29日(月)夜
閉店後、キャンバスの梱包作業続き。とりあえず全部終了。家に帰ってシャワー。早めに寝る。
30日(火)
朝8時ごろに起きる。朝ごはんを食べ、マイケル・ポランニー「暗黙知の次元」読み進める。昼ご飯にアスパラとベーコンのパスタを作る。ついでに粉吹き芋、にんじんともやしのナムルも作った。
外出。銀行や郵便局をまわる。月イチでこのルーティンをやっているけど、前回やったのはついこないだだったような気がする。時間の経つのが早い。南珈琲に入り、読書続き。「暗黙知」読み終える。
「私たちは、暗黙的認識において、遠位にある条件の様相(アピアランス)を見て、その中に近位の条件を感知する。つまり、私たちは、A(=近位項)からB(=遠位項)に向かって注意を移し、Bの様相の中にAを感知するのだ。」(p29〜30)
「注目すべきは、科学者はたまたま自分の脳裡をよぎったものを次から次へと試してみるだけで発見に思い至る、という広く受け容れられた見解があることだ。こうした見解が出てくるのは、隠された真実の接近を予期する人間の能力を認識することができないからである。」(p126)
「発見は、三つの点で非生命界の出来事とは異なる。すなわち、(1)発見を触発して導く場は、より安定した構造の場ではなく、「問題の場」である。(2)発見が起こるのは、自然発生的ではなく、ある隠れた潜在的可能性を実現しようと「努力」するからである。(3)発見を触発する、原因のない行為は、たいてい、そうした潜在的可能性を発見しようとする「想像上の衝迫」である。」(p147)
レターパックや野菜などを買って、作業部屋へ戻る。めぐさんから受け取った花とカオリさんから受け取ったクッキーを写真に撮り、古本市と個展のことを改めて告知。なにわでたこ焼きを買ってきて、ビール飲みながら食べる。おいしい。こまごまとした道具などの用意をする。
一旦家に帰り、まどと晩ごはんの準備。サラダ、お味噌汁、カツオのたたき。食べてから再び作業部屋へ戻り、梱包したキャンバスをまとめて移動。ルクスでまいちゃんと少し話して帰る。雨が降ったり止んだりの一日だった。
31日(水)
朝8時に起きる。トーストで朝ごはん。外は雨。バーナード・マラマッド「魔法の樽」(岩波文庫)読み始める。マラマッドのどことなく低調な人生模様は梅雨のムードとぴったり合う。お弁当を用意して外出。銀行でお金をおろし、買い物。店に行ってゆっくり個展に向けての準備など。
開店。持っていくものの準備をしつつ開けていた。午後から天気が回復し、お客さんは思ったよりも多い。一番天気が崩れるのは金曜のようで、土曜はそれほど悪くはならないらしい。薄曇り程度になってくれればいいんだけど。店頭買取2件。漫画の寄付も1件いただく。郵送買取ご依頼の件、見積もり金額了承いただき、送っていただけることになる。夕方になってから、週末の古本市に向けての選書作業。思っていたよりも時間がかかる。夜になって栗金商店の2人がやってくる。7月、久々にライブイベントを企画するとのこと。楽しみだ。長野の石垣さん来られる。世の中が移動しやすい雰囲気になってきたからか、最近よく来られる。四国のいろんなところをまわってきたそうで、いろんな話を聞いた。ここ一週間ほど天気が不安定でお客さんも少なめだったので、久しぶりに賑やかな一日という感じ。
閉店後も選書作業続き。出張買取関係の見積もりも1件やる。気が付いたらもう23時半だ。早くシャワーを浴びて寝てしまいたい。
明日からはいよいよ搬入。1~3日の店番はまどに頼んである。4日は臨時休業。
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齋藤祐平個展「その都度の呼び名で」
会場:Void(兵庫県加西市北条町北条142-9 3F)
会期:6/3(土)~24(土) (会期中金土日月曜のみオープン)、11~17時
"New Kasai Book Mall”
古本、飲食物などを1階ガレージにて販売します。
6/3(土)11~17時
古本:1003(神戸)、半月舎(彦根)、あまかわ文庫(姫路)、古本たかつか(津山)、YOMS(高松)
カレーと喫茶:喫茶Chimney(津山)
菓子:fragrant(高松)
花:茎(高松)
ライブイベント
6/4(日)16時半開場、17時開演
前売り2500円、当日3000円
出演:高橋幾郎、頭士奈生樹、ゑでぃまぁこん
DJ:田口史人
出店:黒猫、YOMS
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