2020年6月17日水曜日

2020年06月16~17日

16日

朝7時半に起きる。定休日。

ごはんを食べて、公園でコーヒー飲みながら読書。「葛西善蔵集」読み終える。本当に暗くてネガティブで、でもどこかユーモアもある。自分を「哀しき狸」に例えて「郷里の山の中に帰りたい」ともらしたりする。思わず笑ってしまった。

久しぶりに仏生山温泉へ行く。早い時間に行ったので人は少ない。ロビーの200円均一古本コーナーに「臨済録」(岩波文庫)があったので、買う。ちょうど買い直したいと思っていたところだった。
露天風呂にはベンチがたくさん据え付けられていて、読書が推奨されている。ページがふやけそうなので、普段風呂に入りながら本を読むことはまずないけど、手の水気をふき取って、白洲正子「いまなぜ青山二郎なのか」読む。いい感じ。
風呂から上がって、食堂コーナーでカレーを食べる。おいしい。偶然マルテの近藤君がやってきた。ビールも飲む。周りにいる他のお客さんはみんなかき氷を食べている。

まだ遠出して旅行するのは気が引けてしまうので、近場に栗林公園や仏生山温泉があるのはありがたい。

ブックオフに行って、村上春樹「若い読者のための短編小説案内」買う。小島信夫、吉行淳之介、庄野潤三など、第三の新人の作家について触れている。

瓦町へ戻る。「いまなぜ~」読み終える。
MOTIFで長谷川有里さんの個展を見て、茎に花を買いに行く。めぐさんとまたいろいろ話した。
不二書店さんに行き、川端康成「山の音」、坂口安吾「暗い青春・魔の退屈」、「嘉村磯多集」(新潮文庫)買う。

帰って料理。トマトと新玉ねぎのサラダ、小松菜のおひたしを作る。
少しだけ絵を描く。

蓮井さん、堀金君、ダイゾー君と焼き鳥屋で飲む。レバーなどを生姜醤油で煮た「きも煮」がおいしい。いろいろ話す。
公園に移動して、浜吉さんも合流し、12時半くらいまで話す。浜吉さんはウーバーイーツをがんばっていて、かなり日焼けしていた。

久しぶりに休日らしい休日。


17日

朝7時半に起きる。そら豆のにんにく炒めを作る。
バーナード・マラマッド「レンブラントの帽子」読み始める。

キャンバスを進める。うまいこといかない絵が1枚、いけそうな絵が1枚。こないだ日記に「ハンバーグが食べたかったらハンバーグを描けばいい。描くものに困ることはない」みたいなことを書いたけど、いざキャンバスと向き合ってみるとそれも忘れてしまっていて、なかなか難しい。

開店。天気は下り坂で、明日から雨の予報。なんとなくだるい。
均一棚に雑誌を補充する。品出し。

「世界名作童話全集」の、「おやゆび姫」と「船乗りシンドバッド」を品出し。装幀は恩地孝四郎、表紙や本文の絵は蕗谷虹児。本文挿絵の緻密かつ流麗な線が素晴らしい。どちらも1950年発行。

まどが翌日の弁当用にと麻婆茄子を作ってくれた。最近はまどが料理することのほうが多くなってきている。ありがたい。

今日はバイト。少し本を読みたい。

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