閉店時間を過ぎても、帳簿付けや預かった本の査定などを23時ごろまでやる。帰宅。風呂に入り、保坂和志『小説、世界の奏でる音楽』続き読んで寝る。
15日(土)
朝7時半に起き、ごはんを食べながらサッシャ・ギトリ『とらんぷ譚』見る。ひょんなきっかけからモナコのカジノディーラーになった男の奇特な半生を、自身による回想形式で描いていく映画。話は軽快に進んでいき、笑えるところも多いが、出てくる人物は一筋縄ではいかない人物ばかり。少し本を読んで、お弁当の準備。
外出。店に行き、在庫整理と査定の続き。なんとか昨日預かった段ボール5箱分の査定を、開店前に終わらせることができた。
開店。この日はお客さんが多かった。暑さが厳しくなる前に観光に来た人が多いのだろうか。品出し、均一本の補充を進める。店頭買取1件、昨日お預かりした分の支払いが1件。郵送買取の本が1箱到着し、こちらも査定を進め、完了。メールを送る。久しぶりに仕事をもりもりやった日になった。これも最近買取が増えてきたおかげか。先月末の出店で空いた棚の隙間も埋まった。
閉店後、zineをどかして棚の掃除。エアコンのフィルターも外して、ホコリを取って水洗いする。明日には乾くだろう。在庫整理。その後、作業部屋で絵の続き。新しい板パネルに手を付ける。帰宅。シャワーを浴び、買取で入った『至極のモダニスト 中平康』を読み終える。1959年の『その壁を砕け』は新潟や佐渡でロケをした作品のようだ。今年に入ってすぐ亡くなったミルクマン斉藤さんも書いている。自分が高校くらいの時、ミルクマン斉藤さんは「groovisionsの人」という認識だったけど、今頃になって映画評論家として文章を読んでいる。
16日(日)
朝8時過ぎに起きる。まどが作ってくれた舞茸とキャベツの味噌汁を飲む。この日、原稿がひと段落ついたまどは温泉へ行くとのこと。風も涼しくて気持ちよさそう。外出。南でモーニング。読書、スケッチブック2枚描く。やっぱりこういう時間が大事だ。車を出す用事ができたので、レンタカーを予約。
店に戻り、エアコンにフィルターを取り付け、棚にzineを並べる。作業部屋へ。ネットで注文した卓上糸ノコギリが昨日早速届いたので、動作確認。刃を張ってスイッチを入れてみるが、なぜか動かない。出品者の方と連絡をとると、特にストッパーなどはなく、スイッチのON/OFFのみで動作するはずとのこと。困ったな。後でもう一度試してみよう。
開店。品出しなど進める。途中久しぶりにお腹が痛くなり、苦しむ。もっと食物繊維をとったほうが良さそう。昨日の郵送買取分、金額了承取れて振り込み。夜にカンデラの2人が来てくれた。先週鳥取と島根に行ってきたそうで、その話を聞く。山陰いろいろまわってみたい。
閉店後、コンビニで飲むヨーグルトを買い、店で飲みつつ読書。その後作業部屋。糸ノコのスイッチを再び入れてみると、動き始めるものの、板を切り始めるとパワーが弱すぎて止まってしまう。これはだめそうだな。絵の続き。これはもしかして完成か?というところまで進むが、なんとなく安直な気がして、もっと手を入れることにした。
帰宅。シャワーを浴びて読書。『小説~』読み終える。保坂さんの批評(と言っていいのか、という問題は置いておく)は、読んでいてどこか啓蒙的というか、読者の「読み」に働きかけるような文章だなと感じる。切実さを感じるし、共感できるところもたくさんあるけれど、抵抗も少しある。
17日(月)
朝7時半に起きる。朝ごはんはコーヒーとドーナツ。まどが作ってくれていたスープも飲む。まどはこの日病院で検診があり、早めの外出。ライナー・ホルツェマー『マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”』見る。マルジェラ本人の内向的な部分や、ショーの演出の革新性、身の回りにある日用品を使って発想していく様子など、以前見た『We Margiela』とはまた違う部分に焦点が当たっていて面白かった。
店へ。発注していた映画zine”ORGASM”最新号の11号が届いていた。開店。品出し、発送準備など進める。ORGASMも出す。今回は3度目となるロマンポルノ特集で、阿佐ヶ谷ラピュタでは現在ORGASM監修による日活ロマンポルノの特集上映が行われている。このフライヤーがまたかっこよくて、今回zineと同封して送ってくださり、とてもうれしかった。まどと店のお金のこと(つぶれそうとか、深刻な問題ではないです)について考える。夕方こずえちゃんが来てくれて少し話す。
明日の明け方頃、香川県は大雨が降るらしい。電車も明日朝は各所で止まってしまうようだ。頭やお腹が痛い。店を早めに閉めて、今日はもう家に帰る。
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