・エイゼンシュテイン『Romance Sentimentale』見る。1930年の作品で、セリフはない。冒頭の倒れる木と波のカットが交互に出てくる場面、中盤の画面いっぱいに横たわる犬が印象的。

少し本を読むが、なんだか気持ちが落ち着かないので出る。南に入り、『絵画について』続き。ノートにドローイングも描く。1時間半くらいいた。

こがねでうどんを食べて、店へ。在庫整理と本の結束。少し休憩を挟んでから、倉庫の隅っこに固めて置いていた木材類の確認。案の定、再利用するにも厳しい状態のものがたくさん見つかる。ラップで巻いてまとめておいた。

サウナへ行く。いつもは60分のところ、この日は90分。ゆっくりした。

店に戻り、メール返信。まどと合流してよって屋へ行く。2人で夜に外食するのも久しぶり。骨付き鳥、餃子、はまち刺など食べる。どれもおいしい。お酒はやめておこうかと思っていたけど、結局ハイボール2杯飲む。

コンビニでアイスを買って、食べながら帰る。家で読書。なんだか落ち着かない。早めに寝落ちする。

アメリカの抽象表現主義、それはオール・オーバーなのです。それが意味するのは、線はある末端で始まるのではなく、潜在的に始まり、ずっと前に始まっていたということです。絵は、始まりも終わりもない線から可能なものを捕獲します。(『絵画について』p159)


15日(水)

朝7時半に起きる。良く寝た。朝ごはんを食べ、弁当のおかずを作る。卵焼きと根菜の煮物。ウインナーとアスパラガスを炒める。洗濯。本の結束。鍵の受取は明日、やはりそわそわしてしまう。

外出。スーパーで飲み物とお菓子を買って店へ。そうじして開店。早速店頭買取2件。8月と10月に参加する古本市に関しての連絡。山内さんが久々に来店。石川淳や吉田健一、加瀬亮の話などをする。加瀬亮は吉田健一の文章が好きらしい。発送準備など進める。通販のご依頼も1件入る。明日のリサイクル業者立ち合いが1時間半ほど後ろ倒しになり、よって開店時間もずらすことに。不要な什器をできるだけ持って行ってもらえたらいいけど、どうなるか。太陽の眼のお二人が来て、予定しているイベントやYOMSの移転のことなど話す。高知のお店情報も教えてもらった。

今日は早めに帰ってゆっくり休む。

2026年7月12日日曜日

普通電車(2026年07月09~12日)

08日(水)夜

閉店後、本の発送。店レジで少し休む。絵の梱包をやろうと思っていたけど、営業時間中に結束しておいた本の整理をしてこの日は終わりにした。

帰宅。とうもろこし、ヨーグルト食べる。風呂。古井由吉/大江健三郎『文学の淵を渡る』続き読んで寝る。


09日(木)

朝7時半に起きる。朝ごはん、洗濯、お弁当の準備。まどがコミックビームに連載している『やってくる』の3話を見せてもらう。2話が掲載されるビームは明日の発行。通常の発売日は毎月12日だけど、お盆進行の関係か今月は少し早いようだ。

外出。南に行こうか迷ったけど、4階作業部屋へ行き絵の梱包をやる。真夏はエアコンをつけていても厳しいくらいの暑さになる4階も今の季節ならまだ全然やれる。以前描き上げたはずの絵を見返してみると手を入れたくなってしまう。近々また平尾君にお願いして絵の撮影もやる予定。

開店。発送準備、品出しなど進める。郵送買取についてのやり取りや、借りたCDをRに焼いたりもする。ミステリ作家の森晶麿さんが来店、今度オルネの中のTSUTAYAで企画するという海猫沢めろんさんとの対談イベントのチラシをいただく。いろいろお話。小山田浩子さんが朝日新聞に書いた文章をネットで読む。自在な書きぶりだけど論点はぶれないのがさすがだ。

閉店後、スーパーに寄って帰宅。シャワーを浴びて、ビール飲みながらロイド・ベーコン/バズビー・バークレー『フットライト・パレード』見る。ジェームズ・キャグニーの動きのキレの良さ。バークレー演出によるミュージカルシーンと豪華なセットは言わずもがなだけど、1933年は他に『四十二番街』と『ゴールド・ディガース』も公開されたようで、そのハイペースぶりにも驚く。


10日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の用意。洗濯物を畳む。まどが温泉へ行きたがっている。街中にもサウナはあるけど男性専用。女性も利用できるサウナ施設があればいいのに。

外出。南に入り、ノートにドローイング。『文学の~』続き読む。その後作業部屋でキャンバスの結束や画材の梱包など。粗大ゴミとして捨てなければならないもの(謎のテーブルとか)もいくつかある。

開店。品出しをしつつ、本を紐で縛ったり、アルバイト作業用の本を準備したりする。ヤンフーの洋輔君がライブのチラシを持ってきてくれる。まさみさんがやるらしい。ヤンフーのチラシなどのデザインがいつも良い感じだなと思っていたけど、洋輔君がやっているようだった。

閉店後、作業部屋で絵の続き。キャンバス完成。外に出ると、いつの間にかすぐ近くに街灯が一つ増えていてとても明るい。本を発送して帰宅。通販していた、ジョンのサンの吉川さんがイラストを描いたTシャツが届いていた。シャワーを浴び、本を読んで寝る。


11日(土)

朝7時半に起きる。朝ごはん、洗濯。『文学の~』読み終える。お弁当の用意。家に置いてある本をひもで結束。引っ越し後はまどの作業部屋に大きな本棚を置いて、本をずらっと並べる予定。

1ヶ月ほど県外に出ておらず梅雨が明けたというのもあって、旅行に行きたくなってきた(といっても、店をやっている身分にしてはけっこういろんなところに行っている)。香川からだと関東へは飛行機、関西へはバス、四国内の他県へは特急を使うことになり、普通電車でゆっくり読書したり景色の変化を楽しみながら目的地に向かうということが少ない。18きっぷの仕様が変わってさらに鉄道旅行の楽しさは減ってしまった。

外出。コーヒーを買って店に行き、開店。品出し、発送準備進める。店頭買取1件。暖君が来てくれる。たまたまその時半空の店員さんもYOMSに来ていて、流れで暖君がその方に何冊か本をおすすめしてくれて、売れた。前も中川さんがいた時に岡田さんが来た時があったな。この日はなんだかだらけてしまい作業があまり進まず。

閉店後、本の発送。作業部屋で以前描いた絵を少し改良する。改良しているうちにまるごと塗りつぶしてしまいたくなり、今はやめとこう、と帰ることにする。風呂。ヨーグルトを食べ、都築響一/小出由紀子『BORO』読み終える。円盤のレコブック『日本とタンゴ』再読。タンゴを積極的に聴くようになった今だと違った発見がある。


12日(日)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べ、洗濯物を片付け、お弁当を準備する。体操とスクワット。

外出。海に行きたくなる暑さ。銀行でお金をおろして国保を払う。もう国へ払うべきものはこれで全部か?稼がないと。商店街ではポケモン関連のイベントが行われているのか、人が多い。南に入り、『日本とタンゴ』読み終える。阿保郁夫が中南米の音楽を日本に広めるため様々な企画を打っていたとのこと、詳細が気になる。アルゼンチンでのタンゴの歴史ももっと知りたい。

開店。発送準備など進める。小豆島からの郵送買取が1箱届き、査定してご連絡。品出し。淡々とやったが、在庫の本の整理はそれほど進まず。買い取った本の作業をしているとなかなかそっちまで手が回らない。

シネマヴェーラで9月にイ・マニ特集をやるらしい。うらやましい。なんとなくYouTubeで検索してみると、韓国映像資料院の公式チャンネルに2本ほど日本語字幕付きのイ・マニ作品があった。後で見てみよう。

今日は明日出す不燃ゴミをまとめて早めに帰る。明日はO君がバイトで来てくれる予定。

2026年7月8日水曜日

いよいよ(2026年07月07~08日)

06日(月)夜

閉店後、本を発送して作業部屋へ。楳図かずお『洗礼』全4巻読み終える。絵を描く。新しい小さなキャンバスに塗り広げ、少しずつ足していく。

帰宅。シャワーを浴びて、千種創一歌集『千夜曳獏』続き読んで寝る。


07日(火)

朝6時に目が覚める。うとうと二度寝をしたような気もする。実家から送られてきたトウモロコシを塩茹で。食べてみたらおいしかった。洗濯。

まどと南へ。『千夜曳獏』を読みつつ、いろんな話をぽつぽつとする。ノートにドローイング1枚描く。南を出てジュンク堂に行く。本を眺めていたらいろいろ買いたくなってしまい、斎藤潤一郎『BEM』、小山田浩子『作文』、内山晶太『窓、その他』と3冊購入。

うどんを食べ、銀行にお金を預け、高松市美術館で行われている『思可牟』展へ。思可牟というのは京都市立芸術大学で学んだ香川県出身又は在住の作家で構成されたグループで、YOMSへたまに来てくれる大河原さんも参加している。

こないだ新店舗を下見してもらった古本たかつかさんから内装の見積もりが届く。頭が急に数字でいっぱいになり、逃げこむように皇帝へ入る。しかしまだどうこうできる段階ではなく、結局本を読んだ。

ironmongerさんに寄り、その後作業部屋へ。Will Longなど聴きながら絵の続きをやる。以前手を付けていまいちのまま放っておいた板にまた描いてみたらうまくいった。まどがFOOLにとうもろこしを持って行ってくれる。夕方店のレジでブログの更新。5月に録った砂古口さんへのインタビュー文字起こしも少しやる。

スーパーに寄って帰宅。サラダを作り、そうめんを茹でて、鴨のローストを薄く切る。晩ごはん。来週の木曜に新しい物件の鍵をもらう予定で、それからしばらくは改装や引っ越しで忙しくなる予定。暑い時期になってしまったけどしょうがない。アルバイトの手を借りないと厳しいが酷使するような感じになってはいけないので、謝礼や拘束時間のことをまどと話し合った。

風呂に入り、味噌汁を作る。『千夜曳獏』読み終え、増村十七『進め!白鼻進』少し読んで寝る。


08日(水)

朝7時半に起きる。最近は半袖で寝ていると朝方だけ少し肌寒いという日が多く、何をかけて寝るべきか悩ましい。朝ごはんを食べてお弁当の準備。

外出。用事を一つ済ませ、スーパーに寄って店に向かう。『進め!白鼻進』読み終え、古井由吉/大江健三郎『文学の淵を渡る』読み始める。4階にある私物のCDやレコードを段ボールに詰めていく。描き終えてそのままになっている絵もあるから梱包しておかないと。

開店。少し発送準備をして、13時から新しく借りる物件の立ち合い。キッチンが配管など含めてかなり古くなっていたようで、シンクやテーブルなどまとめて交換いただいた。ほか残置物についての確認など諸々。思ったよりも早く完了する。不動産屋さんから初期費用の請求書ももらい、早速振り込み。いよいよ始まったなという感じがする。以前お預かりした分の支払いが1件と、さらに持ち込みが1件。在庫整理をやりつつ、品出しと均一本の補充。

今日はこれから絵の梱包をやる。

2026年7月6日月曜日

スタイル(2026年07月02~06日)

01日(水)夜

閉店後、帳簿付けをして店を出る。コンビニでヨーグルト買う。帰宅。ヨーグルトを食べながら、高松近辺のリフォーム業者や粗大ゴミの捨て方などを調べる。シャワーを浴び、『芸術文化の価値とは何か』続き読む。時間のかかる本だけどとても面白い。

建物や土地が比較的永続するもので、人々やコミュニティがこれらに形づくられるということは、これらが記憶やアイデンティティの源となるだけでなく、空間そのものの支配や意味をめぐる争いの源となることを意味する。(p156)


02日(木)

朝7時半に起きる。二度寝したら8時過ぎになっていた。朝ごはん、洗濯、お弁当の準備。納豆ご飯に味付きごまと揚げ玉をかけて食べてみる。おいしい。

外出。銀行でお金を降ろし、南に入って読書。

文化セクターが経済に与える影響を測定する方法は二つある。一つは、文化セクターの経済への影響を経済的インパクト調査のような支出測定の手法を用いて測定する方法。もう一つは、計量経済学的な評価手法(もっとも一般的なのは仮想的市場評価法、顕示選考法、主観的幸福度評価)を用いて、人々が非市場的財に対してもつ価値を見つけ出し、それを金銭的に表現する方法である。(p219)

新店舗のZINE/CDコーナーの棚レイアウトを考える。こういう作業が楽しいけど、根を詰めすぎると気持ちがキリキリしてくるので注意が必要。

南を出るとトキワパーラーの吉田さんに出くわし、歩きながらしゃべる。交番がなくなってそこそこ経ちましたねという話題になり、自分はそんなに雰囲気も変わらないように感じていたけど、吉田さんはだいぶ治安が悪くなったと言っている。自分が鈍いだけなのかもしれない。

開店。店頭買取2件。郵送買取分査定了承取れ、振り込み。不動産屋やリサイクル業者と連絡をとり、スケジュール調整。鍵をもらうのはまだ少し先だけど、すぐに不用品の撤去や処分を進められるよう手配しておく。発送準備。今までのお客さんへのインタビュー3つを、note記事に転載する。100円払えばそれぞれの全文が読めるようにする予定(もちろん取材した方々へは許可をとってあります)。ウェブショップでPDFを販売していたけど、noteのほうが読みやすいという人も多いだろう。もう少しで公開できそうだ。閉店間際、Mさん来て打ち合わせ。うまく話がまとまると良いけど。

帳簿付けをやって帰宅。風呂。本を読んで寝る。


03日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはん。昨日の納豆ごま揚げ玉ごはんにさらにネギを乗せてみる。うまい。コーヒー飲みつつ読書、『芸術文化の価値とは何か』読み終える。けっこう時間がかかったけど面白かった。

外出。ルヌガンガへ行き、香山哲さんの『レタイトナイト』2巻を買う。涼子さんから、些末事福田さんが齋藤さんのことほめてましたよということを聞く。うれしい。

開店。この日はなんだかやる気が全然出ず。昨日連絡関係などたくさんやって疲れたのだろうか。店頭買取1件。閉店間際に段ボール一箱分お持ち込み。査定終わり次第また連絡ということになる。

閉店後、スーパーに寄って買い物をして帰宅。ビールを飲みながらロバート・アルドリッチ『キッスで殺せ!』見始めるが、うとうとしてしまい途中で見るのをやめる。歯だけ磨いて寝てしまった。


04日(土)

朝7時半に起きる。8時間半くらい寝た。朝ごはん、シャワー。お弁当の用意をして外出。そして、店の前で鍵を忘れたことに気が付く。2往復。少し前にも忘れたことがあったな。梅雨開けろ。

最近出雲で句読点さんとお話したり、三鷹の水中書店さんが来てくださったり、宮城の某古書店で勤務経験のある佐藤さんと東京で飲んだりと、古本屋さんと話をする機会が多い。当たり前だけど、経営のスタイルはそれぞれ全く違っていて(YOMSも違う)面白い。15年前は自分がこんなに経営に興味を持つような人間になるとは思っていなかった。古書ワルツさん、徒然舎さん、馬燈書房さんが相次いで店舗営業終了の発表をされた時には驚いたけど、自分なりにコツコツ積み重ねていけたらと思う。

店に荷物を置いて南へ。長新太『ユーモアの発見』読み始める。ノートにドローイング1枚書く。その後作業部屋へ行き、絵を改良。なんとか完成。

開店。発送準備など進める。先日自作の小説や詩を持ってきてくれたお客さん2人が来てくれて、お話する。その後みくさんや辻さん来てくれて、映画や文学フリマなどの話。みくさんに山内さんインタビューを印刷して渡す。『昭和50年 高松商店街展望』が久々に入荷したので品出し。約半世紀前に出版された、商店街の当時の写真や戦前の高松のいろんな話が収められているとても楽しい本。いかにも1975年な表紙が良い。instagramをチェックしていたらしきお客さんが早速ご購入された。

閉店後、残業してアルバイトにネット出品してもらうための本を準備。思ったより時間がかかる。そして、意外と出せる本が少ない…。

本を発送して帰宅。ヨーグルトにブルーベリージャムを入れて食べる。風呂。『ユーモアの発見』少し読み進めて寝る。


05日(日)

朝7時半に起きる。朝ごはん、洗濯。梅干しの入った瓶を割ってしまう。ガラスのかけらが梅干しに入ってしまい、丸ごと捨てる。最近不注意が多い。メッセージを一つ返信。実家からトウモロコシが送られてくる。

外出。店に行き、ネット出品用の本の準備や均一本の補充など。最近は均一本がよく売れている。アルバイトO君来て作業開始。雨がそこそこ降っている。

開店。減っていた絵本などの品出しを進める。発送準備。一昨日持ち込み分の本の査定完了。夜にインタビュー記事のnoteへの転載作業を進める。無事公開。O君に店の移転作業手伝いに関する確認をとる。パソコン音楽クラブ柴田さんのソロアルバムとても良い。

帳簿付けは翌日にまわし、本を発送してスーパーに寄り帰宅。シャワーを浴びて、韓国のりと冷奴をつまみにビール。柴田さんのアルバム聴きつつ『ユーモアの発見』読み終え、楳図かずお『洗礼』読み始める。ドロドロと情念の渦巻く話で、思ったよりも破綻は少ない。1巻読み終えたところで早めに寝る。


06日(月)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べ、『洗礼』読み進める。雨がまだまだ降っている。ネットで注文したベンヤミン『パサージュ論』5巻揃いが到着。

久しぶりにまどと南へ。『洗礼』4巻途中まで読み進め、千種創一歌集『千夜曳獏』読み始める。以前一度読んだことがあるけど買い直した。新店舗では詩歌関係も充実させていきたいが、まずは自分が楽しんで読む人間にならないといけない。ノートにドローイング1枚描く。ルヌガンガに寄り、店へ。まどはぽかぽか温泉へ向かった。

開店。北川フラムさんの髪を毎月切っているという高松の理容師さんがいらっしゃり、郷土の人物や民俗学についてなど話す。博識な方。その人の生業以外の趣味の部分を知れるというのは古本屋の特権かもしれない。その後、パソコン音楽クラブのファンだというお客さんが来られる。自分のinstagramのストーリーを見てくれていたようだ。兵庫から来月香川に引っ越してくるそうで、音楽のことなどいろいろお話する。発送準備など進める。店頭買取1件。現店舗の大家さんに伝えるべきことを文章にまとめる。あきやんが来て、作ったばかりのカンデラ新聞をもらう。かわいい。こないだCenterで行われたイベントで山崎由紀子さんと話したようだ。杉浦茂の漫画をおすすめする。

今日はこれから絵を描くつもり。

2026年7月1日水曜日

アイディア出し(2026年06月29日~07月01日)

28日(日)夜

閉店後、本を発送してスーパーでビールを買い、作業部屋で飲む。キャンバスの続きをやり、1枚完成。

帰宅。風呂。腕時計用の電池が届いていたので交換。裏蓋をペーパーナイフの先を使って開け、金具をどかして電池を外す。思っていたよりも簡単にできた。映画『急に具合が悪くなる』パンフレット読む。カメラはギヨーム・ブラック作品をよく撮っている人らしい。出演していたフランス人俳優についてはほとんど何も知らなかったけど、シャブロルやガレル作品などにも出演しているベテランが多いとわかった。

まどの漫画作業が忙しいようなのでマッサージ。背中が凝っている。少し夜更かしして1時半ごろに寝た。


29日(月)

朝7時半に起きる。外は晴れていい天気。朝ごはん、お弁当の準備、洗濯。

外出。蒸し暑く、もう少しで夏が本格的に来そうな感じ。回覧板をまわし、銀行でお金をおろす。南へ。今月8日から3週間ほどの長期休業をされていてこの日が再開初日だったけど、思ったより混んでなかった。皆さん初日は混雑すると思って様子を見ているのかもしれない。『芸術文化の価値とは何か』少し読み進め、ジル・ドゥルーズ『絵画について』読み始める。

100均で消耗品を買い、作業部屋へ。昨日完成させた絵に手を加えて、もう一枚のキャンバスも進める。こちらもほぼ完成。もう何枚か、ざっくり描く感じでやってみたい。

開店。品出し、発送準備進める。砂古口さん来られ、いろいろお話。来月中旬に東京で外骨忌が行われる予定、しかし砂古口さんは事情あり行けないとのこと。まどの同人誌を買ってくれる。山内さんインタビューもお渡しした。

閉店後、サウナへ行く。いつもより温度設定が高めな気がした。よく汗をかいた。出て、コンビニでビールを買う。広場では3組くらいの若者グループがだらだらしていて良い雰囲気。少し離れたところで「自分も飲むか…」と石の椅子に座ると、黒く素早い虫が近づいてきたので退散。店に逃げ帰り、飲みながら新店舗のレイアウトなどを考える。

帰宅。まどといろいろ話してから少し早めに寝る。


30日(火)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べ、洗濯物を片づける。夜中にエアコンをずっと除湿にしていて、ノドが痛くなった。

外出。この日もまた南へ。『芸術文化の価値とは何か』続き読む。

(※不平等社会における)「アクセスの障壁」のような単純化された考え方を押しつけないことは重要だ。なぜなら障壁の反対側にいる人たちは、文化に関与していないのではなく、異なる方法で文化に関与していることが多いからだ。(p66)

特定の文化に関与していないのは問題だとする「欠如モデル」(芸術文化に関与しないのは、芸術文化に親しむ機会がなかったからだという考え方)に焦点をあてることは、文化から排除されていると言われている集団やコミュニティに見られる文化実践を無視することにつながる(p69-70)

その後、新店舗レイアウトのアイディア出し続き。思いついたとこ、気になったことをどんどん書いていく。

南を出て店へ。アイディア出し。田舎さんへ行き中華そばセットいただく。700円は安い。移転の旨お伝えする。店でCDR焼いて、またアイディア出し。その後作業部屋で絵をやる。瀬戸夏子さんのPodcastを聴きながら。

スーパーに寄って帰宅。晩ごはんは冷やしそば(大根おろし、ほうれん草、ネギ、わかめを乗せた)とカツオのたたき、ミニトマト。頭を使いすぎたのか、なんだか眠い。少し休んで風呂に入り、またアイディア出し。11時半頃に寝た。


01日(水)

朝7時半に起きる。いつもよりたくさん寝て良い気分。朝ごはんを食べ、髪を切る。いつもはまどにやってもらうけど今回は自分で切った。お弁当の準備。コーヒーを淹れ、ノートにドローイング1枚描く。『芸術文化の価値とは何か』続き。

アーティストや主催者が資金を申請する際に、自分の作品がどのような効果をもたらすかを事前に予測することを奨励することで、芸術実践のもつ強みを損なう可能性がある。(略)もっとも興味深い結果は往々にして事前に予測できない。(p66)
↑アーティスト側が自分の思考を助成金取得に採択されやすい語りへ無意識に寄せていることも多そうだ。

外出。雨が降り始める。スーパーでコーヒーを買って店へ。開店。一日雨になるようだ。連絡や発送準備など少しずつ進める。東京からの郵送買取の本が届き、内容を確認。徳島の小西さんより、まどの手塚賞受賞のお祝い電話をいただく。夜は移転に向けてのスケジュール確認など。

今日は店でもう少し作業。雨さっさと止んでほしい。

2026年6月28日日曜日

台風(2026年06月26~28日)

25日(木)夜

小雨の中帰宅。気圧のせいで頭が痛い。スーパーで買ったビールを飲みながら、買取で入っていた『文藝別冊 赤瀬川原平』を何気なく読み始める。冒頭の松田哲夫/南伸坊/山下裕二の鼎談では美學校での授業の模様や、赤瀬川の荒川修作や高松次郎への微妙な心情が伺えるエピソードなどが語られていてとても面白い。シャワー浴びて寝る。


26日(金)

朝7時半に起きる。朝方は雷混じりの強い雨が降っていた。朝ごはんを食べて読書。外出、作業部屋で絵の続き。何か決め手が足りない気がする。

開店。台風でずっと雨。さすがにお客さんは少ないが、ありがたいことに通販の依頼などが入る。品出し、郵送買取分の査定、受託商品関連の連絡などを進める。夜になって最近よく来てくださる若い男性2人が自分で書いたという小説や詩を持ってきてくれて、読ませてもらうことに。小説の話をいろいろする。

閉店後、本を発送して帰宅。風呂。ノートにドローイングを描き、本を読んで寝る。

台風が来るたびに、店(古い物件)の雨漏りの心配をしなければいけないのがストレス。移転を決めて良かったなと思う。


27日(土)

朝8時半に起きる。いつもより1時間遅く起きた。二度寝でうとうとしている時のまどろみが気持ちよかった。お弁当を用意し、洗濯物をたたむ。

外出。店に寄ってからグレコへ行き、『文藝別冊 赤瀬川原平』続き。高野慎三へのインタビューでは川仁宏への言及が多い。川仁宏は谷川雁の大正行動隊へ参加したり、美學校の設立に関わったり、現代思潮社で様々な書籍の編集を手掛けたりといろんなことをやっているけど、語られることが少ないような気がする。編集者や後見人の立ち位置にまわることが多いからか。

作業部屋で絵の続き。煮詰まって、勢いで一部塗りつぶす。塗りつぶしている時は「うわ、やってしまったな…」という感じだったけど、なんか良くなったかも。

開店。今日は街でいろいろイベントも行われているようだ。あなぶきアリーナでは今日明日と福山雅治のコンサート。アリーナができてからB’zやミスチルなど規模の大きなコンサートが多い。商店街の小売店にはあまり関係ないが。こないだの火曜にごそっとお買い上げいただいた絵本を中心に品出し。発送準備。辻さんが久しぶりに来てくれて、お互いの近況を話す。最近一人暮らしを始めようか考えているとのこと。夜にはまどかさんも来てくれた。

閉店後、本を発送し、スーパーでビールを買って帰る。飲みながら、昨日お客さんから預かった原稿を読む。気になった箇所に印をつけていく。その後、文藝別冊を読み終えて寝る。


28(日)

朝8時半に起きる。この日もいつもより1時間遅いスタート。朝ごはん、シャワー。外は晴れてきているが、気圧のせいか腹痛がひどい。もうこの日はゆっくり営業することに決める。

外出。ひとつ用事を済ませ、スーパーでおせんべいとコーヒーを買い、作業部屋で食べる。絵を進めたかったけど、途中の状態のキャンバスをせんべい食べながら眺めるだけで終わった。

開店。久々にジュノ君来てくれて話す。なんと2月に娘さんが生まれたそう。めでたい。偶然現YOMS店舗を借りる際に大変お世話になった不動産屋さんが通りかかり、移転の件をお知らせする。新店舗の家賃を伝えると「やったな!」と驚いていた。いろいろ励ましていただきありがたい。やる気がさらに湧いてきた。この日はそれほど暑くもなく、お客さんが多い。返信しそびれていたメールを返したりする(申し訳ございません)。夜に服部ご夫妻が来て少し話す。

これからまた少し作業。


2026年6月25日木曜日

下見など(2026年06月22~25日)

21日(日)夜

帳簿付けを終えて帰宅。なんだかだらけた気分。シャワー。ヨーグルトを食べて『つげ義春流れ雲旅』読み始める。写真や挿絵も多く、するすると読み進められる。


22日(月)

朝7時半に起きる。朝ごはん。台風が近づいているらしいが、今日のところは曇りで雨は降らない模様。『流れ雲旅』読み終える。徳島の祖谷も出てくる。念仏を唱えながら浸かる山形の今神温泉(湯治専門で、1週間以上滞在しないといけないらしい。現在は使われていないようだ)も気になった。

外出。作業部屋で絵の続き。まずまず良い具合に進む。対応に迷うトラブル発生。どうしようか。

開店。トラブルのせいで気もそぞろ、しかしゆっくりと品出しなどの作業を進める。

15時になり、新店舗の下見。隣なのですぐ行けるのは助かる。大家さんが持っていく家具や備品の確認をしたり、部屋のサイズを測ったりする。契約の日にちも決定。内装をやってくれる古本たかつかさんと凹ム商店の黒田さんも岡山からわざわざ来てくださり、確認や打ち合わせ。たかつかさんの本業は看板屋さんで、新店舗に今ついている看板の撤去や、現店舗についている看板照明の移設もお願いする予定。大変助かります。16時に店に戻る予定が延びてしまい、まどに店番を頼む。海外からのお客さんが来て高い写真集を買ってくれた。よかった。

店再開。発送準備、諸々の連絡などやる。高縄さんと十河さんに、以前とらせていただいたインタビューについてnoteへ掲載してもよいかとお願いのメールを送る(お二人とも快諾。ありがとうございます)。

閉店後、帰宅。トラブルは結局解決した。しかしいろいろあって疲れた日。風呂に入り、神代辰巳『赤線玉の井 ぬけられます』見る。芹明香の存在感はやはり強烈。蟹江敬三も良い。カラッカラに乾き切った抜け殻のような情念。


23日(火)

朝7時半に起きる。まどもがんばって早起き。外出して、春風堂でパンを買って瓦町駅で食べる。

志度線で沖松島へ。『芸術文化の価値とは何か』読み始める。

〈文化的価値プロジェクト〉を通して見えてきたのは、文化的価値の研究の中心に、芸術文化活動における個人の直接的体験を位置づけ直す必要があるということだ。あまりにも多くのケースで、経済や都市、健康などへのインパクトが、人々の文化体験より重視されている。(p18)

イオンシネマで濱口竜介『急に具合が悪くなる』見る。途中の長い対話のシーンは賛否が分かれるかもしれない。自分はちょっと長いような気がしたけど、ラスト近くの劇のシーンが素晴らしく、最終的に良かった。

歩いて商店街へと戻る。カンデラへ久しぶりに行き、ナポリタン。カンデラではこの日からうわのそらにあくびことあきやんの個展が開催。くまはんという熊のキャラがいろんなところにいる。食べ終えた後もジュースを飲みながらまどと移転/引っ越しの段取りについて会議。

まどと別れて店へ。品出し作業やる。お客さんが入ってきて、絵本などたくさん買ってくれて助かった。通販希望の依頼がきていた本や雑誌の発送もできた。

スーパーに寄って家に帰る。晩ご飯は梅としそであえたきゅうりを乗せたぶっかけうどん。おいしい。ウインナーやミニトマトも食べる。

一休みしてブログの更新。明日のお弁当用にサラダを作る。風呂に入って溝口健二『東京行進曲』見る。菊池寛原作。内容的になんだか食い足りないなと思ったら、101分あるオリジナル版のうち30分ほどしか現存していないらしい。ツノの演出などに1920年代らしさを感じた。


24日(水)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べて、お弁当を用意して外出。台風が近づいている(しかも2個同時に)影響で週末まで雨の日が続くとの予報。

店に行き、少し片付けなどやる。9時頃、富山からちょうど中四国をまわる用事で香川に来ている林ショップの林さんとスタッフの吉野さんが来店。林さんとは2年前の5月に行われたBOOKDAYとやまでデザイナーの高森君とイラストレーター/漫画家の堀道広さんとごはんを食べた以来。林さんは最近絵の展覧会を新潟や京都で開催されていて、そのお話なども伺う。自営業を始められる前から絵や写真などをやっていて、お店をやっている現在でも発表を続けている姿に勝手ながら共感。林さんが最近出版されたエッセイ集『うれしい出会い、あれこれ』も直納品。北日本新聞に連載された文章に書き下ろしを加えてまとめられたもの。デザインは高森君がやっている。

林ショップのお2人は広島へ。台風接近直前のタイミングで良かった。在庫整理、品出し。アルバイトO君来て作業開始。

開店。品出しなど進めていく。O君はネット出品のほか、出店用ストックの値付けなどもお願いした。店頭買取1件。アートや郷土関連が多く、大変ありがたい内容。査定額にも満足していただけたようで良かった。不動産屋とやり取り。林さんの本を品出しする。TUG BOOKS田山さんから、小豆島のご年配の方々への聞き取りをまとめた冊子『いとなみ』5部届く。これで在庫は一旦なくなったとのこと。

閉店後、O君と音楽の話などする。帳簿付けの作業をして帰宅。風呂。『うれしい出会い、あれこれ』を途中まで読んで寝る。


25日(木)

朝7時半に起きる。朝ごはん、お弁当の用意。洗濯。林さんからおみやげにいただいたコーヒーを飲む。すっきりしていておいしい。『うれしい出会い』読み終える。お店で取り扱っている作家さんのことから解けかけた雪の形まで、様々な物事が淡々とユーモアも交えて書かれている。高森君のデザインも絶妙な塩梅。

十河さんが山内さんインタビューを読んだ感想をメールで送ってくれる。熱い感想。うれしい。

外出。作業部屋で絵の続き。スマホで撮影した以前の状態の絵を見返すと、なんだかこっちのほうが良いような気もしてしまう。どうしようか。

開店。この日も降ったり止んだりの一日。発送準備、品出し進める。女性のお客さんが「ポップアートの本てなかった?」とやってくる。あった。購入。聞けば息子さんが勝手に終活だと言って売ってしまったらしい。実家に置いていた本や雑誌をいつの間にか親に捨てられたという話はよく聞くけど、こういうケースもあるのか。昨日届いた『いとなみ』を品出し。

台風接近のせいか頭痛がひどい。今日は早めに帰ります。