2026年3月13日金曜日

高知、東京(2026年03月10~13日)

09(月)夜

閉店後、突発的に詩のフリーペーパーの原稿データを作る。ノートに書いた詩を見返してみてもそれほど完成と思えるほどのものがなく、結局途中までで終わった。手をつけられただけでもよし。

帰宅。シャワーを浴びて、着替えなどを準備して寝る。


10日(火)

この日は高知へ。軽く朝ごはんを食べて外出。8時に電車に乗り、特急しまんとで高知までは2時間と少し。大歩危あたりの景色の変化が楽しい。少しノートに絵を描いて、途中まで読んで放ったままになっていたグレゴリー・ベイトソン『精神の生態学へ』中巻読み進める。

「母の本当の気持ちはこうであり、優しさを表すメッセージの方は、母の心をそのまま示すのではなく、それとは別レベルの論理階型に属するということを受け入れてしまったら、母子の関係がもたない。結果的に、子供はメタなレベルのシグナルについての自分の理解を体系的に歪める必要に迫られる。」(p110)

高知駅着。去年の2月に土佐市へは行ったけど、高知市中心部はかなり久しぶり。小腹がすいて、駅構内のリトルマーメイドでパンとコーヒー。とさでん一日乗車券を買い、高知県立美術館へ。商店街のあたりからは少し離れている。

『高知の前衛 高﨑元尚と浜口富治』見る。北園克衛や具体と交わりながらコンセプチュアルな作品を練り上げていった高﨑と、50~60年代日本美術との同時代性を感じさせながら最終的には高知の土俗性へと回帰していく浜口とでは作風も作家性も対照的に見えるが、時系列に沿って資料と2人を中心とした作品を見せていて、とてもまとまった構成になっていた。高知の前衛詩運動(『POP』や『MES』といった当時の詩誌も展示。美術家による作品や文章も掲載されている)との協同や、詩人や芸術家たちが集まっていた高知市中心部の喫茶店の歴史にも触れられていて、興味深かった。

再びとさでんに乗り、枡形へ。パン屋さんで抹茶スコーンを買って歩きながら食べる。外骨トークでもチラシを送らせていただいた書店/カフェ/ギャラリー『十月』さんへ。本は新刊がメインのようだ。今回は古本で岡潔『情緒と日本人』を購入。後で気づいたけど、PHP文庫を初めて買ったかもしれない。お店の方にも改めてご挨拶できた。

はりまや橋まで戻り、マッシュルームレコードに行く。広い。CDもある。戦前録音のカリプソを集めたコンピレーションLPを購入。旅行序盤にLPを買う私。

ぶらぶら歩き、ジャズ喫茶『木馬』に入ってカフェオレ。絵を描く。こじんまりとした店内にコックピットのような席、良い音でジャズが流れる。席を区切るパーテーションが本棚になっていて、その中に『入谷コピー文庫』というコンビニコピーホチキス留めの冊子がたくさん入っていることに気が付く。ガサガサとあさってみると古今亭志ん朝、浅丘ルリ子、早川義夫など様々な特集があり、いろんな方が文章を寄せている。限定15部での発行だとか。お店の方に聞いてみると、東京在住で高知に所縁のある編集者の方?が発行されているそうだ。古い喫茶店や映画館、古本屋が大好きだそうで、気になったお店に置いてもらったり送ったりしているとのこと。2部送られてきたという今年の1月半ばに発行された309号(もうそんなに続いているのか)をいただき、めくってみる。漫画家の山川直人さんやYOMSもお世話になっている高知の机屋さんが文章を書いていた。高知市旭町の喫茶店『マホロバ』の方が急逝された大木裕之さんについて書いた文章も載っている。

商店街にあるサウナに行き(ゆっくり浸かれる浴槽がなくちょっと残念)、ひろめ市場へ。外国からの観光客が多い。ひろめ市場では相席になった方との交流も醍醐味とされているけどどうしようかな…と歩いていると、『やいろ亭』のすぐ近くにビールサーバーのあるU字型バーカウンターを発見。一人で飲んでいる人もいて、空いている。カツオのタタキとあおさ天を注文して持ち込み、黒ビールを注文。入谷コピー文庫を読みながら飲む。タタキと黒ビールがとても合う。市場の外でラーメンも食べた。

バスにギリギリに乗り込む。高知発の夜行バスは鳴門で一度降りて名古屋行き、東京行き、北陸行きへと乗り継ぐ形式。『精神の生態学へ』中巻読み終える。


11日(水)

朝7時前に新宿着。ベルクへ行き、モーニングを食べながら瀬戸夏子『そのなかに心臓をつくって住みなさい』読み始める。香川からやってきたまども合流。

都営新宿線で菊川へ。駅近くの喫茶店『チロル』に入り、読書と絵。『そのなかに』読み終える。きれいでかわいいお店。

複数の展覧会が同時開催中の東京都現代美術館へ。呉夏枝+梅田哲也展、ソル・ルウィット展、コレクション展と見る。天井の高い空間をたっぷりと使った展示はやはり気持ちがいい。なんだか馬鹿みたいな感想だけど、ソル・ルウィット展は実際のウォール・ドローイングと元となる指示とのインパクトの差が大きい方が効果的だろうから、やはり意味はあるだろう。呉+梅田展も空間の使い方や視線の誘導が面白かった。コレクション展はユアサエボシが自作品と作家のコレクションした作品、美術館の所蔵作品とを取り混ぜて展示していて、個展並みの見ごたえがあった。

木場駅の近くにある『しんま』で、刺身3種盛りランチ900円を食べる。慣れないセルフ形式に戸惑うが、小鉢も2つついていて、安くてボリュームがありおいしい。

地下鉄で銀座へ。気になっていたLOEWEの新しいビルなどを眺め、資生堂ギャラリーで行われている仲條正義展へ。80年代の資生堂でのパッケージやポスターデザインを中心とした展覧会。ポップな色彩がはじけている。花椿のバックナンバーも多数展示。まども楽しんでいた。

まどはKADOKAWAのパーティーへ向かい、自分は外苑前へ。ワタリウム美術館でドナルド・ジャッド展を見る。点数は多くはないものの、初期の絵画から立体、家具、ドローイング、建築図面などバリエーションに富んでいて、解説も充実していた。日本でジャッドの初個展を開催したのがワタリウムだったそうだ。偶然スタッフの方による解説も聞けた。

地下鉄で神保町へ行き、『梅の湯』で風呂に入る。小さな銭湯だけど宿無し旅を送っている身にはうれしい。

歩いてアテネフランセへ。初めて来た。上映時間40分前にも関わらず既にチケット販売を待つ列ができている。自分も並び、柳宗悦『茶と美』読み始める。今回見たのはイヴォンヌ・レイナー『パフォーマーたちの人生』という映画。レイナーはダンサーから出発してその後実験映画を撮るようになった人らしく、全然知らなかったけど、告知を見かけてカンで面白そうと思い行ってみた。登場人物(たくさんのダンサーたち)のセリフのほかにナレーションやテロップも多用され、またナレーションに対するガヤなども入り、オフショットが挿入され、パフォーマンスの記録映像なのかと思ったら不意にカメラが変な動きをしたりと、映像を支えるいろんな要素がメタ的に揺さぶられる。その揺さぶりにつられるようにほのかに流れるメロドラマ的な要素もカットアップされ、しかしそれがむしろドラマ性を補完しているようにも思えて、不思議な感動があった。しかし、3日間のみの特集上映にも関わらず通し券を購入している人が多かったな。

アテネからも近いムンド不二に行く。中に入ると偶然しわしわとmadoさんがいて驚く。これから浅沼さんも来るとのこと。tegadeteru、あったか~いさん、生物さん(いずれも人名です)が来て、話しながらいろいろ食べる。音楽イベントは昼間にやるのが最高、など。料理はどれもおいしかった。あったか~いさんが最近公園コンサートについて調べていたらしく、いろんなことを思い出した。

20時15分くらいに出る。しわしわにポルトガル料理屋で買ったというおみやげをもらった。東京駅からバス。展覧会をたくさん見た2日間だった。


12日(木)

朝6時過ぎに岡山に着き、マリンライナーに乗り換えて高松着。一旦帰ろうかなとも思ったけど南へ入り、絵を描いて読書。店へ行き、酒屋へ飲み物の買い出し。綿谷でカレーうどん。最近国内外の観光客が明らかに増えていて(中国語をしゃべっている人が多いが中国か、香港か、台湾か)、10時半くらいでも外まで行列が伸びている。店で在庫整理。

開店。2日休むと発送がたまっている。岩手の村上巨樹さんからミャンマーレコード研究冊子の増刷版が届く。表紙の色が変わっていた。神奈川県のお客さんから郵送買取が1箱届き、状態を確認して振り込み。店頭買取2件。牟礼の山内さんから、また出張買取を頼むとのお電話。借りているDVDを返さなきゃ。いろいろお互い話したいこともある。半空の岡田さんや真鍋さん来てくれる。最近半空の人達がよく来てくれてうれしい。外骨トークの宣伝でも大変お世話になった。夜は疲れてだれていたけど、少しブログの更新などをする。

逃げるように帰宅。風呂に入ってすぐに寝る。家の風呂とベッドは最高。


13日(金)

朝8時頃、まどが東京から帰ってきて自分も起きる。コミックビーム30周年記念パーティーでいろんな作家さんと会えたようだ。軽く朝ごはんを食べて、洗濯機を2回まわす。

外出、2人でこの日も南へ。ノートに絵を描き、『茶と美』読み進める。蒐集の章では柳の哲学がうかがえて面白いが、あまりに独断的でどうかと思うところも。郵便局に行き、岡山県立美術館に注文していた坂田一男展の図録を受け取る。美術館で見た時にはコルビュジェやモランディの絵画も展示されていたような記憶があるが、図録では坂田の作品のみまとめられているようだ。

開店。meza片岡さんから商品の請求書が届き、振り込み。昨日届いた村上さんの冊子分も振り込む。売っていかなければ。ブログを更新しつつ、少し品出しをしたりゆっくりめにやる。村上さんの冊子を店頭に出した。辻さんやあづささんが来て、いろいろ話す。音楽イベントを企画されているBOYS WONDERしおたさんとも少しお話した。あづささんは先日東京のGallery TOWEDで行われたグループ展に参加していて、その話なども。ちょっといろいろしゃべりすぎたかも。すみません。

今日も早めに帰ります。

2026年3月9日月曜日

9冊(2026年03月07~09日)

06日(金)夜

早めに帰るはずが、帳簿付けやブログ更新をしていたらいつの間にか時間が過ぎた。本を発送し、23時頃帰宅。クタクタに疲れている。


07日(土)

朝8時に起きる。良く寝た。着替えて外出。スーパーでお弁当のおかずを買い、店に荷物を降ろして南へ。阿部昭『散文の基本』読み終える。

「志賀直哉は独歩への共感と愛着を終生持ち続け、戦後も『窮死』を名ざして「フォークナーが黒ン坊のことを書いたものより、五十年前の独歩のものの方が段ちがいにいい」という感想さえ洩らしている。」(p178)←志賀直哉がこんなことを書いていたとは知らなかった。

堀井さんと古本さんのお家で行われているフリマへ。近々引っ越すそう。まどはMacのキーボードや木箱、自分はコピックマーカーや紙粘土を購入する。店まで運ぶ。

開店。品出し、発送準備など。お客さん多い。国内の観光の人も増えている気がする。小内光さんから新刊『スペシャル・タイム』と、以前にも扱わせてもらっていた既刊2種追加分が届く。新刊は思ったよりも大きいサイズで、活字もとても大きい。なんとなく、目を見開かされるような気持ちがする。明津設計によるデザイン。半年ほど前に仕入れた新刊のマルタン・マルジェラの本が店頭で売れる。仕入れ値は高くても「絶対に反応してくれる人はいるだろう」という本が目の前で売れるのは気持ちがいい。

閉店後も発送準備、帳簿付け。本の発送。なんだかんだで22時を過ぎる。帰宅、ゆっくり風呂に浸かる。ヨーグルトを食べ、荒川修作+マドリン・ギンズ『建築する身体』続き読んで寝る。


08日(日)

朝7時に起きる。朝ごはん食べながらテオ・アンゲロプロス『狩人』見る。3時間弱。外骨トークが終わってやっと長い映画が見れるぞと意気込んで借りたものの、結局返却期限間近で見ることになった。カメラの動きによって移り変わる構図の美しさに引き込まれていると、銃声や暴力によって遮断される。当時のギリシャの政治状況についてもっと詳しく知っていたら、より理解が深まっただろう。洗濯。あさってからの旅行中に読む本を選ぶ。いつもこの時間がとても楽しい。お弁当の準備、洗い物、洗濯。

外出。先日岡山県立美術館に通販希望の問い合わせをした、坂田一男展の図録の代金を郵便局で振り込む。送料はかかるけど、およそ半額になっていてありがたかった。

開店。この日はゆっくりペースで品出しなどやる。高知県土佐市から、『わくせい』でのイベントでもお世話になった古田さんが来てくれる。大三君もちょうどやってきたので、紹介できてよかった。今度『わくせい』に川瀬慈さんが来るそうだ。他にも桃谷君、黛さん、ネグ君など友人知人や常連さんがたくさん来てくれて、にぎやかな一日。

閉店後、早めに帰宅。風呂に入り、横山商店『はぜつぼ』を読み終える。はぜつぼは瀬戸内海の一部で使われているハゼを獲るための漁具で、口が2つ、側面の中央上部に穴の開いた独特な形をしており、民藝としての評価も高かったそうだ。宇多津や多度津でも焼かれていたとのことだけど、その辺にまだ残っていないだろうか。欲しい。『建築する身体』眠くなるまで続きを読み、寝る。


09日(月)

朝8時半に起きる。良く寝た。朝ごはん、お弁当の用意、洗濯物の片付け。コーヒー淹れて読書。『建築する身体』読み終える。

「もし有機体がすみやかに環境を取り込むことで、人間としてみずからを形態化するのであれば、そのとき有機体は、身体のみならず、領域をも、すなわち活動と影響の圏域をもふくんでいる。」(p100)

SNSで「自分を構成する9つの○○」というのが流行っていて、自分も9冊本を選んでみる。

1.北園克衛『単調な部屋』
2.ポール・ヴァレリー『ドガ ダンス デッサン』
3.イーフー・トゥアン『空間の経験』
4.パウル・クレー『造形思考』
5.小島信夫『美濃』
6.ラニ・シン(編)『ハリー・スミスは語る』
7.ロベルト・ムージル『愛の完成|静かなヴェロニカの誘惑』
8.クロード・シモン『ファルサロスの戦い』
9.グレゴリー・ベイトソン『精神と自然』

外出。最近家から店までの道の途中にできた無人販売所でバナナを買う。4本で100円。本を発送。借りていたCDやDVDを郵送返却。

開店。品出し、発送準備、均一本補充。最近大型本の図録などがよく売れてその辺が傾いていたので、まとまって入ったSTUDIO VOICEをどんどん詰めていく。イモスケさんが来て、移転後のライジンで開催するテクノイベントのフライヤーを持ってきてくれる。久しぶりにいろいろ話した。自分の作業もやろうと思っていたけど、なかなか忙しかった。

明日あさっては旅行。高知と東京へ行く。

2026年3月6日金曜日

納税、受取(2026年03月05~06日)

04日(水)夜

閉店後、本の発送。確定申告の作業を23時半くらいまでやる。帰宅。まどの『怪獣を解剖する』の8刷が決まったようだ、めでたい。少し作業の続きをやって寝る。


05日(木)

朝8時に起きる。朝ごはん、お弁当の準備、洗濯。確定申告の作業があともう少しという状態で気分が落ち着かない。

外出。店に行き、e-taxで確定申告完了。思ったよりもスムーズにいって良かった。ドラッグストアで来週の高知~東京行に備えてマスクやアレグラを購入。銀行でお金をおろして、税務署に行き納税を済ませる。まだそれほど混んでいない時期で助かった。裏金議員とか全員辞職して処罰されるべきだ。謎な中抜きだらけのプロジェクションマッピングとかよりも、保育施設、教育機関、文化財保存などにお金をかけてほしい。南に入り、ノートにドローイング。阿部昭『散文の基本』続き読む。

開店。昨日の売り上げの帳簿付け。品出しをしていく。ここのところいろんな用件が重なりあまり品出しができていなかったので、ゾクゾクしてくるほどうれしい。10年ほどが経ってもこの楽しさは薄れていないということは、やはり自分は古本屋に向いているのだろうと思う。注文していた無印の収納ストッカーが届き、CDを移す。引き出し式で取り出しやすく良い感じだ。均一本補充、一箱入れ替え。愛媛のmeza片岡さんから商品が届く。夜はTSUTAYAディスカスで借りていたCDをRに焼いたりした。

閉店後、早めに帰宅。ゆっくり風呂に入り、増村保造『氾濫』見る。原作は伊藤整。淡々と進む、緻密なドロドロ愛憎劇。派手なところはないけど、テンポよく約100分に収まっていてさすがだと思わせられる。


06日(金)

朝7時半に起きる。ここ最近割と早起きだ。朝ごはん、お弁当の準備。夕方から雨らしいので洗濯物を部屋の中に入れる。荒川修作+マドリン・ギンズ『建築する身体』続き読む。

「有機体-人間は、人になっていく潜在能力をもつが、必ずしも一人の人間になる必要もなく、一人にとどまる必要もない。有機体にとってすべては開始される。それは、場所を占めることへと向かって、不確かで一時的な構築をおこなうように進行するのである。」(p72)

外出。郵便局へ行き、本の発送と荷物の受取。荷物というのは、昨年逝去されたKurara Audio Arts店主の野界典靖さんの追悼展が昨年末に東京で行われた際に販売されたzine、Tシャツ、6枚のCDR(野界さんが選曲した音楽が収録されている)。店に戻り、在庫整理。今日はまたN君がネット出品作業をやってくれる。

開店。夕方から雨模様、しかし売り上げは悪くなかったと思う。この日は野界さん選曲のCDRをかけながら営業しようと思っていたけど、聴き始めたらあまりにもクララの雰囲気で、気持ちがざわついてしまったので止めた。品出し、発送準備。ivoryさんが来て、5月に岡山の牛窓で予定しているというイベントの話。野外でサウナもできるそうだ。ripple coffeeマルさん来て、リソグラフの話や、大坊珈琲の話など。この日もCDR少し焼く。

明日は朝から長めの映画を見るので、早起きしたい。

2026年3月4日水曜日

神戸へ(2026年03月03~04日)

02日(月)夜

22時頃帰宅。洗い物をして風呂に入り、荒川修作+マドリン・ギンズ『建築する身体』読み始める。

「生命科学の内部で、敗北主義者は、人体をいたわり介護し、あるべき人体だと思っているものへと回復させようと試みていますが、同時にそれを再形態化しようとはまったく企ててはいませんし、ひょっとしたら死を免れうるような根本的な身体の再編に思いいたることもけっしてないのです。」(p10)


03日(火)

朝7時に起きる。昨日まどが「朝喫茶店行ったりするの?」と気にしていたので、少し早めに起きることにした。しかしまどは起きてこない。先に出るよと言うと「行けたら行く」とのこと。準備を整えて先に外出、南に入る。阿部昭『散文の基本』読み始める。阿部昭の文章は本当に端正で、読んでいて気持ちがいい。

「なにゆえ彼等は小説の不可能を言い立てながら、しかもなお小説にしがみついているのだろうか。それは彼等が小説を書いて、あるいは小説を論じて生活することに関してだけは、みじんも疑いを持たない楽天的な人種だからだとしか思えない。」(p31)

レンタカーを借り、店で段ボールや台車などを積み込んで神戸へ出発。天気は小雨。飛ばし気味に行く。途中淡路島南PAでうどん食べる。ちょっとしょっぱすぎる。無料マッサージチェアがあり、無駄にくつろいでしまう。垂水JCT以降の分岐が不安だったけど、なんとか間違わずに行けた。

買取先のマンションへは12時半頃に到着。今回はまどの漫画のファンだというイラストレーター/デザイナーの方からの、「本や雑誌の整理をしようと思うのでよかったらもらってくれないか」というありがたいご依頼。某有名漫画家のアシスタントもされていたそうで、いろいろなお話を聞きつつ本を梱包していく。雨が強くなってきたが、ビニールシートをかけて運び出し、積み込み。

14時半頃に出て、元町駅近くに車を停める。以前YOMSにも来ていただいた『本の栞』さんへ伺う。DJブースもあるきれいな内装のお店。新刊メインだけど奥に古本のコーナーもある。新刊で藤本和子『リチャード・ブローティガン』、古本でニコル・ブルネーズ『映画の前衛とは何か』購入。すぐ近くの『ベア』という喫茶店でカフェオレを飲んで休憩。レトロな雰囲気だけどところどころ新しい。少し歩いて、『ハックルベリー』で早瀬優香子とDeviantsのCDを購入。偶然目に入った『金時食堂』に入る。一品ずつの組み合わせを楽しめる老舗の定食屋さん。ごはんと豚汁と唐揚げをいただいた。また車に乗り、『つかさ湯』で風呂。

神戸を出発。淡路島が濃霧と強風で、今までの運転で一番の恐怖を感じた。途中、まどからうれしい報告が届く。

店に荷物を降ろして、21時過ぎに帰宅。久々のビールを飲みながら、ジョン・シュレシンジャー『真夜中のカーボーイ』見る。ストーリーも演出も素晴らしく、文句なしの名作。


04日(水)

朝8時前に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。外出、レンタカーを返す。また南へ行く。『散文の基本』続きを少し読み、ノートにマーカーでドローイング。

店に行き、在庫整理作業。アルバイトのN君が少し早めに来て、作業を始めてもらう。

開店。この日は天気は良かったけど、お客さんは少なめ。最近はお昼よりも夜のほうが来店が多い気がする。発送準備、メール返信、品出し、在庫整理、ブログ更新をやっていたらあっという間に閉店時間が来てしまった。

今日はこれから確定申告の作業。金曜の午前中には出さないと。

2026年3月2日月曜日

やっとひと段落(2026年02月28日~03月02日)

27日(金)夜

閉店後、借りたCDをRに焼いたりする。22時頃帰宅。実家から届いていた野菜などを整理して、ゆっくり風呂につかる。ノートにドローイングを描いたり、詩を書いたり。詩のフリーペーパーも作りたい。Alt236『リミナル・スペース 新しい恐怖の美学』読み進めて寝る。


28日(土)

朝8時前に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。

早めに外出、砂古口さんのお家までトークイベント時に販売していた本の返却とお金のお渡しに伺う。お茶をいただきながら少しお話。

スーパーでお弁当のおかずを買い、店に行って荷物をおろし、まどと南へ。本を読もうかと思ったけどあまり集中できず、またノートにドローイング。油性マーカーでやってみる。次のページへのインクのシミがいい感じ。詩のノートも見返す。以前はスマホアプリに打ち込んだりしていたけど、ノートにボールペンで書いたほうが思考の痕跡が見えて良い。

ルヌガンガに寄り、本を見る。瀬戸夏子『そのなかに心臓をつくって住みなさい』購入。これは瀬戸さんの第一歌集の復刊のようだ。最近短歌をあまり読めていなかったし、見つけることができて良かった。税抜き900円という価格もうれしい。

開店。この日は忙しかったはずだけど、いまいち何をしていたか思い出せない。滞っていたあれやこれやの連絡を(リマインド含め)する。通販の依頼が入り、梱包。

閉店後、ルクスに行く。ちゃゆう君もいて、チャイを飲みながら少し話す。外骨トークのチラシの余りをもらう。店に戻り、2階作業部屋の整理。

帰宅。風呂に入り、『リミナル・スペース』続き読んで寝る。


01日(日)

朝5時半頃に目が覚めてしまい、読書。『リミナル・スペース』読み終える。映画、ネットミーム、現代美術、建築、音楽など、いろんなジャンルを横断しながら語っていて面白かった。

二度寝して、8時過ぎに起きる。朝ごはん、お弁当の準備。家賃振り込み。洗濯物をたたむ。

外出。店に行って荷物をおろし、郵便局まで本を運んで発送。チケットショップで高知への特急の切符を買う。かなり割安価格で済んだ。銀行でお金をおろす。リニューアルオープンした無印へ。田村さんへ挨拶。スウェット買う。CDを入れるのに良さそうなケースがあったので、今度また来よう。郵便局でお金を預けて、またルヌガンガへ。外骨トークのチラシはもうないようだ。注文していた大澤慶久『クレメント・グリーンバーグ』購入。話題の『知の革命家』シリーズ中の一冊。

開店。まどからまた同人誌を追加で買い入れる。この日はアルバイトN君が17時まで作業してくれた。外骨トーク冊子化に向けてのメールを送ったり、発送準備をしたり。兵庫県丹波篠山市にある古書店『八上書林』さんが来店。少しお話し、近くでご飯を食べようと思うが良いお店はないかと聞かれる。この日は日曜で多くのお店が休み。時宅も1日なので定休日だ。桃子さんがちょうど来ていたので聞いてみると『おなじみ』が開いているとのことで、ほっとした。桃子さんはこないだ外骨トークにも来てくれた。感想をうかがう。夜は確定申告の作業。

東京に行くことをSNSに投稿したらtegadeteruこと栗原さんが連絡をくれて、生物さんも一緒にご飯を食べようとなった。楽しみだ。栗原さんはいろいろ世話を焼いてくれて、いつもお世話になっている。

閉店後、本を発送して帳簿付け。ブログの更新。ripple coffeeマルさんから原稿の催促がくる。すみません。家に帰り、原稿を考える。なんとか形になりそう。

小学館のマンガワンでの問題、アメリカによるイランへの攻撃とそれに対する日本政府の見解、気が滅入ることが多い。


02日(月)

朝7時半に起きる。朝ごはん、洗濯。外出。店で確定申告の続きを少しだけやる。先月分のレシートを弥生に入力。カートを持って無印に行き、CDの収納ケースを買おうとするが、微妙に大きさが合わないことが分かってやめた。残念。偶然さくらこに会う。

開店。収納ケースは結局ネットで注文。マルさんに原稿送る、喜んでもらえて良かった。徳島にリソグラフのある宿?があるようで、そこでZINEを作るらしい。南陀楼さんの本の売り上げ金を振り込み。これでトークイベントに関連する諸々はひと段落ついたはず。品出し、発送準備。店頭買取1件。雑誌、ビジネス、文学、展覧会図録、絵本などいろいろ出せた。さまーこさんがまくたんさんと久々に来てくれた。ミクさんが来月の上映会のチラシを持ってきてくれる。働きながら毎月イベントも企画しているなんて本当にすごいなと思う。

YOMSでも『映画と感想』を扱っている多賀盛剛さんが参加している、『眠りの市場にてをわたしたちは読んで』というPDFファイルをダウンロードして印刷。正直あまり詳細をわかっていないけど、今度読んでみる。

東京のほうは花粉がすごいらしい。10、11日は高知と東京へ行く予定で、アレグラを買っておいたほうが良さそう。アテネフランセで映画見たいんだけど大丈夫かな。イヴォンヌ・レイナーというダンサー/映像作家の特集。YouTubeにダンスの動画があったので見てみたけど、一見なんてことのない動作を一定のテンポで延々繰り出していて面白かった。おそらくその場その場で次の動きを考えているんだろうけど、少しでも迷いが出たらテンポがずれてしまいそうだ。

閉店後、明日の神戸での買取の準備。本を発送して、スーパーから段ボールを拾ってくる。今回はどのくらいの量になるだろうか。

明日は9時にレンタカーを借りているので、7時半には起きないと。天気はあまり良くないらしい。

2026年2月27日金曜日

こまごま日記(2026年02月25~27日)

24日(火)夜

店を出て、スーパーで鍋の材料を買って帰宅。雨が降っている。この日は辛い鍋(鍋つゆの名前を忘れた)。甘みもあっておいしかった。

山内さんから借りていた、アルフレッド・ヒッチコック『めまい』見る。多分3度目。山内さんは先日YOMSに来た時、作風の変遷含めヒッチコックの素晴らしさを語ってくださった。風呂。ナット・ヘントフ『ジャズ・カントリー』少しだけ読んで寝る。


25日(水)

朝8時半に起きる。まだ雨が降っている。ここ最近は全然雨が降らずダムの貯水率も下がっていたので、ありがたい雨。朝ごはんを食べ、お弁当の用意。コーヒー飲みながら『ジャズ・カントリー』続き読む。

外出、店へ。在庫整理。開店。この日はウェブショップで売れたまどの同人誌の発送準備をずっとやっていた。ほか、2件控えている出張買取についてのやり取りなど。どちらも思っていたよりも早くに行くことになり、次に一息つけるのは来月後半くらいかなという感じ。やはり年度末が近づくと買取依頼が増えるようだ。

閉店後、本の発送。帳簿付け。今月~来月にかけての営業予定をお知らせし、『宮武外骨解体新書』の情報が掲載された新聞記事の画像や、当日の記録写真などを南陀楼さんと砂古口さんへ送る。ブログの更新。確定申告もやらないとなぁ。

23時過ぎに帰宅。シャワーを浴び、『ジャズ・カントリー』読み終えて寝る。


26日(木)

朝7時半に起き、朝ごはんとお弁当の準備。Alt236『リミナル・スペース 新しい恐怖の美学』読み始める。これはまどが買った本。図版が多く楽しい。序盤からブルータリズム建築に言及している。読み進めるのが楽しみ。

外出。店に行き、在庫整理作業。すごく時間がかかるかと思っていたけど、意外に早く終わった。そのまま開店。昨日に引き続きまどの同人誌の発送作業を主に進め、ひと段落つく。均一本の補充、品出し。辻さんが来てくれて、映画のことなど話す。深作の『仁義の墓場』は辻さんも好きなようだ。

次の火曜日に神戸への出張買取が決まり、レンタカーを予約。今回はなんとまどの漫画のファンだという方からご依頼をいただいた。こういったことは初めてで、うれしい驚き。関西へ行く時は高速バスで一気に大阪まで行ってしまうことが多く、神戸へ行くことは少ない。以前YOMSにお越しいただいた『本の栞』さんにも行きたいし、この機会に少しまわれたらと思う。高速のルートを調べると垂水を過ぎた後の分岐が激しい。いけるのか。

閉店後、明日の出張買取のための道具を準備。スーパーに手ごろな大きさの段ボール箱があった。本を発送して帰宅。シャワー。ヨーグルトやデコポン食べながら、ニコラス・レイ『大砂塵』見る。若い男の裏切りのシーンが泣ける。


27日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはんとお弁当の準備。最近朝家にいる時の時間が早く過ぎていくように感じる。

外出。レンタカーを借り、店で道具を積み込んで買取先の大学へ。以前にもお世話になった教授の方で、再度ご依頼いただけてうれしい。既にある程度箱詰めしてあり、1時間半程度で車への積み込みまで終わってしまう。この日の開店は15時と告知していたのでかなり余裕がある。スーパーでアイスを買って食べ、本を店に降ろし、レンタカーを返却。南で休憩。グレゴリー・ベイトソン『精神の生態学へ』中巻読み始める。

「新しい習慣ーー設定された目標にではなく、現在関わっている行為そのものの「方向性」と「価値」に目を向ける習慣」(p16)

100均でノートや消耗品を買い、銀行でお金をおろす。店に戻り、営業開始。雨模様の天気。発送準備、少し品出し。来月は高知と東京へ旅行に行く予定で、それももう10日後だ。神戸も行くし、遠出の機会が多い。東京のアテネフランセではイヴォンヌ・レイナーというフランスのダンサー/映画作家?の作品上映がちょうど行われるようで、全然知らない作家だったけどとても気になる。外骨トークで販売していた南陀楼さんの著書の梱包、ブログ更新。

今日はこれからちょっと自分のことをやる。

2026年2月24日火曜日

宮武外骨解体新書(2026年02月21~24日)

20日(金)夜

閉店後、帳簿付け。ヨーグルトを買って帰り、食べながら「外骨の復習」用の文章を考える。ネタはたくさんあるけれど、SNSで外骨を知らない方向けに紹介するとなると、どれが良いものかと迷ってしまう。


21日(土)

朝7時前に起きる。まどは明日コミティアに出展で、今日新幹線で東京へ。編集者さんとの打ち合わせもあるようだ。自分も一緒に早起きした。

「外骨の復習」投稿。今回は大正初期に謄写版で発行されていたという淫本(『金瓶梅』や西鶴など)の流行を外骨が取り上げた記事と、外骨の検閲回避の工夫を絡めたもの。朝ごはんを食べて、翌日のための「復習」の文章を練る。ここ3週間くらいこればかりやっている気がするが、こんなきっかけでもないと外骨の雑誌を積極的に見るなんてことはなかっただろう。

外出。早めに店に行き、在庫整理。明日会場へ持って行くものを早めに下におろしておく。

開店。ここ最近は土曜のお客さんの数が少なかったけど、この日は三連休の初日ということもあってか多かった。品出し、明日のイベント関連の準備や連絡。今回は割と段取りがうまくやれているような気がするが、油断できない。アーティスト/音楽家/DJの小松千倫さん来店。小松さんの音楽は以前から聴いていて、2年ほど前に東京のギャラリーで行われた3人展も見に行った。小松さんの表現は吸収から咀嚼、出力に至る道筋が非常に独特で、ネット上で情報を見るだけでも想像が掻き立てられる。今は戦前の心霊療法について調べているとのことで、何冊かおすすめする。お話できてうれしかった。夜は発送準備。明日の予約はまずまず伸びた。当日でどのくらいの方々に来ていただけるだろう。

閉店間際、お父さんと娘さんが2人で来て、熱心にデザインやファッション関連の本を見てくれたのが良かった。なんか泣けた。アイデアや明津設計の予定帳をお買い上げ。

閉店後、本の発送。明日必要なものを準備して帰宅。風呂に入り、早めに寝た。


22日(日)

朝7時半に起きる。「外骨の復習」投稿。当日朝はもういいかなと思っていたけど、昨日の投稿分が淫本がどうのこうのという記事だったので、これで終わってしまうのはちょっと…と思ったのだった。朝ごはんを食べ、荷物を整える。

外出。店に荷物を置き、くつわ堂に入る。日曜でも営業している老舗の喫茶店があるのはありがたい。ノートにドローイングを描くが、うまくいかず。ナット・ヘントフ『ジャズ・カントリー』読み始める。木島始の訳が良い。

「おれたちは、もうコードが必要じゃないところにまで辿りつこうとしてる。時間というものを言いなりにならせる新しい方法を見つけるところにまで、辿りつこうとしてるんだ。ところが、おれは、目ざしてるのがどこか、おれたち覚えてるのかどうかもはっきりわからんかった。おれは、きみたちを、きみたちとしては聴けないところにまで、辿りつこうとしてた。」(p81-82)

レンタカーを借り、店に行って荷物の積み込み。買っておいたパンで早めの昼ご飯。12時に文化会館へ横づけし、スタッフで入っている黛さんと平池さんに荷物を運んでもらう。車を停め、南陀楼さんとも合流。文化会館のホールで設営開始。近藤さんも来る。プロジェクターの設置はすぐにできたものの、照明の調節に時間がかかった。砂古口さんが来て、KSBの取材も入ったり、開場時間のかなり前からお客さんがやってきたりとドタバタ。すぐに開始時間の14時になった。

トークは南陀楼さんが綿密にタイムキープをしてくださり、2時間の間に外骨の生涯、発行物の特色、女性観、讃岐人としての外骨、など様々なトピックが盛り込まれた。外骨についてそれほど詳しくない方も詳しい方も聞きごたえがあったのではないだろうか。当日の入場も思ったより多く、ありがたかった。

終了後、お客さんへ挨拶しながら片付け。著書販売やサイン会も人だかりができていた。完全撤収の17時より少し前に終わる。車で荷物を店に移動。南陀楼さんの荷物が多いので一部郵送することに。南陀楼さんと倉敷から遠いでさんが来て、今回のトークの冊子化の件など、いろいろ話す。お客さんも少し来て、何冊か売れた。

回さんにて、10人ほどで打ち上げ。久しぶりにビールを飲む。いろいろな話が聞けた。砂古口さん次作へも意欲的だ。こういう場でのこぼれ話は面白いことが多いので一応録音もしておいたけど、会話が混雑して聞き取りづらいかもしれない。

打ち上げの途中、自分が小学5年生の頃、進研ゼミの『チャレンジ』で連載をしていた路上観察学会の林丈二さんへファンレターを書いたことを思い出した。表現には違いないがカテゴライズが難しいものや何かに没頭してコツコツ続けている人へ惹かれてしまうのは、昔からだったのかもしれない。

YOMSの前で3人並んで記念写真を撮り、解散。自分は燦庫へ行く。この日はミクさん主催の映画上映+DJイベント。PU$$Y好好さんと安田謙一さん、キングジョーさんがゲスト。安田さんは95年縛りでDJをしていて(この日上映されていた映画が95年の作品だった)、かなりめちゃくちゃだったけど面白かった。井川さんへ借りていたプロジェクターを返す。

帰宅。シャワーをさっと浴びて寝る。


23日(月・祝)

朝7時半に起きる。まども東京から帰ってきた。9時前に外出し、車で県立図書館へ行き本を返す。見逃していた四国新聞の『宮武外骨解体新書』紹介記事も確認。車を返却し、銀行にお金を預け、久しぶりに南へ。まどと合流、昨日のイベントのことをいろいろ話す。

スーパーでお弁当のおかずを買い、店へ。開店。昨日イベントといっても店の作業はできていなかったわけで、発送がたまっている。品出しも少しやりつつ、発送準備。3連休最終日でお客さんは多かった。立教大学の門田岳久さんが来られ、少しお話する。門田さんは『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学』で、宮本の佐渡での取り組みに関して多く書かれている。読んでみたい。佐渡の書店『ニカラ』のゆきのちゃんともお知り合いのようだ。夜、まどが昨日のコミティアで販売していた同人誌『採集』と、メグマイルランドさんとの合同誌『怪獣と棕櫚』のウェブショップ販売を開始。どんどん売れていき、2人の人気が高まっていることを実感する。

閉店後、ブログを書いたり、南陀楼さんと砂古口さんへお礼のメールをしたり、南陀楼さんへ送る荷物を梱包したり。23時前までやる。本を発送して帰宅。ヨーグルト食べる。シャワーを浴びて、砂古口さんの『ひまわりの迷宮 中原淳一評伝』続き読んで寝た。


24日(火)

朝7時半に起き、布団の中でゴロゴロ。まどにコミティアでの出来事などをいろいろ聞く。昨日ウェブショップへ登録した『採集』『怪獣と棕櫚』が早速完売してしまったので、追加で買い取らせてもらうことに。

着替えて外出。郵便局で昨晩梱包した荷物を発送。また南へ行き、読書。その後店へ。まどに先日出張買取を手伝ってもらった時の給料と、同人誌追加買取分のお金をまとめて支払う。昨日の営業の帳簿付け。

燦庫食堂でカレーを食べ、ナルホドで絵の具を購入。市役所裏あたりにある小さな公園のベンチに座り、『ひまわりの迷宮』読み終える。中原淳一を軸に葦原邦子、高英男、三島由紀夫、丸山明宏らのクィア性についても書かれていて、今日的な内容になっていると感じた。

また店へ。帳簿付けの続き、ブログの更新。はまぐちさくらこが来て、外骨トークの感想を伝えてくれる。

今日はこれから家で鍋。その後映画を見る。