24日夜
なんだか疲れてしまった。カフカ「審判」読み終え、田口史人さんの新刊「あんころごはん」読み始める。この本は店でも取り扱う予定。その場の時間の蓄積にひょいと身をひたすような文章で、どこかへ連れて行ってもらったような気持ちになる。シャワー浴びて寝た。
25日
朝8時起き。まどの機嫌が悪く、自分もなんだかダラダラした気分。何をやろうか考えているうちに時間が過ぎていってしまう。とりあえず八百屋とスーパーへ買い出しに行く。夜に作る料理の献立が決まると気持ちにも少し張りが出てくる。ふだんあまり買わない林檎を買ってみた。
開店。晴れて気持ちの良い天気。お客さんは少なめだけど、けっこう皆さん何かしら買ってくれてうれしい。
ペーパートークに出す印刷物を作る。2020年の読書記録をまとめたもの。こうして書き出してみるとけっこうな量がある。この本はあの喫茶店で読んだとか、あの公園のベンチで読んだとか、あそこに行く途中の電車の中で読んだとか、いろいろ思い出してくる。
閉店後料理。菜の花とニンジンのおひたし、卵とトマトの炒め物、手羽先の酢醤油炒め。青山真治監督「こおろぎ」見る。この映画の公開時の鈴木京香は今の自分と同じ年のようだ。びっくり。「あんころごはん」読み終え、シャワー浴びて寝る。
26日
朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。色川武大「怪しい来客簿」読み始める。
この日はレンタカーを借りて、徳島の雑貨店cue!さんで行われている河合浩さんの個展を見に行った。河合さんの展示はいつもものすごい量がある。今回も壁面での展示だけでなく、たくさんのドローイングが束になってどさっと置いてあった。これだけあると作品ごとの細かい工夫がわかりやすい。木のブロックにコラージュや着彩を施した作品も良い。今回は展覧会に合わせて作成されたというトートバックを購入。
11号線で高松から徳島に向かうと、途中にいくつも峠があり、産直の魚や果物が売られていたり、播磨灘も一望できて、運転していて楽しい。喫茶店も多い。白鳥から南に行って阿波市に抜ける318号線もいい。目に留まったところで少しずつ降りてみたいくらいだ。
夜はまどと六ろくへ行って、カレーとビール。河合さんのトートバッグをまどがえらく気に入ったので、使ってもらうことに。帰り際まいちゃんに補助金のことなどを話す。
27日
朝8時起き。ゴミ出し、朝ごはん。絵を進める。読書。レンタカーに置き忘れていた上着を取りに行って、買い物。洗濯をやり損ねてしまった。
開店。お客さんは少ない。発送準備、帳簿付け、品出し、一箱の入れ替え。美作の優柔不断ブックスさんから、注文していた「鈍痛ハイボール」が届く。どんどん売っていきたい。
みかんちゃんが来てくれる。高松から宇和島までは高速バスと特急を乗り継いでいるそうで、乗り継ぎの時間を含めると5時間ほどかかるらしい。四国全体で考えてみればほぼ対角線だ。
今日はこれから料理。
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