18日夜
閉店後、島田潤一郎「本屋さんしか行きたいとこがない」読み終え、バイトに行く。コロナの感染者数が増えてきたらまた休みをもらうべきだろうか。休むなら早めが良いだろうか。迷う。帰って、シャワー浴びて寝る。
19日
朝8時前に起きる。暖かい。朝ごはんを食べて絵を進める。あともう少しでうまくいきそう。
今日も中央公園に行く。小島信夫「別れる理由」3巻を読み進める。この時間はいつもどこかの保育園児と保育士さんたちが遊んでいる。公園にずっといると、「子供が楽しそうに駆け回っていて、後ろで枯葉がただはらはらと散っている」のを、次第に「枯葉が風と一緒に楽しそうに駆け回っていて、子供は実は何も考えずただ落ちているだけの存在だ」というふうにも感じられるようになってくる。対象の認識の仕方に広がりが出てくる。こういう状態になると絵がうまくいく気がする。スピリチュアル、サイケデリック、病理などの怪しげな言葉で語られることもあるし、芸術的、詩的、映画的とも呼ばれるだろう。みんな少し身に覚えがあるはずだけど、言葉にして説明しようとするとどこか陳腐に感じたり、胡散臭かったりして、あえて強く語ったりはしない。たまに語ろうとしてもうまくいかなくて恥ずかしくなったりする。相手の表情から何かを読み取った気になって、おかしなタイミングで笑顔を漏らしたりする。そこがまた、人間臭くて味わい深い。
100均と八百屋に行って帰る。春菊の胡麻和えを作り、まどが作ってくれていた肉じゃがと一緒に盛り付けて弁当の完成。
開店。品出しを進める。気圧の変化のせいかあんまり売れない。鈴木哲生氏デザインのカレンダーを品出しする。休憩中、千種創一歌集「千夜曳獏」読み始める。
今日はこれから明日の弁当を作って、その後バイト。昼に進めた絵を完成させてしまいたい。
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