青木淳悟「私のいない高校」読み終え、シャワー浴びて寝る。
17日
朝8時に起きる。ゴミ出し、朝ごはん。今日は定休日だけど、どう過ごすか全然決めていない。10時のフェリーで直島に行くことにする。ジェラルド・グローマー「瞽女うた」読み始める。新潟の話が中心。高田にある「瞽女ミュージアム」に行ってみたい。天保2年には高松藩に「瞽女・座頭」が281人いたという記録が残っているそうだ。
港へ向かう。直島に前行ったのはいつのことか、もう思い出せない。引っ越してからは行ってない気がする。平日ということもあって船内に乗客は少ない。乗り物に運ばれながら本を読むのは集中できる。島に着いて、アカイトコーヒーさんでコーヒーとピザトースト。店内では古本のほか、夏葉社やmille booksの新刊書籍も販売されている。レンタサイクルを借りて、島の南側へと向かう。風が強い。海岸を散歩して草間彌生やニキ・ド・サンファルを見つつベネッセミュージアムへ。柳幸典、リチャード・ロング、ヤニス・クネリスなどが良かった。出て、遠くに高松駅付近のビル群を眺めつつ李禹煥美術館へ。野外に設置された作品(これらは無料で鑑賞できる)もけっこうな点数がある。美術館内の一室には壁画が描かれていて、近くで見てみると意外に荒く描かれているのだけど、照明の効果が効いているのか、目を逸らした瞬間に絵のグラデーションと壁の色が溶けあうようでハッとする瞬間がある。目を逸らした時の方が絵が良く見えるとか、初めての経験かもしれない。ミュージアムショップで販売されている本を立ち読みすると文学についての言及も多く、古井由吉、谷川雁、中上健次などについて触れられていた。美術館を出ると偶然宮脇さんがいた。財団の仕事で動画を撮っていたとのこと。港に戻り、フェリーで宮脇さんといろいろ話しながら高松へ戻る。半日足らずでなんだかとても充実した気分になった。
北署近くのトイ珈琲さんに入り、「瞽女うた」読み終える。たばこや蒲鉾店でいくつかかまぼこを買い、スーパーでお酒を買って帰る。風呂に入り、作り置きの惣菜とかまぼこで酒を飲む。尾崎一雄「暢気眼鏡・虫のいろいろ」読み始める。お酒を飲みながら読む尾崎一雄は最高だ。坦々春雨を作り、まどと一緒に食べる。おいしい。また作ろう。料理。肉みそ、菜の花のわさび和え、根菜と切り干し大根の煮物を作る。少しずつ本を読みながら絵を描く。なかなか進まない。まどから池辺葵「プリンセスメゾン」を借り、1巻を読み終えて早めに寝た。
17日
朝8時起き。寒い。ゴミ捨て、朝ごはん。午前中絵をやる。うまくいき始めた。「プリンセスメゾン」2、3巻読み終える。すれ違う通行人などがストーリーに関係の無いことをしゃべっていたりするのが良い。それぞれの人生を送ってるという感じがする。
開店。雪がちらほら降っている。お客さんは多くはないが、少なくもない。発送準備、品出し、受託商品関連の連絡など。
今日の香川県のコロナ新規陽性者数は0人。コロナ禍の中でも店はなんとかやれているけれど、もしコロナがなかったら、他県へ出店もしていただろうし、外国から来たお客さんといろんな話をしていただろうし、売上ももっとあっただろうし、といろいろ考える。もしものことを考えてもしょうがないが。
今日はこれから料理。疲れているのでゆっくり過ごしたい。
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