閉店後、本を発送してスーパーでビールを買う。安くなっていたえび塩揚げ餃子も購入。飲みながらミケランジェロ・アントニオーニ「夜」見る。疲れていて途中少しうとうと。ゆったりと退廃的な時間の流れる白黒の世界にひたる。見終わって、眠気でふらつきながら帰る。
03日(月)
朝8時前に起きる。眠いが、朝ごはんを食べて書類作成など。まどがお弁当のおかずに昨日から漬け込んでいたジャークチキンを焼いてくれる。いい匂い。2人で市役所と警察署とをまわって諸々手続き。待ち時間中に郡司ぺギオ幸夫「群れは意識をもつ」続き読む。だんだん専門的な用語が増え、難しくなってきた。市役所で職員に怒鳴り散らしているじいさんがいた。職員さんは慣れたふうの対応だったが、ああはなりたくないもんだ。手続きは若干の不備などあり、明日も警察署に行くことになる。急いで店へと戻る。天気が良いのはありがたいが、とにかく蒸し暑い。
開店。アルバイトMさんがやってきて作業。東京旅行に向けて少し連絡など。今回は下北沢のカプセルホテル/サウナに泊まることにした。こういう場所に泊まったことがないので楽しみだ。品出し、発送準備など進める。この日は単価の高い商品が少しずつ売れていき、気持ちよかった。
閉店後、キャンバスの続き。一枚完成。並行して進めていたキャンバスにも少し手を入れる。本を出荷して帰宅。風呂に入って寝る。
04日(火)
朝7時半に起きる。朝ごはんを食べ、コーヒー飲みつつミシェル・ビュトール「時間割」読み始める。様々な時間や対象に注意が拡散していくような文章が読んでいて心地よい。以前「ミラノ通り」を読んだ時にも思ったけど、散歩している時に取り留めもなく考え事をしているような感覚がある。
外出。警察署へ行き、いろいろ手続き。懸念事項が解消された。その後南へ。スケッチブックに絵を描く。読書続き。スーパーで買い物。
帰って昼ご飯を作る。キュウリと鳥むね肉の中華和え、だし巻き玉子、もりそば、ミニトマト。おなかいっぱい食べる。デザートにアイス。
電車に乗り仏生山温泉へ。久しぶりに行ってみると、ロビーの古本コーナーに近松秋江「別れたる妻に送る手紙」、嘉村磯多「秋立つまで」(どちらも岩波文庫)を発見。1冊200円と安かったのですぐにレジへ持っていく。ここでは以前にも宇野浩二の文庫を買ったし、小島信夫の単行本も見かけた。温泉に入ってから湯舟のそばのベンチで横になり、うとうと。風が涼しくて気持ちいい。上がってフルーツ牛乳。「群れは~」の内容を頭の中で整理するため、メモ帳に用語を整理する。近くにあるブックオフにも寄り、長新太「みみずのオッサン」、近藤ようこ「水の蛇」買う。
電車に乗り帰宅すると、まどのデジアシ仕事が予定よりだいぶ早く終わった模様。近くのたこ焼き居酒屋へ飲みに行こうとなる。翌日のおかず用にポテサラを作り、洗濯物を干して、出発。花ノ宮町の「たこ焼き次郎」へ。ここはかなり前にも一度来たことがあった。お酒も料理もメニューが豊富で安い。今回もけっこう食べて飲んで、二千円ちょいで済んだ。外に出ると空が夕暮れの紫色で、祭りの後のような雰囲気。
店へ向かう。まども散歩がてら一緒に歩く。商店街の猫スポットに行くと、涼しい時間帯になったからか猫がたくさんいた。最近また増えた気がする。レジでブログを書いたり、発送準備をしたり。以前広島から本を持ってきてくださったお客さんからまた買取のメールをいただき、返信する。ありがたい。
発送準備は一部翌日にまわし、キャンバスの続き。少しずつ良くなってきたか。YouTubeに公開されていた、石川卓磨さんとヒマさんのトークを聞く。12時前に帰って寝る。
05日(水)
朝8時に起きる。外は曇り。久しぶりにsanbon radioを聞きながら朝ごはんを食べる。少し読書。
まどと税務署へ行く。ここ最近こういう手続きばかりしているな。歩いている途中、税務署の手前でお弁当を忘れてしまったことに気が付くが、とりあえず中に入って手続きを終える。出たら土砂降り。なんとまあやる気を削がれる流れだろうか。しかしどうすることもできないので帰る。アイス食べて休憩。また出発。本を発送して、銀行にお金を入れたりレターパックを買い足したり。大福を買って店に戻る。
開店。雨が強く降ったりふと止んだりの天気で、さぞお客さんは少ないだろうと思っていたら意外と多い。店頭買取も2件あり、そのうち1件はかなり量もあった。ゴスっぽい恰好の若い女性が「おすすめの短編小説はありますか」と聞いてくれたので、安部公房を勧めると買ってくれた。こういう時間はやっぱり楽しい。些末事研究福田さんが、京都からいらした扉野良人さんを連れて来てくださる。
今日はこれから映画を一本見たい。キャンバスも進める。
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