閉店後、本の発送。新しいキャンバスに手を付ける。普段あまり使わない黄色で全体を塗ってみた。帰ってシャワー浴びて寝る。
17日(木)
朝8時半に起きる。朝ごはんを食べ、洗い物、掃除、洗濯。コーヒー飲みながらユハニ・パッスラマー「建築と触覚」続き。意外と短い本だけど、共感できる箇所が多い。
「本来、建築は自然を人口の領域へと拡張するものであり、知覚のための地盤と、世界を経験し理解するための視野を提供する。決して孤立し、自己完結する人工物ではない。私たちの関心と実存的経験を、もっと広範囲へと誘うものなのだ。」(p74)
「建築の基本的な経験は、名詞で表現されるものではなく動詞のかたちをとる。したがって、真の建築的経験とは、ファサードの外見的な理解ではなく、建物に歩み寄る、あるいは建物に向き合う行為であり、扉の視覚的なデザインではなくその扉から入る経験だ。」(p112)
開店。雨のおかげで湿度は高いが涼しい。発送準備、品出しなど進める。14時過ぎに雨は止んで、お客さんも増える。皆さんけっこう買ってくださる。ネットに出していた商品も動き、天気がいまいちな割にはなんとかなった。店頭買取1件、美術関係の実用書や囲碁関係など。
閉店後、本を発送してスーパーでビールを買う。オーソン・ウェルズ「偉大なるアンバーソン家の人々」見る。なぜか見ている最中にいろいろ他のことを考えてしまい、いまいち集中できず。「建築と触覚」読み終え、キャンバス進める。けっこういろいろ作業できた。
18日(金)
朝8時に起きる。シャワー。お弁当を用意して、まどと南珈琲でモーニング。フォークナー「アブサロム、アブサロム!」(講談社文芸文庫版)読み始める。こないだプリントした自分の文章を、「自然」「人間関係」「造形」などのキーワードをもとに仕分け。これとこれを組み合わせたらどうだろうとか、絵や画像を入れるべきだろうかとか、いろいろ考える。山尾三省「アニミズムという希望」冒頭少しだけ読む。喫茶店を出て、まどと別れる。店の倉庫から店頭に出せる本を何冊か出す。写真集や建築関係、文学評論など。どんどんやっていかないとな。
開店。向かいのビルに新しくカフェができて、女性客でにぎわっている。その流れでうちにも若い女性2人客が増えた。皆さんけっこう買ってくださる。この流れはしばらく続くだろうか。品出し、均一本の補充、発送準備など進める。夕方に熊本さん来てくれて、9月にルクスで企画されるライブのフライヤーをお預かりする。お互いの近況を話す。熊本さんは土木関係?の仕事をしていて、最近は小豆島の現場によく行っているそうだ。夜釣りに行ったりもするけど今の季節はやはり夜でも暑いらしい。自分の今後の展覧会の予定なんかも話した。夜にはヤンフーさんも来てくれて、少しお話。
この日は特別にうれしいことがあった。yomsの開店当初からほぼ週1のペースで本を買っていただいていたお客さんが久々にご来店された。お仕事が忙しかったそうだ。「やっぱりまめに来ないとだめですね」と言っていただきうれしい。タイミングの合う時で構いませんので、また気が向いたらよろしくお願いします。いつ来られても見ごたえを感じられるよう、品出しがんばります。
今日はこれからキャンバスの続き。
0 件のコメント:
コメントを投稿