19日夜
閉店後、料理。ニンジンのおかか和えと、ナス、キャベツ、しめじ、鶏肉の辛みそ炒めを作る。バイトへ。帰ってシャワー。
20日
朝8時前に起きる。ゴミ出し。朝ごはんを食べて、まどと一緒に出る。昨晩また家のトラブルを発見してしまい、以前家の修繕をやっていただいた方から教わった方法が使えそうだったので、ホームセンターで材料を買って、自分なりにやってみる。トラブルは全て通過点に過ぎないとはわかっていても、どうにも気持ちが萎える。というか辛い。火曜にも貯水タンクの水漏れがあったばかりなのに。なんで自分ばっかり、という気分にもなってくる。良くない。なんとか開店時間には間に合った。
開店。テッツォカレンダーが一晩で20部完売。ひたすら梱包作業を進める。店を一瞬閉めて郵便局で発送。お客さんは夜になるにつれて増えた。
コロナの感染がまた拡大しているので、バイト先の社員さんに電話し、しばらくお休みをいただくことに。また始められそうだなと思ったら連絡ください、ということになる。理解のある会社で良かった。ありがたい。
閉店。お酒を飲もうかなと思ったけど、絶対寝てしまって後悔するのでやめにする。イングマール・ベルイマン監督「仮面/ペルソナ」見る。千種創一歌集「千夜曳獏」読み終えて、シャワー浴びて寝る。
21日
朝8時起き。まどとkincoさんへモーニング。いつものグラノーラではなく、パンや目玉焼きのセットにする。おから?がおいしい。サラダにジュースもついて500円は安い。小島信夫「別れる理由」3巻読み進める。このまま行くのかなあ…というところで、いきなり展開ががらっと変わるのでびっくりする。以下は第117章の冒頭で、この時点で10年以上連載を続けているのに、まるで根を上げたように、突然作者が読者へと問いかけ始める。妙な哀切とおかしみがある。
「読者よ、編集者よ、今しばらく読者とじかに話をすることを許されよ。こう呼びかけるだけで、『別れる理由』の作者は、まるで、ほんとうにすぐ眼の前に読者がいるような気がしてくるのである。すべては作者自身のせいではあるとはいえ、前には声をかけてきたものも声をかけなくなり、また新しく声をかけはじめたものも、その後私の横をだまって通りすぎるようになり、そうしてまた新しい読者があらわれたが、それも、このようにして私は群衆や通行人の中をひとり歩いているように思えてならない。見なれぬ帽子をかぶりよそ行きの服を着てとりすまして歩いているからだ。そんなものかなぐり捨てて普段着で行こうではないか。声がかからぬものなら、こっちからかけてみようではないか。」
家に帰り、昨日自分で修繕した跡を見てみるが、やはりうまくいっていない模様。いつもお世話になっている職人さんへ電話し、来てもらうことになる。ストレスでどうにかなりそうだけど、家のトラブルは小島信夫作品にもつきものだ。だからなんだ。まどがそうじや洗濯を始めたので、それを手伝うことで気を紛らわす。昼ごはんは隣の田中さんからいただいた魚の粕漬けと、野菜のトマト煮込み。
まどが前半少し店番をやってくれることになったので、アップタウンに行ってコーヒーを飲む。読書。ケン・リュウ「紙の動物園」読み始める。ストレスがおさまらず、頭の中でアーとかウーとか言う。帰ってスケッチブックに少し絵を描く。
店番交代。3連休といってもそれほどお客さんが多いわけではない。やはりコロナ拡大の影響だろうか。カレンダー梱包作業続き。品出しも進める。
今日も映画を見ようと思う。
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