閉店後、本の出荷がてら月曜日に置き忘れた自転車の様子を見に行く。
公園の脇を歩きながら、長野県の発砲事件について引き続き考える。友達が誰もいない人間が、公園のベンチでたまらなく辛い孤独な時間を過ごしていても、通り過ぎる人たちがそれをそっと受け止めるような空気があってほしいなと思う。根本的な解決にはならないにしても、それだけでだいぶ違うはずだ。何かを作るとしたら、言葉や造形を駆使して、いろんな場や関係の在り方、認知…などを明るみにしていきたい。人間は何をしでかすかわからない、ということを肯定的に受け入れるための装置を作る。
兵庫町に着くと、自転車は月曜日に停めた場所にそのままの状態で置かれていた。商店街の方々には申し訳ないけど、「高松っていい街だなあ」と思った(そもそも忘れるなよという話ですが)。
店に戻り、三隈研次「座頭市物語」見る。本当にシンプルな話だけど90分があっという間に過ぎた。勝新の、顔の筋肉の動きで感情を表現する場面がどれもすごい。
28日(日)
朝7時半に起きる。外は曇りで、来週は雨が続く模様。家から少し歩いたところにあるうどん屋が日曜にも開いているようで、行ってみる。冷やかけ中とちくわ天。けっこう量があり、お腹いっぱいになる。帰って読書、「終戦日記」続き。気圧の変化も影響しているのか、すごく眠い。30分ほど2度寝する。お弁当の準備をして外出。個展に出す作品の整理をやり、キャンバス少し進める。
なタ書の入口ドアが割られたらしい。一度放火されてボヤ騒ぎになった時に監視カメラがついたはずだけど、犯人は映っているだろうか。早く捕まってほしい。
開店。郵送買取依頼の件、本の画像をお送りいただいたので見積もりを出す。ほか品出し、発送準備、アルバイト用の本の準備など。夜になって茎のめぐさん来てくれて、個展初日の古本市で販売する「フラワーおみくじ」を受け取る。小さなアレンジメントとステッカーのセットで、おみくじには一つ「大大吉」があり、当たった人にはプレゼントがあるとのこと。
閉店後、スーパーで買い物。作業部屋でチャッターアイランド聞きながらキャンバスの梱包を進める。思ったよりも早く進む。帰ってシャワー浴びて寝る。蒸し暑く、Tシャツとパンツ姿で寝た。
29日(月)
朝7時半に起きる。朝ごはん、読書。「終戦日記」読み終え、マイケル・ポランニ―「暗黙知の次元」読み始める。お弁当を用意して、外出。空が曇っている。個展初日の6/3は今のところ曇り時々雨の予報。あまりひどくならないでほしいところだけど、どうなるだろう。作業部屋でキャンバスの梱包続き。
開店。アルバイトMさん来て、2時間ほど作業をやってくれる。前回はあまり進まなかったが、今回はまずまず良いペース。この調子で慣れてくれたらうれしい。映画の話なんかも少しした。この日はあいにくの天気にも関わらず、店頭買取3件。興味深い本も多く、ありがたい。発送準備、均一本の補充など進める。出張買取のご依頼が1件。夜になって、fragrantのカオリさんがクッキーを納品しに来てくれる。少しお話。古本市に出店していただく方々へ、当日の注意事項などを連絡する。
これからキャンバスの梱包作業続き。明日の定休日は少しゆっくりできるだろうか。
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