閉店後、本の発送。量が多いため2往復。店に戻って在庫整理。家に帰り、シャワーを浴びて寝る。
25日(火)
朝7時半に起きる。まどと一緒に外出、南でモーニング。平芳幸浩『マルセル・デュシャンとアメリカ』読み進める。30分ほど読書するだけでもかなり気分がすっとする。
レンタカーを借りて出発。中古の電動工具を扱っているお店をいくつかまわり、卓上の糸ノコギリを見る。思ったより安い。
香南町の「やをら」さんへ行く。細い道を行った先の古民家を改装したお店で、特に目立つ看板などは出ていないけど、車が何台も停まっていてすぐに「あそこだ」とわかった。到着すると、お昼時なのもあり自分たちの前には3組並んでいた。本を読みながら待つ。
「芸術的形式」に準じた作品を成立させているという前提のもとで、芸術家は特異な選択眼を持つ主体として特権化されることとなるのだ。そして(略)抽出された無邪気さや幼稚さは、世界を無垢で新鮮な見方で切り取るための積極的な特性として読み替えられるであろう。(『マルセル・デュシャンとアメリカ』p164)
やをらさんの店内はきれいに改装されており、壁には古道具や本もたくさん置かれていてとても良い雰囲気。ソファも大きくて柔らかい。エビのカレー、アイスコーヒー、チーズケーキを食べたけど、どれもとてもおいしかった。カレーはエビの出汁が効いていて、とてもマイルドで食べやすい。アイスコーヒーは浅煎り。浅煎りのコーヒーを飲んだのも久しぶりな気がする。やをらのお2人は2月に企画した『休みの集い』にもお越しになっていたと堀金君から聞いていたので、改めてご挨拶。yomsのショップカードも置いていただいた。
香南町から再び市街地のほうへと戻り、今度は出張買取。今回の現場はお寺。かなり量が多いと聞いていたので2往復になるかなと思っていたけど、お客さんのほうも車を出してくださり1往復でいけた。思ったよりもすぐに運び込みは完了。査定して後日また連絡となる。
再び出発。午前中に見た工具店で糸ノコを買い、ホームセンターで板も購入。ぽかぽか温泉に行く。サウナ2回。上がって読書。スケッチブックも何枚か描くが、うまくいかず。
店に寄って荷物をおろし、スーパーで買い物をして帰宅。ヨーグルトを食べ、さっさと寝た。
26日(水)
朝7時に起きる。眠すぎるが、しかし二度寝したくなく、机に10分ほど突っ伏した後、眠気覚ましに昨日買ったガムを噛みながら料理。野菜スープ、卵焼き、タコライスを作る。朝ごはん。まどは11時に美容院を予約しているらしく、11時でも「早い時間帯」と言っている。
レンタカーを返却して、また南へ。『マルセル・デュシャンとアメリカ』読み終える。とても面白かった。その後、店に行き昨日運び込んだものの整理。糸ノコギリや板を作業部屋に持って行き、お預かりした未査定の本を木箱に入れてバックヤードへ運ぶ。作業しているうち、開店時間前でもお客さんはちらほらとやってくる。
そのまま開店。12時半ごろに整理の作業はひと段落。この日は店頭買取5件。うち1件は大きめの段ボール2箱で、後日連絡となった。ほか品出しと発送準備。
できるだけ、自分の絵の活動費用は自分で稼ぎたい。表現活動をしている人の中には助成金を活用する人もたくさんいる。それをすべて否定するわけではないけど、やりたいことの実現よりも助成金の取得が先に立っていないか?と感じるケースや、助成金取得のためにそれはちょっとどうなの?ということをやっているアーティスト(そういうことをしている時点で、アーティストなどとは呼びたくないわけですが)の話を聞くたびに、「自分はこれでいく」と、商売にも力が入る。しかし今年に入ってからの買取の量は自分のキャパシティを越えてきている気もする。やり方を考えていかないといけない。
少し絵を描いてから帰る。
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