2023年9月10日日曜日

平日と週末(2023年09月08~10日)

07日(木)夜

ブログを書いて投稿。家に帰って、疲れて寝てしまう。風が涼しく、だいぶ秋めいてきた。

6日の夜、佐貫さんと浅見さんと飲んだところにヒマさんも来てくれたのはかなりうれしい出来事だったなと噛み締める。自分が「絵ってほんと不思議なタイミングで完成するよな…」となんとなしに考える時、よく頭に思い浮かぶのは佐貫さんとヒマさんの絵だった。


08日(金)

朝7時頃に起きる。軽く朝ごはんを食べて料理。オクラと長芋の梅和え、豚肉と野菜としめじの辛みそ炒めを作る。まどと外出、南へ。「大江健三郎自選短編」続き読む。400ページと少しまで読み、これでやっと半分くらい。出てまどと猫のいそうな場所をまわるが、おらず。朝早い時間帯は寝ているようだ。作業部屋へ行き、本棚作りの続き。思ったよりも時間がかかる。展覧会チラシ入稿完了。

10年ほどお会いしていなかった方から、突然うれしい連絡あり。楽しみだ。

開店。この日もお客さんが多く、ネット出品していた本もそこそこ売れる。店頭買取1件。市村柚芽さんの画集「花」を品出し。これは先日出版されたばかりの本で、2020年から描かれた花の絵のシリーズと、市村さんによる詩と日記が収録されている。ハードカバー函入りのとてもしっかりしたつくり。市村さんの本のデザインはいつも浦川彰太さんというデザイナーの方が手がけている。yomsで扱っている小内光さんや富澤大輔さんの本は、浅田農さんによるデザイン。作家とデザイナーとのやり取りを、作られたものを通して継続的に感じるのは楽しい。夜になって郵送買取の件で連絡。査定金額了承とれ、お支払する。

閉店後、本の発送。ジャン=ピエール・メルヴィル「賭博師ボブ」見る。終盤、賭博に急に熱中しだすボブに「おい!なぜ今?」となるが、ラストとても良かった。見終えて、少しキャンバスを進めて帰る。外がシャワー浴びて寝た。


09日(土)

朝7時半に起きる。朝ごはん食べながらビクトル・エリセ「エル・スール」見る。タヴィアーニ兄弟の映画でもよく見たオメロ・アントヌッティが出ている。顔に差す影や、漂うたばこの煙の美しさが印象的。ストーリーは謎めいた部分が多いが、もともとは3時間の長編として構想されていたのが約半分の長さになってしまったらしい。お弁当を用意して作業部屋へ。本棚作りの続きをやる。やっと1つ完成。残りもう2つ。

開店。この日は店頭買取2件。うち1件は医学関連の専門書の買取で、一度キャンセルとなったものの、再度持ってきていただけた。買い取った本がたまってきたのでこの日はひたすらに品出し。最近は売り上げもお客さんの数も、週末より平日のほうが多いような。ちゃゆう君がキーツを買ってくれてうれしかったり、まどかさんと映画の話を少ししたりなど。

21時きっかりに閉店、早足でgoatのライブへと向かう。途中で前売りチケットを忘れたことに気が付き、ダッシュで戻る。なんとか始まったばかりのところに間に合った。会場にはたくさんの人が詰めかけていて、別に自分は運営に関わっているわけでもないのにうれしくなった。ライブ最高に良かった。神戸から来ていた蓮井さんや、みきちゃんにまどかさん、ヤマハラさんとかと話す。まみさんから「自然観察新聞」をもらう。よく知らなかったけど五色台でネイチャーガイド?をされているそうだ。ライブイベントで音楽と全然関係のないものをもらうのはなんだか楽しい。

帰宅。シャワーを浴びて1時半頃寝た。


10(日)

朝8時半に起きる。お弁当を用意してまどとまた南へ。大江健三郎続き読む。100均で消耗品を購入。作業部屋で本棚作りの続き。またひとつ完成する。

開店。お客さんは少なく、夕方から雨が降り始める。この日も品出しを進めていく。まどが参加した合同誌「もぐらホリデ~」を品出し。この合同誌に集まった11人の方々は普段モクリというアプリで作業通話をしている仲とのこと。作業しながら気を紛らわすためにおしゃべりする漫画家やイラストレーターの人はけっこういるそうだ。まどが「合同誌を作ることになったよ」と言い出してから冊子が完成するまでは相当早かった気がする。

文学フリマが来年高松で開催されるとのこと。四国では初めてらしい。盛り上がりそうだ。

今日はこれから本棚作りを終わらせて、家に帰って料理。

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