2023年3月11日土曜日

よく遊ぶ(2023年03月09~11日)

08日(水)夜

本を出荷してルクスに行く。大三君としゅう君もやってきて、えらいしょうもない話をして終わった。帰ってシャワー。ロレンス・スターン「トリストラム・シャンディ」中巻読み終えて寝る。


09日(木)

朝9時前に起きる。朝ごはんを食べ、絵の梱包と発送。なんとか開店時間までに間に合った。セブンイレブンで滝口悠生の新刊「ラーメンカレー」関連のネットプリントを出力。

開店。この日はお客さんが少ない。いまいちこちらもやる気が出ないが、ネット出品作業や発送準備などを進める。ひとつの作業がひと段落すると「あれ、次やるべきことはなんだっけ」となり、ぼーっとしてしまうが、少し考えてみればやるべきことはたくさんある。頭の切り替えが難しい。

閉店後、ただひと谷藤さんとまどとで時宅へ。安岐さんと但馬さんもいた。ただひと谷藤さんは子供が生まれてしばらくただひの実家がある高松に住んでいたが、再び東京へ戻るとのこと。いろいろ話す。こないだ高松市美術館で聞いたデュシャンについての講演会の話もした。

帰ってすぐに寝た。


10日(金)

朝8時に起きて、少し片づけ。まどと南珈琲へ。妹尾克己、イシイ省三「抽象絵画の先駆者 坂田一男の素描」読み終える。3年ほど前に岡山県美で見た坂田一男展ではゆらめくような線が重ねられた抽象画が印象に残ったけれど、この本に収録されている風景の素描の線からもそれらに通じるものを感じることができて、面白かった。イーフー・トゥアン「空間の経験」続き少し読む。

「経験は外的世界に向けられている。見ることと思考することは、明らかに自己の外に出ていくものである。それに対して、感じることはもっとあいまいである。(略)何かを感じているときには「指向と被作用とが同じ経験のなかで同時に起こっているのである」。」(p22)

出て、不動産屋へ行く。店から徒歩圏内にある物件を内見。家賃の割にはとても広く、日当たりも良い。まども満足そうだ。契約書を交わし、再来週に引っ越し予定。食器や服、家電だけを持っていく予定だけど、すぐに終わるかどうか。スーパーに寄って帰る。

開店。品出し、発送準備など。お客さんは多い。店頭買取2件。久々にTさんが「春の陽気に誘われて…」と来店され、ジャン=ピエール・メルヴィルや小島信夫の話などする。自分は映画の知識がまだまだ足りないなと痛感。晶文社より大三君の「香川にモスクができるまで」追加納品分届く。夜、ジュノ君と田窪さん来て、いろいろお話する。2人とも時宅へ行くとのことで、自分も閉店後に合流。ジュノ君のマティス話が面白かった。

久しぶりに日本酒を飲んでけっこう酔ってしまったけど、なんとかシャワーを浴び、寝る。


11日(土)

朝8時過ぎに起きる。震災からもう12年が経った。朝ごはんを食べ、キャンバスを下塗り。久しぶりに公園へ行く。日差しがぽかぽかであったかい。スケッチブックに絵を描く。しばらくすると花粉がつらくなってしまった。八百屋に寄り、帰って料理。豚汁、卵焼き、菜の花ともやしのナムルを作る。キャンバス下塗り二度目。

絵のことでうれしい連絡があるが、すぐには応えられそうになく残念。申し訳ないです。

開店。この日もお客さんが多い。年度末が近いからか店頭買取も多く、この日は3件。均一本の補充、発送準備など進める。「香川にモスクができるまで」も出す。

今日はこれからイベントへ行く。最近よく遊んでいるな。

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