2022年7月18日月曜日

せかせか日記(2022年07月17~18日)

16日(土)夜

閉店後、本の出荷。スーパーでおつまみ(枝豆天、豆腐)を買い、帰ってビールを飲む。「Tri 第2号」荻原裕幸特集読み終える。くたくたになって眠くなってしまったが、なんとか起きて、シャワー浴びて寝る。


17日(日)

朝8時前に起きる。洗濯物をたたみ、ベランダで絵の写真を撮る。まどと外出。パンを買って港まで歩き、テラスのベンチに座って食べる。風が乾いていて気持ちがいい。暑くなってきたので屋根のある場所へ移動。スケッチブックに絵を描き、イタロ・ズヴェーヴォ「ゼーノの意識」続き読む。

シンボルタワーで行われている古本市へ。今回も出展募集の告知を見逃していてyomsは不参加。古本の出店は多くはなかったけど、にぎわっていた。メルロ=ポンティや森田真生、増田みず子など購入。思ったよりも安く入手できてほくほく。歩いて帰る。昼ごはんは南新町の油そばに初めて行った。

帰宅。少し休んで映画。ホン・サンス「クレアのカメラ」見る。夏の昼下がりに見るホン・サンスやロメールは本当にいい。キム・ミニは自分と同い年のようだ。料理。オクラの梅おかか和えと、長芋しょうゆ漬け、小松菜としめじの味噌汁を作る。在庫整理の作業をやって、キャンバス少し進める。

まどと店番を交代。3連休の中日でお客さんは多い。品出しなど進める。徳島から川人さんが久々にご来店。プライベートな話を含めいろいろ聞く。これからサンリンシャへ行くとのこと。この日は店頭買取3件。うち1件は段ボール10箱分ほど。ありがたい。後でご連絡して振込みということになった。他には集英社の「世界の文学」が全巻入る。全集だとお断りすることも多いが、これはラテンアメリカ文学やヌーヴォーロマンなどの良い作品がたくさん入っていてありがたい。晩ごはんを食べながらYouTubeでトリシャ・ブラウン見る。夜になって愛媛の三帆堂さんご来店、ショップカードを交換する。

閉店後、事務作業。本の発送。朝に撮った写真を見てみるが、やはり厳しい。平尾君に連絡し、今度撮影をお願いすることになる。ありがとう。シャワー浴びて、「ゼーノの意識」上巻読み終えて寝る。


18日(月・祝)

朝8時頃に起きる。朝ごはんを食べて、麻婆豆腐を作る。外出。今日からプレオープンのKOKUA COFFEE ISLANDへ。DJのHAPPFATさんが塩上町で始めたお店。水出しコーヒーいただく。おいしい。店内にはDJブースも設置されていて、本オープン後にはイベントも予定しているそう。なぜかつくばの話で盛り上がった。スーパーに寄って帰宅。キャンバス進める。白をばーっと塗ってかなり変わってしまったが、どうなるだろう。

開店。品出し、在庫整理進める。この日は店頭買取3件。うち1件はかなりの量。ありがたい。どんどんやらないといけない。

東京から利部志穂さんが来てくれる。会うのは7、8年ぶり。利部さんはインスタレーションの作品を作っている人で、展覧会では毎回いろんな試みがなされていて面白い。言葉を扱っていることも多く、いつも自身の情動の扱い方に独特なウェットさがあるなと感じていた(インスタレーションの作家はどちらかというと感情を排除、または自分から突き放して対象化したがる人が多いように感じる)。今回は「出現」という冊子を持ってきてくれて、これは利部さんほか全7名の美術家が書いた短編小説が収録されている。基本手売りで販売しているところを特別に卸してくれた。絵を描きながら古本屋をやっている自分のところにアーティストの友人が本を持ってやってきたというのがなんだか可笑しかったし、こういうのが実は自分のやりたかったことだったんじゃないか、という気もする。生活のことや芸術のこと、20代前半の若い人達のこと(利部さんは武蔵野美術大学で講師をしている)などいろいろ話した。結城さん(東京でkayokoyukiというギャラリーを運営していて、利部さんもそこの所属)も元気とのこと。しあさっての午前中までいるそうで、タイミング合えばまた会おうということになる。

今日はこれから在庫整理の続き。その後はゆっくりする。

0 件のコメント:

コメントを投稿