2021年1月20日水曜日

2021年01年19~20日

18日夜

絵を描く。途中までいってた絵がすいすい進み、完成。気持ちが良い。シャワー浴びて寝る。


19日

朝8時前に起きる。ゴミ出し、朝ごはん。小島信夫「階段のあがりはな」読み始める。スーパーに行って封筒や食料など買い物。帰って持続化補助金と飲食店継続応援金の書類を封筒に詰める。郵便局で簡易書留にて発送。すっきり。今日はひたすら休むことに決める。ジュンク堂へ。海外文学の棚が縮小されていた。朔日さんで、いりこチキンカレーと焼きネギ鰆カレーのあいがけを食べる。鰆のカレーあっさりしてておいしい。

仏生山へ。久しぶりに温泉でゆっくりする。低温炭酸浴は今の季節ちょっと冷たく感じたので、ぬるま湯のところで手と頭だけ出して本を読む。お風呂の中で本を読むのはページがふにゃふにゃになりそうで抵抗があるけど、露天風呂ならいいかなと思える。お湯から上がって、温泉内の古本コーナーでチェーホフ「決闘・妻」、モーム「要約すると」、宇野浩二「蔵の中・子を貸し屋 他二編」購入。コーヒー牛乳飲みながらさらに読書。「階段のあがりはな」は10編が収録された短編集。

「が、その女は、ニンニクを妻が親類へやったのは、私の店はおかげで今はうまく行っています、それにそちらで使ってくれ、といいところを見せようと思っただけだから、あんたのほうが了見がせまい、というので、そうではない、あいつは身びいきなのだ、と私は言ったのです。」(「手紙相談」)
この「手紙相談」はほとんど全てが中華料理店の店主(書くことに慣れていないと思われる)から届いた手紙で、ずっとこんなギクシャクした調子が続く。ニンニクのやり取りに執拗にこだわるところは声出して笑ってしまった。手紙にしては異常に長いのも可笑しい。

八百屋に寄って帰り、灯油を買いに行く。絵の続きを進める。小腹が空いたので余っていたおかずを食べる。料理。根菜の煮物、ほうれん草のおひたし、豚しゃぶ。まどが帰ってきて、午前中買ったお刺身を皿に盛って晩ごはん。まどは最近NHKのドキュメンタリー番組をよく見ているらしい。太平洋戦争が終わってからもフィリピンのルバング島でサバイバル生活を送っていた小野田寛郎のドキュメンタリーを見る。食器の片づけはまどがやってくれることになった。松田定次監督「七つの顔」見る。1946年公開の映画。少し本読んで寝た。


20日

朝8時起き。ゴミ出し、朝ごはん。少し絵を進めて図書館へ。返してまた借りる。まだ行ったことのない喫茶店に行ってみる。空いていた。読み止しの本を忘れてしまっていたので、ナット・ヘントフ「ジャズ・カントリー」を読み始める。装幀は平野甲賀さん。平野さんといえば描き文字のイメージが強いけど、この本のような描き文字の入ってないデザインもかっこいい。スマートレターを買って帰る。

開店。お客さんの入りはふつう。品出し、一箱入れ替え、ペーパートーク再告知。ペーパートークは開催まであと10日。今回自分は去年読んだ本を書きだした読書記録リストを出す予定。ブログに書くのはためらうけど、こういうプライベートな交換会なら良いかなと思った。遠隔参加や事前持ち込みを推奨して、集まりづらい状況の中でもなんとか開催していきたい。帳簿付け作業進める。閉店を延長して棚卸作業。

これから料理。

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