2023年7月26日水曜日

会話がはずむ(2023年07月24~26日)

23日(日)夜

閉店間際にルヌガンガの中村さん来られる。お互いの店のお客さんの入り具合や売れ筋の本の話など。新刊はお客さんの需要に合わせて本を注文していくことでゆっくり品揃えも変化していきそうだけど、古本はどういう本が来るか店側がコントロールできないのが難しくもあり、面白いところでもある。

閉店後、ライオン通りの居酒屋へ。日曜で人は少ない。この日SyndicateとCenterでの個展が最終日だった安野谷さんと、Syndicate藤井さん、ジュノ君と飲む。10月自分が個展をやる大阪のギャラリーでも安野谷さんは展示をされるらしい。なんでもない話から真面目な話までいろいろ。藤井さん帰り、3人で2次会。久しぶりにけっこう飲んだ。帰ったら1時前。すぐに寝た。


24日(月)

朝9時半に起きる。寝すぎた。ぬるめのシャワーを浴びて朝ごはん。洗濯。スケッチブックに少しドローイング。店に行き、在庫整理作業。

開店。査定、品出しなど進める。昼間は暑く、かと思ったら雷が鳴って雨も降り始めて、こりゃもうだめかなと思っていたら、何人かたくさん買ってくださるお客さんがご来店されてほっとした。ネットのほうもそこそこ動いた。アルバイトMさんが来てくれて作業。このところ週1で来てくれていて、とてもありがたい。店頭買取1件、先日お預かりした分の支払いが1件。夜になってivoryさんがイベントのフライヤーを持ってきてくれる。8/10にtooniceでCYKのKotsuさんをゲストに開催とのこと。これは絶対に行きたい。

現在、yoms向かいのビル3階に新しくできたカフェがプレオープン中。つい先日も近くにも1軒カフェができたばかりで、yoms隣のゲストハウスten to senさんも飲食営業を始めるべく準備中とのこと。人の流れがさらに活発になりそうだ。身が引き締まる。店もこまごまと直したい部分があるが、なかなか手がまわっていない。

閉店後、ヴァルター・ベンヤミン「ベンヤミン メディア・芸術論集」読み終える。キャンバスを進めて帰り、シャワーを浴びて寝る。


25日(火)

朝7時半頃に起きる。朝ごはんを食べながら高畑勲「かぐや姫の物語」見る。割と竹取物語の筋書き通りに淡々と進んでいくのかなと思っていると、突然かぐや姫の感情が噴き出しつかまれる。見終えてまどと話し合ってみると、ラストは自分は明るいもののように感じたけどまどは恐ろしいと感じたようだった。料理。麺つゆ、だし巻き卵とオクラの梅和えを作る。スーパーへ買い物。昼ご飯はそば。食べ終えて、ヴィクトル・シェストレム「風」見る。1928年に公開された無声映画。主演のリリアン・ギッシュがとても美しい。しかし映画の舞台は終始立っているのも困難なほどの砂嵐が吹き荒れていて、暮らしていくのだけでも大変そうだ。ギッシュの風にあおられ方も様々で、ガラスに吹きすさぶ砂嵐を部屋の内側から撮ったり、白黒映画でも強い風を感じさせる工夫が凝らされている。ヴァージニア・ウルフ「灯台へ」少し読む。

暑い中自転車を走らせ、西村ジョイへ。熱中症にならないようコンビニに入ったりしつつ向かう。未だに自動車は持っていないし、持つ予定もないけど、いざ真夏の時期に大きい買い物をしようと思った時なんかはやはり大変。家に置いてある自分の本を収納するためのワゴンを作るため、木材やキャスター、金折などを買う。他にyoms店頭の看板を塗り直すためのペンキも購入。しかし木材カットコーナーに行くと、なんと受付終了時間が早まっていたようで、既に締め切っていた。スタッフの方が「渡すのは明日になってしまいますけど、受け取っておきましょうか」と言ってくださったので、そうですねと言われるがまま手続きする。明日も暑い中来ることになってしまった。

店に戻る。少し品出しなどの作業を進める。栗金商店の二人、平尾君、まどが集まって、5人でアピスパイスへ行く。かなり久しぶりに来たらメニューがかなり豊富になっていた。ナンでカレーを食べたのも久々な気がする。いろいろな話をした。その後ルクスに行き、さらにまた話す。

野良猫と遊んで帰る。シャワーを浴びて料理。麻婆豆腐と、ピーマンとにんじんのおかか和えを作る。1時前に寝た。


26日(水)

朝8時過ぎに起きる。朝ごはんを食べて洗い物を済ませ、再び西村ジョイへ。昨日預けてカットしてもらった木材を受け取り、店入り口に設置する段差スロープを買って軽トラで運ぶ。この日も暑い。なんとか開店までに店に戻ることができた。

開店。品出し、発送準備など進める。この日は暑さの割には地元の人らしき若い男性グループや、観光客らしき方々などお客さんが多かった。年齢の若そうなお客さんグループが「試しに何か買ってみる?」という雰囲気にスイッチが入っているのを見るのはとても楽しい。やりがいを感じる瞬間だ。夕方まどかさんが来てくれて、映画の話などいろいろ。こないだ見たマーヴィン・ルロイ「ゴールド・ディガーズ」をおすすめする。ほかフェミニズムやマチズモの話。洋/邦問わず、昔の映画でフェミニズム的な視点から見ても刺激的な映画があったら報告し合おうということになる。面白そうだ。最近店に来てくれた人と会話がはずむことが多くて楽しい。

今日はこれからキャンバスの続き。明日の午前中は本を収納するワゴン作りをやる。

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