お客さんから借りたBlu-rayと、友達からかりたプレイヤーとでロベール・ブレッソン「バルタザールどこへ行く」見る。主人公のロバが転々といろんな場所をめぐり、辛い目に遭う。ブレッソン作品にしては音楽がたくさん使われている。丘の上での静かなラストシーンが印象的。シャワーを浴びて、キャンバスを進めて寝る。
20日(月)
朝8時半に起きる。朝ごはんを食べて、スーパーへ段ボールを拾いに行く。家に戻って本を箱詰め。引っ越しは明後日に迫っているが、まどにやっておくべきことはないかと聞くと、そんなにないとの返事。キャンバスの続きやる。最近描くのが楽しくて調子が良い。しかし時間があるだけやってしまうので、本を読む時間は減ってしまう。
開店。お客さんは多い。明日は祝日なので今日を休みにしている人も多そうだ。発送準備、ネット出品など進める。引っ越しが間近で気もそぞろ。いまいちやる気出ず、ゆっくりめに作業。
閉店後、本を出荷し、スーパーでビールを買って飲む。風呂に入り、串田孫一「可憐な悪魔」読み終えて寝る。
「精神の位置によって道具の内容は自から変化する。或いは道具の概念がずれる。」(p41)
「意識が透明になったと感じられる時、最も鋭く意識が働いている。それを無意識と間違えてはならない。」(p64-65)
21日(火)
朝8時前に起きる。ごみ捨て、キャンバス続き。外出。郵便局でお金をおろし、スーパーで総菜をいろいろ買う。
南珈琲へ。イーフー・トゥアン「空間の経験」続き少し読む。戸田さんと成瀬さんと合流。二人とも岡山から来てくれた。大学を卒業したばかりで、戸田さんは大阪、成瀬さんは東京へ引っ越すとのこと。成瀬さんは先日東京で濱口竜介と伊藤亜紗のトークを聞いてきたらしい。俳優の演技の話など面白そうだ(細かいことは忘れてしまった)。
開店。品出しなど進める。ほどなく戸田さん成瀬さん来てくれて、いろいろ話す。お互い話すべきことがいくらでも出てきそうな雰囲気があり、大阪や東京でもまたたくさん話そうとなった。岡山で見たロベール・ブレッソン「湖のランスロ」がとても気になって、YouTubeにアップされていた森での戦闘シーンを見返す。重い剣や甲冑と肉体の疲労、兜の内側にある柔らかい頭蓋骨、死体に向かって言葉をかけない、戦士が死んだ後に森を走り続ける馬、矢が甲冑にはじかれる音が森に響く、瀕死の馬の動く目玉。夜に大三君来てくれて(最近よく来る)、低気圧がつらいという話をする。最近ずっと脳みそがギューッと締め付けられるような感覚と、背中の重さが抜けない。
今日はこれから明日の引っ越しに向けて物の整理。
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