2025年1月23日木曜日

ざわざわ(2025年01月21~23日)

20日(月)夜

閉店後、作業部屋で絵の続き。23時半くらいまでやり、完成。こつこつやっていきたい。帰宅、シャワー。アルバイトMさんから借りていた『FirstStripGuide はじめて・ひとり・女性のためのストリップ観劇ガイド』読み終える。タンバリンを鳴らす『タンバさん』やリボンを投げる『リボンさん』、踊り子さんがお客さんと撮影した写真に貼り付けるためのシールを作る『シール職人』さんなど、様々な方々(劇場のスタッフではなく、みんなお客さんがボランティアでやっているそうだ)がいる。自分が去年行った松山市の『ニュー道後ミュージック』は、他の劇場と比べて割と安めの価格設定だったこともわかった。


21日(火)

朝8時頃に起きる。スケッチブックに少しドローイング。この日もまどと一緒にDORSIAへ。『堀口捨己建築論集』読み進める。なんだか暖かく、のんびりした日になりそう。DORSIAを出てまどと少し散歩し、ルーツに行こうとしてやめ、八百屋とスーパーで買い物して帰る。また少し本を読んで、料理。昼ご飯はほうれん草とベーコンとしいたけのパスタ。おいしい。

外出し、店で発送作業をやる。まずまず売れている。ポストまで行って発送し、店レジのパソコンでヴィクトル・シェストレム『波高い日』見る。1917年の作品。物語はごくシンプル。終盤に近付くにつれ荒ぶる海の迫力に惹きつけられる。その後、作業部屋で絵。何度か「これで完成」というところまでいったものの、なぜか展覧会には一度も出していなかった絵を改良する。今回はどうだろう。

帰宅。晩ごはんはすき焼き。野菜を切って準備する。まども帰ってきて、食べ始める。実家からこないだ送られてきた白菜と長ネギが香りも豊かでおいしい。すき焼きの写真を撮って父親に送る。少しお腹の調子が悪かったのでお酒はやめにした。

風呂にゆっくり入り、ドン・ハーディ『めだまろん ザ・レジデンツ・ムービー』見る。レジデンツのドキュメンタリー。原題は”Theory of Obscurity”(匿名理論)で、こちらのほうがかっこよく思えるけど、とっつきづらいか。ユーモアを保ちつつこれだけ長い間活動し続け、それほどブランクを開けずリリースを重ねているのはすごいことだ。

久しぶりにお香を焚いて、きなこハチミツ豆乳飲みながら読書続き。『堀口捨己建築論集』読み終え、オルダス・ハックスリー『知覚の扉』読み始める。ストレッチをして、12時を過ぎたあたりで寝る。


22日(水)

朝9時頃に起きる。ここ最近夜中に目が覚めてしまうことが多かったけど、この日はぐっすり眠れた。朝ごはんを食べ、お弁当の準備。コーヒー飲みながら『知覚の扉』続き読み進める。Mさんが作業し終わった本を持ってきてくれた。

外出。八百屋でみかんを買い、店に行ってそうじ。開店。ゆっくりと発送準備、品出しなどを進める。受託商品について再納品のお願いのメール。2月に声をかけてもらっているイベントについての連絡。閉店時間直前に発送が立て続けに舞い込んで、少し残業。

「街に抱かれる」ような感覚について考える。人ごみに紛れ、日常生活とは少し違う時間の流れに自分を浸し、孤独を癒すような行為。こういうことができるのは都会の特権だろうけど、その逆の環境であれば人間は自然に向かうのか。しかし自分は人ごみのざわざわした様子に強く「自然」や「野性」を感じる。

閉店後、本を発送し、作業部屋で絵を描く。Bernhard GunterとJeph Jermanのセッション?音源聴く。Hands ToやJermanのソロ音源のようなガサゴソした感じを想像していたら、たまに「コソッ」とか鳴るくらいで、ほとんど音が入っていなかった。阿部薫、近藤等則、吉沢元治、Derek Baileyのセッション音源”Aida’s Call”聴く。Aidaは間章か。いかにもブートっぽいジャケット。絵は30分くらいやって切り上げようと思っていたけど、意外とうまいこといき、2時間弱やって無事に完成。久しぶりに適当に色や形を乗せていくのを楽しめた気がする。いい感じだ。


23日(木)

朝8時に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。念入りに歯磨きをして歯医者へと向かう。もう2回ほど通うことになりそう。今回の虫歯は左下奥に深く根を張った親知らずが原因で、これを抜くにはもっと大きい病院へ行かないとだめだろう、とのこと。めんどくさい。

まどが南に来ていたので合流。トーストはやめにしてカフェオレだけ飲む。『知覚の扉』読み終える。まどは皮膚科、自分は店へ行き、また出て、郵便局で本を発送し、酒屋でビールとジンジャーエールを買い足す。ルヌガンガでまたまどと合流。少し打ち合わせ。トム・ルッツ『無目的』購入。

開店。昨日に引き続きお客さんが多い。客足の鈍かった先週と比べるとかなりの違い。気温の違いは大きいなと感じる。2/11に高知県土佐市の『わくせい』にて行われる、高知学芸高校美術部の生徒が作るフリーペーパーのリリースイベントを告知。これは美術部顧問の古田さん(以前yomsにもお客さんとして来ていただいている)や、ブラジルのグラフィティライターやスケーターに取材したドキュメンタリー映画『街は誰のもの?』の制作でも知られる阿部航太さんによる企画。『わくせい』は阿部さんが拠点としている場所でもある。こちらに自分は古本の販売とフリーペーパーに関するトークゲストとしてお邪魔する予定。あくまで主役は高校生だけど、いろいろ話の膨らむような素材を準備したいなと思う。夕方ごろ、大三君がお知り合いのアーティストの方を連れて来てくれる。屋島で行われているアーティストインレジデンスに参加しているガムラン奏者の方。いろいろお話した。少し自分の話をしすぎたかもしれない。反省。

発送件数も多く忙しかったけど、にぎやかで楽しい1日だった。年末に発注していたものも発送の連絡が入る。到着が楽しみだ。

今日は帰って読書。

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