12日夜
ぬるめのシャワーを浴びて、川端康成「山の音」読み進める。
13日
朝8時起き。段ボールをゴミに出しそびれる。最近県内の各所にセアカゴケグモが出没しているらしく心配。
美術館に行く。年間パスポート的なチケットを買った。3000円で、4回行けば元が取れる計算。さっそく「身体とムービング」展2回目見る。所蔵作品の嶋本昭三と元永定正の作品、やっぱり圧倒的なかっこよさ。中園孔二さんの作品は撮影OKだったので、今回は寄りで写真を撮りながら、下書きの線と塗りとの関係を追ってみる。画面の中心に据えられたモチーフのために引かれた線をあえて無視しながら周りを固めていった絵もあるし、下書きの線を思い出すように油絵具を塗った上から引っかいたりもしている。
開店。店頭買取1件。品出し進める。
現在徳島に住んでいるという堺友里さんが来てくれた。堺さんは絵を描いて展覧会をやったりしている。以前は東京に住んでいて、友人の平間貴大や内田百合香と同じアトリエを借りていた。しかしその頃は面識がなく今日が初対面。お互いが住んでいる街の話や美術の話をする。
堺さんと会ったこととは関係ないけど、絵を描いて展覧会をやったりしていると、たまに「あなたとは会わないといけないんです」とでも言うような迫真の表情で向かってくる人が突然現れることがある。頭の中でその人なりの必然性が渦を巻いているのが、表情を見てすぐにわかる。自分の作ったものが予想もしない作用を及ぼしているらしいということがわかって、本当に不気味な気持ちになる。その瞬間がたまらなく好きだ。
今日はこれから料理。
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