2025年1月29日水曜日

低調日記(2025年01月27~29日)

26日(日)夜

映画を見てブログを更新し、帰宅。シャワーを浴びて寝る。


27日(月)

朝8時に起きる。この日も夢見が悪く、何度か目が覚めてしまった。朝ごはん。この日は歯医者なので、いつもよりしっかりと歯を磨く。

3度目の歯医者。少し削って、型を取るだけで終了。南に入り、スケッチブックに数枚ドローイング。2、3枚描いていけばそこそこうまいくいく。田中小実昌『コミマサ・シネノート』、メルロ=ポンティ『眼と精神』読み進める。久しぶりに哲学の本を読むと頭がもみほぐされるようでとても面白い。時間はかかるけど。

「われわれが生きぬいている経験、フッサールのいわゆる体験は、なるほどそれを外から観察するものにとっては、社会的に規定され、物理的に限定されておりましょう。しかし、それとは別に、この経験が普遍的・間主観的・絶対的意味を得てくる面から、それを捉える手段もあります。そのためには、私がただこの経験を生きるに甘んじることなく、その経験の意味を取り出してこなくてはならないのであり、そしてこれがほかならぬ「形相的直観」なのです。」(p25)

八百屋でみかんと野菜を買い、店へ。開店。途中から雨が降り始める。ネット出品していた本がまずまず売れたので助かった。在庫整理、事務作業、発送準備など進める。来月11日に高知へ行く時のためのレンタカーを予約。

閉店後、本の発送。作業部屋へ。押し入れを探ってみると、昔々に焼いたCDRがいろいろ出てきた。その中からヒップホップ中心に聞きつつ、絵の続きをやる。帰宅、シャワーを浴びて寝る。


28日(火)

朝8時頃に起きる。朝ごはんを食べつつ、ロバート・アルドリッチ『カリフォルニア・ドールズ』見る。女性プロレスラーとマネージャーの男のどさ回り。汚い世界でもがき、笑い、泣き、輝く。ピーター・フォーク演じるマネージャーはやることがかなりめちゃくちゃで、普通ならすぐに愛想を尽かされてしまうのではと思うけど、最終的にいろいろあったけど良かったね!最高!となった。

スーパーで買い物をして、昼ごはんはお好み焼き。油が多かったか、若干もたれる。外出。店を経由して郵便局へ行き、手ぬぐいにイラストを提供してくれた奥田亜紀子さんへ手ぬぐい現物やうどんなどのお礼の品を発送。その後、市役所で用事をひとつ済ませる。南へ。『シネノート』読み進める。出て、ルーツに行こうかと思ってやめ、作業部屋で絵の続き。昔100円で買ったマヘリア・ジャクソンのレコードを聴く。絵はうまくいき、完成した。

帰りがけまどと偶然合流し、スーパーで買い物をして帰宅。寒い、風が強い。気分が縮こまってあまり料理する気にならないが、いつもまどにやってもらっているし、がんばらないといけない。この日は簡単なそばにした。つゆを作り、その中でほうれん草とそばをゆで、紅ショウガ天とネギを乗せる。おいしい。まどは食べ終えてすぐに漫画の作業に入っている。えらいな。ウダウダした気持ちのまま少し休み、ゆっくりと明日のお弁当のおかずを作る。キャベツと大根の味噌汁、卵焼き、春菊の胡麻和え、豚肉の生姜焼き。

風呂に入って、ビールを飲みながら読書。『シネノート』読み終え、吉村靖孝『MANGARCHITECTURE 建築家の不在』も読み終える。後者は著者・吉村氏の手掛けた建築に着想を得て7名の漫画家が書き下ろし作品を提供したもの。YOMSでも冊子を扱っているメグマイルランドさんが参加している。7名それぞれ作風も異なり、建築の特性を活かした内容の作品になっているものも多く、面白かった。その後ナタリー・サロート『黄金の果実』を少し読み進めて寝る。気分がいまいちでも本が読めないということはないから不思議だ。


29日(水)

朝4時半くらいに目が覚めてしまう。なんとなくいけそうなアイディアが思いついたのでメモ。再びベッドに入り、9時半頃に起きる。最近ぐっすり眠れないとまどにぼやくと、お酒をやめてみたらと言われる。確かに。カフェインも控えようか。警察署まで手続きに行く予定だったけど、あまりに風が強くてやめにする。電話して必要事項の確認だけやった。

開店。ゆっくりと発送準備。あまり品出しはできず。月曜に予約したレンタカーがスタッドレスなしの車だったので、雪道の運転が心配になり違う会社へ変更。最近こういう手続き関係に時間を割くことが多い。この日は寒かったけど、お客さんは思ったよりも多かった。お客さんへの声掛けを意識するうち、自分の沈んでいた気持ちもだいぶほぐれた。小売業はそれほど有名にならなくても食べていけるし、自分じゃなく商品が主役なところもいい。生業としてはこれが合っているなとつくづく思う。

今日はこれからアレの作業。

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