2023年6月9日金曜日

マイナー(2023年06月08~09日)

07日(水)夜

24時過ぎまでかかってブログを書く。終えてルクスへ。一杯飲んで、少ししゃべって帰る。すぐに寝た。


08日(木)

朝8時に起きる。この日はまどのほうが先に起きた。朝ごはんはトースト。コーヒー飲む。シャワーを浴びて、掃除と洗濯物の片づけ。近藤聡乃「うさぎのヨシオ」読み始める。近藤聡乃さんの描く線は本当にきれいだな。いろんなマンガの小ネタがたくさん入っていて楽しい。

お弁当を用意して出発。店について、早めに開けようかとも思ったけど、4階で途中のキャンバスを進めることにした。一昨日mashroom recordsさんで買ったサーフインスト集を聞く。曇り空に合う。その後DAFのサードAlles ist gutを聞く。梅雨の狭い和室に合う。

開店。この日は天気も悪く、お客さんが少なかった。よく売れた昨日との違いがすごい。発送準備や、東京からの郵送買取の件をいろいろ進める。お支払と見積もり。今年に入ってからは出張買取が少ないが、店頭買取と郵送買取とでなんとかやっている。出店の依頼1件来る。ここのところ出店の片づけや諸々の連絡などで、買い取った本がたまってきている。一気に出してしまいたい。

閉店後、本の出荷。作業部屋でレコード聞きつつ読書。キャンバスの続き。帰って、また本を読む。いつの間にか寝てて、起きたら2時になっていた。

トンカ書店~花森書林の頓花さんがガンで亡くなられた。2008年頃、香山哲さんがトンカ書店でやっていたzineイベント「パブリッシュゴッコ」を見に行ったのが最初で、その後も神戸で香山さんと会った時清算しに行くのについていったりして、軽くご挨拶した。自分が古本屋になるとは思ってもいなかった時期だ。その後なんだかんだ古本屋になり、花森書林へも行ってマンガなどを買った。挨拶はしそびれた。こう書いてみるとそんなに通っているわけでもないし付き合いもほぼ無いようなものだけど、店から楽しげな雰囲気が常に漂っていて、見習いたいといつも思っていた。とにかく、そういうことがあって、自分はそう思っていた。ご冥福をお祈りいたします。


09日(金)

朝8時前に起きる。ごはんを炊いて読書。「うさぎのヨシオ」読み終える。お弁当を準備してまどと外出し、モーニング。スケッチブックに絵を描く。大里俊晴「マイナー音楽のために」読み始める。タイトルはドゥルーズ/ガタリの「カフカ マイナー文学のために」からきているのだろう。マイナー文学は少数民族が英語などの広く使用されている言語を用いて創作した文学作品を指すけど、マイナー絵画というのがあるとすれば、英語にあたるのはどのようなものだろうか。小島信夫「小説作法」も読み始める。冒頭の「一つのセンテンス、次のセンテンス」が他の表現媒体にも当てはまるような内容で、いきなり面白い。書店で少し本を見て店へ。

開店。この日は天気が良く、お客さんも多い。買い取った本の山から少しずつ店頭に出していく。店頭買取2件。良い本多い。徳島から高橋さんとPhil booksさん来られる。夕方は、13日のイベントのチラシがなくなってしまったのでillustratorでデータを作り自作で増刷。もう当日も近いけど、滑り込みでさらに予約が入ってほしい。水曜にバイトのMさんにやってもらった本の整理。この日はなんだか調子があまり良くなく、他の誰かにずっと責められているようで、嫌な気分だった。特に何が起きてるわけでもないんだけど、自分に余裕がなくなると自然と内向きになる。売り上げは、高い本が売れてくれたのでなんとかなった。夜まさみさん来てくれて、高松の昔のレコード・CD店の事情などいろいろ聞いた。

映画を見たかったけど、もう遅くなってしまった。これからルクスとコクアにチラシを持っていく。

2023年6月8日木曜日

快晴(2023年06月01~07日)

01日(木)

朝起きて、まどと南珈琲でモーニング。この日から南は少し値上げとなった。バーナード・マラマッド「魔法の樽」(岩波文庫)読み進める。

この日はいよいよ個展の搬入。レンタカーを借りて、店で荷物を積み込んで加西へと出発。高速道路に乗るのは倉敷まで出張買取に行った以来だろうか。少しずつ休憩を取りながら向かう。吉備SAで味噌ラーメン。加古川北ICで高速を降りる。

思っていたよりも早くVoidへ到着。ギャラリーにガレージがあると楽だな。伊藤さんへ挨拶し、絵や道具を運び込む。伊藤さんは普段建設関係の仕事をしつつギャラリーを運営していて、今回は仕事で端材が出たら取っておいてほしいと前もってお願いしていた。その端材も運び込む。絵を開梱し、軽く打ち合わせしてお互いのイメージをすり合わせる。その後近くのコーナンにて材木やひもなどを買い出し。

夜になって、伊藤さんの車に乗せてもらい、おすすめの「上海」という焼肉屋へ。焼肉というと韓国のイメージなので少し意外な感じ。いろいろ食べる。キムチもさっぱりした酸味でおいしい。音楽の話や町の話など。展覧会を介して今回関わっているけれど、音楽の話がたくさんできる人はなんというか、話が早い。

泊まる部屋まで送ってもらう。伊藤さんの自宅の離れのようなところで、ものすごく素敵なお部屋でびっくり。ホテルより断然快適だ。この日は自分一人で宿泊。シャワーを浴びていろいろメモをとり、早めに寝た。


02日(金)

朝、伊藤さんと車に乗って出発。この日は娘さん2人も一緒。台風接近の影響で保育園もお休みになってしまったとのこと。花屋さんとパン屋さんが一体になったお店に行き、朝ごはんを購入。

ギャラリーに着き、パンを食べながらいろいろ話す。子どもたちは元気だ。伊藤さんが紙やボールペンを渡して絵を描かせている。外は雨。考えるべきことはたくさんあるが、荒れ模様の天気のせいか頭がうまくまわらない。とりあえず、伊藤さんに少しやってもらう作業を伝えて、一人でホームセンターへ行き材料を買い足すことに。帰って、集中するためにちょっと一人にさせてもらう。伊藤さんは手伝うつもりでギャラリーにいてくれているのに申し訳ないが、どうも不調だ。うだうだと少しずつ作業を進め、気分が上がってくるのを待つ。木材を組み合わせてキャンバスを設置するための什器を作っていると、空間を構成する取っ掛かりができて、なんとなく落ち着いてきた。Voidは広いので今回はインスタレーション的に展覧会を構成してみようと思っていて、考えてみればこういうことをやるのも香川に引っ越してからは初めてだ。緊張していたのだろう。イオンでばら寿司やちくわ天、レバニラ、サラダを買ってきて、よくわからない取り合わせの晩ごはん。ちょうど調子が乗ってきたころ、伊藤さんが様子を見に帰ってきてくれた。少し手伝ってもらう。その後また寝かしつけで出て行った。子どもを3人育てながら仕事もギャラリーもやっていて、本当にすごい。壁にチョークで文章も書いて、展示なんとか完成。

Voidのバイトの方と伊藤さんと帰る。途中、西村書店というコンビニと合体した24時間営業の(!)新刊書店に寄る。中に入ってみると深夜にも関わらずそこそこお客さんがいて、書店部分も普通の「街の本屋さん」ほどの面積がある。建築や農業関係の専門書がなぜか充実していた。しかし24時間営業の新刊書店なんて、全国的にも珍しいのでは。

宿泊部屋に到着。シャワーを浴びてさっさと寝た。


03日(土)

朝起きると、快晴。ついこないだまでは曇り時々雨との予報だったけど、なんとか回復して本当に良かった。いよいよ個展初日。1階のガレージでは古本市が開催。伊藤さん宅で朝ごはんをごちそうになる。奥さんにもご挨拶。本棚を見せてもらう。アート関連や写真集など貴重な本がたくさんある。改めてゆっくり拝見したい。

Voidへ行くと、既に津山から古本たかつかさんと喫茶Chimneyさんが来られていた。ほどなく彦根からの半月舎御子柴さんと田口さんも来られる。バタバタと搬入開始。あまかわ文庫さん、本と。takasagoさん、1003さんも来られて、出店位置を決め、設営を進める。

古本市開始。この日はビル2階にあるTobira Recordsさんでもインストアライブイベントが行われており、兵庫県内外からお客さんが来ていた。古本市出店者の方々が個展を見てくれたり、2階でライブをやっていた方々が古本市を見てくれたりと、良い流れができていた気がする。古本市の各ブースで選書の趣向が微妙に違い、田口さんがポータブルのレコードプレーヤーでBGMをかけてくれたのも良い雰囲気だった。開始直後は家族連れが多く、fragrantのクッキーがすごい勢いで売れていってうれしかった。自分もマンガや小説などいろいろ購入。一応外に向けて看板も出していたけど、イオンへ向かうお客さんもこちらへ来てくれただろうか。

17時を過ぎ、撤収。伊藤家とラーメン。自家製の麺がもちもちでおいしかった。その後、Botanical Lifeというナチュラルワインを製造されているワイナリーで行われているパーティーへとお邪魔することに。行ってみると、偶然こないだ東京時代の友人のyoyoさんが来ていたことがわかる。何人か有名なシェフの方が来られていて、美しい手さばきで料理をしている。ラーメン後だったけれど、おいしいワインやお料理をいただいてしまった。ワインはご自身のブドウ畑で栽培されたブドウを使い、イタリアから輸入した大きな素焼きの壺を使って作られているとのこと。

パーティーの途中で、今回の個展の記録写真を撮っていただくタイガさんが合流。タイガさんは東京から車で来ていて、台風の影響で東海地方で足止めをくらってしまったそうだ。名古屋でタイガさんと落ち合った、アーティストの渡辺さんともご挨拶。お二人とも今回が初対面だけれど、落ち着いた雰囲気の方で、お話していて楽しい。宿泊部屋に戻ってからも、タイガさんが撮影した渡辺さんの作品の記録映像を見せてもらったりした。


04日(日)

朝、少し早めに起きる。宿泊部屋の本棚にあった写真集に良いものが多く気になったので、まとめて読む。William Eggleston "From Black And White To Color"、"derek jarman's garden"、Wolfgang Tillmans "Today is the First Day"、横浪修 "1000 Chidren"、石川竜一 "okinawan portraits 2012-2016"。

諸事情あり、タイガさんと渡辺さんと3人で朝ごはんを食べてVoidへ向かうことになる。2日前に行ったパン屋さんへ。前回行った時は雨だったので、だいぶ印象が違う。外のテラス席でゆっくり食べた。

Voidに着。この日は夕方からライブイベントがあるので、作品を動かして客席用の椅子を並べる。ライブの準備が始まる。以前からよく名前を知っているベテランのミュージシャンの方がたくさん来られて緊張。一応展覧会も同時進行でオープン。蓮井さんと山田さん、さよたんていが神戸から来てくれた。蓮井さんとお互い近況を話す。まども到着。近くの回転寿司で遅めの昼食。戻って、出店の準備。田口さんと御子柴さんも来て、本を運ぶのを手伝う。

ライブは県外からも含め、たくさんのお客さんが来ていた。ゑでぃまぁこんはフルメンバーの5人編成。夕暮れをバックに聴く頭士奈生樹さんのギターの音に意識が溶ける。高橋幾郎さんのドラムは独特のタイム感と表情(…語彙がついていかない)がありずっと聞いていられる。最後のセッションも良かった。

片づけ。最初は夜に高松へ戻ろうかと思っていたけど、翌朝出発にしてもう1泊させていただくことに。再び回転寿司へ。高橋さんや頭士さんから貴重な話をいろいろ聞く。最後みんなで記念写真。

宿泊部屋に戻り、早々に寝た。



05日(月)

朝4時半に起きる。まどと出発。サービスエリアで巻き寿司(また寿司だ)を買って朝食。高速を降りたら出勤ラッシュで渋滞中。結局9時にレンタカーを返却。余裕をもって出発しておいて良かった。あんまりよく覚えていないが、南珈琲に行ったような気がする。昼ご飯は野菜を補給するため、はなまるのシーザーサラダうどん。

開店。疲れているのでゆっくりめの営業。しかし出店に使った本を棚に戻したり、やるべきことは多い。出店での売り上げを計算してみると、思ったより売れていた。ほっとする。この日は前日臨時休業した影響だろうか、店舗売り上げも良かった。13日に燦庫にて行う湯浅学さんと田口さんのトークイベントを再告知。予約絶賛受付中です。

「『幻の名盤解放歌集』30周年を語る」
お話:湯浅学(音楽評論家/幻の名盤解放同盟)、お相手:田口史人(黒猫/円盤/リクロ舎)
6月13日(火)19時開場、19時半開始
入場料:2000円(要ワンドリンクオーダー)
予約はikawa@guitar.ocn.ne.jp(燦庫、井川)かlopnor1982@gmail.com(yoms、齋藤)まで

閉店後、帰って風呂。さっさと寝た。


06日(火)

朝8時前に起きる。パンを買ってきて家モーニング。スーパーで買い物して料理。野菜スープ、牛肉と野菜のオイスターソース炒め、ゆで卵を作る。

雨が降ってきたが、外出。店に行って台車や段ボール箱をまとめ、出張買取へ向かう。場所はすぐ近所なので、雨はそれほど問題ではない。邦ロック関連の雑誌を中心に段ボール3箱ほど買い取り、店へ置きに戻る。帰宅して昼ご飯。

再び外出。この日は加西で田口さんからもらった13日イベントのフライヤーを置いてもらいに、高松市街のレコード屋さんをまわった。まずはmashroom recordsさんへ。チラシをお願いするだけでなく、当然レコードも見る。ハワイのAORとか、エレクトーンとか、仕切り板に面白いカテゴリーのものが多くて楽しい。サーフインストのシングル編集盤と、Caterina Valenteの10inchを購入。次はWax Gate Recordさんへ。パンクやNWが強い印象だけど、この日見てみたらブルースがたくさん入荷していた。The Original 5 Blind Boys of MississippiというゴスペルグループのLPを購入。店長さんとたくさん話す。90年代にJeff Millsを香川へ呼んだことがあるそう。すごいな。次はRoots Recordsさんへ。いろいろ見て、The ForumというLes Baxterがプロデュースとアレンジで参加したソフトロックグループの唯一作を購入。後で聞いてみたら、フラメンコのような展開が入っていたり、ファズギターがガーンと入ってきたりとかなり楽しいアルバムだった。今回買ったのはどれも1000円ちょいくらいまでの値段のもので、このくらいのを少しずつ買って楽しむのはいいなと改めて思った。そうこうしている間にいつの間にか時間が過ぎて、ソレイユでのスコリモフスキ「EO」上映開始時間は過ぎてしまった。

スーパーに寄って帰り、晩ごはんの支度。食べ終えて、ビール飲みながら前田満州夫「殺人者を追え」見る。後半のバスジャックのシーン良い。シャワーを浴びて、「魔法の樽」読み進めて寝る。


07日(水)

朝7時半に起きる。料理。小松菜のお浸し、卵焼き、もやしとニンジンのナムル、サバの煮つけを作る。朝ごはんを食べ、ずっと読書。「魔法の樽」読み終える。

開店。ネットでたくさん売れていたので、発送準備。並行して、出店用の本を棚に戻す作業を進める。バイトMさん2時間ほど作業。本の寄付1件いただく。店頭買取1件。最近よく本を売ってくださるお客さんとレコード話。この日もそこそこお客さんが多い。夜になって、東京・下北沢のBONUS TRACKの方がご来店。友人で音楽家の川口貴大さんからうちのことを聞いていたそう。うれしい。

閉店後、発送ついでにスーパーに寄り、アイスを買って食べる。一週間分ほどたまっていたブログを一気に書いた。

2023年5月31日水曜日

明日兵庫へ(2023年05月30~31日)

29日(月)夜

閉店後、キャンバスの梱包作業続き。とりあえず全部終了。家に帰ってシャワー。早めに寝る。


30日(火)

朝8時ごろに起きる。朝ごはんを食べ、マイケル・ポランニー「暗黙知の次元」読み進める。昼ご飯にアスパラとベーコンのパスタを作る。ついでに粉吹き芋、にんじんともやしのナムルも作った。

外出。銀行や郵便局をまわる。月イチでこのルーティンをやっているけど、前回やったのはついこないだだったような気がする。時間の経つのが早い。南珈琲に入り、読書続き。「暗黙知」読み終える。

「私たちは、暗黙的認識において、遠位にある条件の様相(アピアランス)を見て、その中に近位の条件を感知する。つまり、私たちは、A(=近位項)からB(=遠位項)に向かって注意を移し、Bの様相の中にAを感知するのだ。」(p29〜30)

「注目すべきは、科学者はたまたま自分の脳裡をよぎったものを次から次へと試してみるだけで発見に思い至る、という広く受け容れられた見解があることだ。こうした見解が出てくるのは、隠された真実の接近を予期する人間の能力を認識することができないからである。」(p126)

「発見は、三つの点で非生命界の出来事とは異なる。すなわち、(1)発見を触発して導く場は、より安定した構造の場ではなく、「問題の場」である。(2)発見が起こるのは、自然発生的ではなく、ある隠れた潜在的可能性を実現しようと「努力」するからである。(3)発見を触発する、原因のない行為は、たいてい、そうした潜在的可能性を発見しようとする「想像上の衝迫」である。」(p147)

レターパックや野菜などを買って、作業部屋へ戻る。めぐさんから受け取った花とカオリさんから受け取ったクッキーを写真に撮り、古本市と個展のことを改めて告知。なにわでたこ焼きを買ってきて、ビール飲みながら食べる。おいしい。こまごまとした道具などの用意をする。

一旦家に帰り、まどと晩ごはんの準備。サラダ、お味噌汁、カツオのたたき。食べてから再び作業部屋へ戻り、梱包したキャンバスをまとめて移動。ルクスでまいちゃんと少し話して帰る。雨が降ったり止んだりの一日だった。


31日(水)

朝8時に起きる。トーストで朝ごはん。外は雨。バーナード・マラマッド「魔法の樽」(岩波文庫)読み始める。マラマッドのどことなく低調な人生模様は梅雨のムードとぴったり合う。お弁当を用意して外出。銀行でお金をおろし、買い物。店に行ってゆっくり個展に向けての準備など。

開店。持っていくものの準備をしつつ開けていた。午後から天気が回復し、お客さんは思ったよりも多い。一番天気が崩れるのは金曜のようで、土曜はそれほど悪くはならないらしい。薄曇り程度になってくれればいいんだけど。店頭買取2件。漫画の寄付も1件いただく。郵送買取ご依頼の件、見積もり金額了承いただき、送っていただけることになる。夕方になってから、週末の古本市に向けての選書作業。思っていたよりも時間がかかる。夜になって栗金商店の2人がやってくる。7月、久々にライブイベントを企画するとのこと。楽しみだ。長野の石垣さん来られる。世の中が移動しやすい雰囲気になってきたからか、最近よく来られる。四国のいろんなところをまわってきたそうで、いろんな話を聞いた。ここ一週間ほど天気が不安定でお客さんも少なめだったので、久しぶりに賑やかな一日という感じ。

閉店後も選書作業続き。出張買取関係の見積もりも1件やる。気が付いたらもう23時半だ。早くシャワーを浴びて寝てしまいたい。

明日からはいよいよ搬入。1~3日の店番はまどに頼んである。4日は臨時休業。


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齋藤祐平個展「その都度の呼び名で」
会場:Void(兵庫県加西市北条町北条142-9 3F)
会期:6/3(土)~24(土) (会期中金土日月曜のみオープン)、11~17時

"New Kasai Book Mall”
古本、飲食物などを1階ガレージにて販売します。
6/3(土)11~17時
古本:1003(神戸)、半月舎(彦根)、あまかわ文庫(姫路)、古本たかつか(津山)、YOMS(高松)
カレーと喫茶:喫茶Chimney(津山)
菓子:fragrant(高松)
花:茎(高松)

ライブイベント
6/4(日)16時半開場、17時開演
前売り2500円、当日3000円
出演:高橋幾郎、頭士奈生樹、ゑでぃまぁこん
DJ:田口史人
出店:黒猫、YOMS

2023年5月29日月曜日

初日に向けて(2023年05月28~29日)

27日(土)夜

閉店後、本の出荷がてら月曜日に置き忘れた自転車の様子を見に行く。

公園の脇を歩きながら、長野県の発砲事件について引き続き考える。友達が誰もいない人間が、公園のベンチでたまらなく辛い孤独な時間を過ごしていても、通り過ぎる人たちがそれをそっと受け止めるような空気があってほしいなと思う。根本的な解決にはならないにしても、それだけでだいぶ違うはずだ。何かを作るとしたら、言葉や造形を駆使して、いろんな場や関係の在り方、認知…などを明るみにしていきたい。人間は何をしでかすかわからない、ということを肯定的に受け入れるための装置を作る。

兵庫町に着くと、自転車は月曜日に停めた場所にそのままの状態で置かれていた。商店街の方々には申し訳ないけど、「高松っていい街だなあ」と思った(そもそも忘れるなよという話ですが)。

店に戻り、三隈研次「座頭市物語」見る。本当にシンプルな話だけど90分があっという間に過ぎた。勝新の、顔の筋肉の動きで感情を表現する場面がどれもすごい。


28日(日)

朝7時半に起きる。外は曇りで、来週は雨が続く模様。家から少し歩いたところにあるうどん屋が日曜にも開いているようで、行ってみる。冷やかけ中とちくわ天。けっこう量があり、お腹いっぱいになる。帰って読書、「終戦日記」続き。気圧の変化も影響しているのか、すごく眠い。30分ほど2度寝する。お弁当の準備をして外出。個展に出す作品の整理をやり、キャンバス少し進める。

なタ書の入口ドアが割られたらしい。一度放火されてボヤ騒ぎになった時に監視カメラがついたはずだけど、犯人は映っているだろうか。早く捕まってほしい。

開店。郵送買取依頼の件、本の画像をお送りいただいたので見積もりを出す。ほか品出し、発送準備、アルバイト用の本の準備など。夜になって茎のめぐさん来てくれて、個展初日の古本市で販売する「フラワーおみくじ」を受け取る。小さなアレンジメントとステッカーのセットで、おみくじには一つ「大大吉」があり、当たった人にはプレゼントがあるとのこと。

閉店後、スーパーで買い物。作業部屋でチャッターアイランド聞きながらキャンバスの梱包を進める。思ったよりも早く進む。帰ってシャワー浴びて寝る。蒸し暑く、Tシャツとパンツ姿で寝た。


29日(月)

朝7時半に起きる。朝ごはん、読書。「終戦日記」読み終え、マイケル・ポランニ―「暗黙知の次元」読み始める。お弁当を用意して、外出。空が曇っている。個展初日の6/3は今のところ曇り時々雨の予報。あまりひどくならないでほしいところだけど、どうなるだろう。作業部屋でキャンバスの梱包続き。

開店。アルバイトMさん来て、2時間ほど作業をやってくれる。前回はあまり進まなかったが、今回はまずまず良いペース。この調子で慣れてくれたらうれしい。映画の話なんかも少しした。この日はあいにくの天気にも関わらず、店頭買取3件。興味深い本も多く、ありがたい。発送準備、均一本の補充など進める。出張買取のご依頼が1件。夜になって、fragrantのカオリさんがクッキーを納品しに来てくれる。少しお話。古本市に出店していただく方々へ、当日の注意事項などを連絡する。

これからキャンバスの梱包作業続き。明日の定休日は少しゆっくりできるだろうか。

2023年5月27日土曜日

辛抱(2023年05月25~27日)

24日(水)夜

21時半に馬場君とYOMSで待ち合わせ、スーパーでお酒と少しのおつまみを買って公園で飲みつつ話す。馬場君は先日奈良で「聴くことのアレゴリー」という、録音や再生をめぐってのイベントに出演していた。SNSで見る限り、トークやパフォーマンスなどいろんな角度から様々な試みが行われていて興味深かった。他にもなんでもないような話をたくさんした。作業部屋に戻って絵の選別をやろうとしたけど、なんとなく帰って、早めに寝てしまった。


25日(木)

朝7時半に起きる。朝ごはん。コーヒー飲みながら高見順「終戦日記」続き読む。これを書いていた当時の高見順はほぼ自分と同い年だ。あらかじめ発表する(されてしまう)ものと考えていたのかわからないが、会話のやり取りがほぼそのまま長々と書かれていたりする。

弁当を用意して外出。とても涼しい。月曜までは暑かったのに、こういきなり気温が下がると、脳が冬眠を始めるというか、なんだかぼーっとしてしまう。考えの焦点が定まらず、作業できずに「甘いものでも食べるか」とドラッグストアまで行ってみるが、結局何も買わずに出てしまった。

開店。買い取った本がたまってきたので、どんどん出していくことにする。お客さんがとても多かった昨日と比べ、この日はかなりゆったりとした営業。在庫状況と金額の確認や郵送買取の問い合わせメールが届いたので、返信する。夜からは在庫整理と、アルバイト用の本の準備。久しぶりに本を結束して運んだら、そんなに量はこなしていないはずなのに体が疲れた。

閉店後、キャンバスの選別。だるさを通り越した興奮気味のテンションで取り組んでいたら割と短い時間で終了。作品リストの作成やキャンバスの梱包はいかにも「職業:アーティスト」のやる作業という感じだ。幾多のアーティストやギャラリーが培ってきた歴史の恩恵で少しのお金を得ている以上、自分がそこから全く離れた存在などと言うことはできないけど、そういった作業をしていると自分から世の中にチューニングしているようで、気分がどんどん自閉していく。少しだけキャンバスを進める。どっと疲れたので、お酒を飲みながら帰る。シャワー。「終戦日記」を読み進めて寝る。


26日(金)

朝8時に起きる。朝ごはんはトースト。コーヒーを飲みながらやるべきことを整理する。ポテトサラダを作り、お弁当の準備。外出し、作業部屋へ。昨日選んだキャンバスの写真を撮り、号数やらをメモする。

開店。昨日はとても静かな一日だったけど、この日はそこそこお客さん来られる。店頭買取2件。ソレイユで行われる大映映画4K修復版特集のチラシをもらう。こういう名画座的な企画も続いてほしいので何回か行きたい。この日はソレイユでスコリモフスキ「EO」を見た後で寄ってくださったお客さんが何人かいた。まどかさんが来てくれて、映画の話などする。カヌレをいただいた。夜は個展に向けての作品リスト作り。なかなか思うように進まない。閉店間際にさっこやイッペンさん、藤谷さん来てくれて少し話す。栗林公園でペルシャ音楽のコンサートがあったとのこと。

閉店後、本を発送。ビール飲む。リスト作成作業続き。ゆっくりやって、まあ少し進む。帰って風呂に入り、1時半頃寝た。低調。


27日(土)

朝7時半頃に起きる。ご飯を食べ、小松菜のおひたしを作る。まどは豚しゃぶを作ってくれた。読書。うとうとする。お弁当の準備をして、洗濯物を干す。

「仕事が第一ではないか。私たちが生きているというのは、私たちの仕事に於いてであって、私たちの「人物」においてではない。そう思うが、それでは人間の徳ということはどう成るのか。人間としての義務たる人間修行ということはどう成るのか。」(「終戦日記」p291)
東京にいた時、表現への情熱が行き過ぎて他人を必要以上に攻撃する人がたくさんいたよな…と思い出した。

長野県で起きた発砲事件の犯人へのSNSでのコメントを見ると、「統合失調症は隔離しろ」みたいなものが多くてうんざりする。自分は人間なんて環境次第で誰でも簡単に認知へ異常をきたす生きものだろうと思っている。こっち側とそっち側の境界なんてあってないようなもんだ。

以前の日記を見直してみる。引っ越しの時、まどのほうが引っ越しに熱心で自分は別にそうでもないみたいな日記を書いたけれど、こういう人はいざトラブルが起こった時パートナーに責任転嫁しそう。2人で決めたことなんだから、いざやると決めたらウダウダ言う必要はない。

外出。酒屋で飲み物の買い出し。店2階で作品リスト続き。下でまどが店番をしてくれていたからか、緊張感が出て作業はうまいこと進んだ。

店番交代。サウダージブックスのアサノさん来てくれる。久しぶりにいろいろお話。最近やりたいと思っていることを伝えると、優しい言葉をかけていただいた。この日は品出しほぼせずに、作品リスト作りや発送準備をする。リスト無事に完成。昼にチョコレートをたくさん食べてしまって、調子が悪くなってしまった。閉店間際に来られたお客さんが絵本をたくさん購入され、うれしい言葉をかけていただく。信頼していただいてるお客さんを裏切らないような人間にならなければいけない。店をやることも絵を描くことも、どこか信仰に近いものがあるなと感じる。

月曜に港まで散歩しに行ったとき、兵庫町の喫茶店の前に自転車を置きっぱなしのまま帰ってしまったことに、昨日になってやっと気が付いた。リスト作成作業やらに気を取られて、まだどうなったか見に行けていない。これから行ってみる。多分ないだろうけど。

前回と真逆の暗い日記になってしまった。

2023年5月24日水曜日

うれしい出来事(2023年05月22~24日)

21日(日)夜

閉店後、本を出荷してスーパーでアイスを買って帰る。店で少し休憩。冊子の製本作業続き。23時過ぎまでかかってなんとか終了。やっと終わった。家に帰ってシャワー。和辻哲郎「道元」読み進めて寝る。


22日(月)

朝8時頃に起きる。まどとモーニングへ行こうということになり、お弁当を用意して外出。歩いているとけっこう暑い。兵庫町のクナウフさんという喫茶店に入る。食べて読書続き。ショップカード置いていただく。

「礼拝せらるべきは超越的な仏ではなくして、仏となれる人である。法を得たる人である。もとよりこの礼拝の対象は「人」でなくして、人に担われた「法」である。しかしその「法」は、人から人へと直接に伝えられるものであって、人を離れた独立の形而上的なるものとはならない。」(「道元」p128)

港のほうまで歩く。先っぽのほうまで行ってみた。バラ園があったり、体育館(SANAA設計)が建設中だったり、クラゲを見たり。セブンでゆずれもんサイダーを買い、田中菫さんのHOT MILK LETTERSをプリント。外国人観光客が多い。久しぶりにたくさん散歩した。

開店。発送準備、品出しなど進める。小鉄君来てくれる。小鉄君は昨日神戸の野外フェスで、tofubeatsのライブで客演としてラップしていた。その時のことなどいろいろ聞く。気が付くと自分も自分の過去を割と話していた。少し話し過ぎたかもしれない。その後Yさん来られる。高松空襲の直前に米軍が撮影した、高松市中心部の航空写真(コピー)を見せてもらう。沿岸部に塩田が広がっているのが印象的。現在の林町か多肥のあたりには日本軍の飛行場がある。映画の本を差し入れにいただいた。

閉店後、本を発送し、丸亀町のマクドナルドで読書。「道元」読み終える。作業部屋に戻るが、Spotifyで90年代のメンフィスラップを漁っていたら時間が過ぎた。帰って、大森静佳「手のひらを燃やす」少し読んで寝る。


23日(火)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べ、「手のひら」読み終え、続けて永井祐「日本の中でたのしく暮らす」読み終える。スーパーへ買い物に行き、料理。サラダとトマトソーススパゲティを作って昼ごはん。6/3に個展のオープニングイベントとして企画する古本市の告知を改めてSNSへ投稿。

齋藤祐平個展"その都度の呼び名で"オープニングイベント
New Kasai Book Mall
2023.6.3(sat)11:00-17:00
Void(1Fガレージにて

■古本
1003(神戸)
半月舎(彦根)
あまかわ文庫(姫路)
本と。takasago (高砂)
古本たかつか (津山)
YOMS(高松)

■カレーと喫茶
喫茶Chimney (津山)

■焼き菓子
fragrant(高松)

■花
茎(高松)

外出。作業部屋へ行く。個展に出す絵を選び、作品リスト用の写真をベランダで撮影。ちょうど西日が良い感じに差していた。しかし暑い。スマホをエアコンの室外機に少し置いただけですぐに熱くなってしまった。撮影後、一部のキャンバスの側面を塗る作業。

南珈琲で休憩。ちょうど仕事が終わるくらいの時間帯だったからか、とても混雑していた。アイスカフェオレ飲みつつ、大竹昭子、堀江敏幸(聞き手)「鴻池朋子 絵のうら側に言葉の糸をとおす」読み終える。鴻池さんが去年高松市美術館でやった個展はとても良かったな。

「自分のために制作をしている」と言う人は、そもそも「自分」を単一の肉体と精神を持った存在ではなく、もっともやもやしたものとして捉えているんじゃないかという気がした。

家に戻り、お弁当を食べながらエルンスト・ルビッチ「生活の設計」見る。見ながら「こんな女性が本当にいたら嫌だなあ」と思ったけど、それでもやっぱりミリアム・ホプキンスはかわいい。途中から「時の運」が擬人化した存在なんだと思って見ることにした。ゲイリー・クーパーもかっこよくて眼福。

夜は作品を選ぶ作業の続きをやろうと思っていたけど、また原因不明のめまいと吐き気に襲われて、帰ることにする。自律神経によるものだろうか。早めにベッドに入ったら、なんだか変な夢を見た。


24日(水)

朝7時半に起きる。シャワー。まだ若干体調が悪い。まどがパン屋まで行ってくれて、朝ごはんはトースト。久しぶりにチャッターアイランド聞きつつ、まどからパソコンを借りて、昨日撮影した写真をPhotoshopで編集する。卵焼きを作って、お弁当の用意。

開店。品出し、発送準備、均一本の補充の補充など進める。店頭買取1件。年代もジャンルも幅が広く、もしやと思い話しかけてみると、やはり古物商をやっておられる方で、なんと高校生の頃からYOMSに来てくれていたそう。扱っているものは本ではなかったけど、7年やっているとこういうこともあるんだなとうれしくなった。この日は福田さんや全さんも来てくれたり、お客さんがYOMSのことをマンガに描いてinstagramのストーリーに上げてくれたりと、他にもうれしい出来事が多かった。

今日はこれから馬場君と少しお酒を飲む。

2023年5月21日日曜日

ライブ(2023年05月20~21日)

19日(金)夜

閉店後、本を発送してスーパーでお酒を買う。飲みながら鈴木清順「けものの眠り」見る。いかにも清順という演出は少ないけれど、芦田伸介演じる正直な男がじわじわと悪に手を染めていく過程、長門裕之演じる新聞記者が恋人の父親を追い詰める中で葛藤する描写などいい。ラストの「パパは悪党になっても上手くいかなかった」は辛すぎるが最高。キャンバスを下塗りして帰宅。シャワー浴びて寝る。


20日(土)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べ、保坂和志「残響」読み進める。まどと外出し南珈琲へ。6月よりついに値上げとのこと。しかしそれでも350円(11時までに行くとサービスでトーストがつく)、やはり安い。「残響」読み終える。解説では古典推理小説と保坂作品が絡めて論じられていて新鮮だった。和辻哲郎「道元」読み始める。出て、ナルホドでマスキングテープを買って帰る。キャンバス少し進める。久しぶりにマーカーを使ってみた。あとで全部塗りつぶしてしまうかもしれないが。

開店。このところゴールデンウィーク明けのためか店舗売り上げは低調だったが、この日はお客さんが多かった。以前ご連絡いただいた広島在住のお客さんが本を持ってきてくださる。まだまだあるとのこと。査定をやりつつ品出し、発送準備など。店頭買取2件。

20時にまどと店番を交代し、tooniceにライブを見に行く。久しぶりにハードコアのライブを見に行った。以前から見たかったshe luv itは最高だったし、他のバンドのライブもどれも良くて、最高に楽しかった。やっぱりハードコアのライブのカオスな温かさはいいな。転換の間に公園を少し散歩したらボールが転がっていて、拾う。その後ルクスへ。ちょうどさまーこさんがDJをしているところに間に合った。1時間と少しいて、帰宅。シャワーを浴びて寝た。


21日(日)

朝7時半に起きる。朝はコンビニでパンを買って食べた。「道元」続き読む。まどと外出。まどはこの日、石の民俗資料館での宮脇さんの個展会場にて中俣さんと3人でトーク。SFについての話をするとのこと。自分はコクアで行われているフリーマーケットに行く。少し早い時間に来てしまったようだ。買い逃していた「Spectator」のJam特集号と、古着のpatagoniaのTシャツを購入。店に行き、帳簿付けなどの作業。少しキャンバスを進める。

開店。中央公園ではSHIOSAI ROCK FESという野外音楽イベントが開催中。さわやかな晴天になってよかった。発送準備、品出し、査定進める。店頭買取1件。高松で知り合って、現在は東京に住んでいる樺山さんが久しぶりに店に来てくれる。高知でやっているテオヤンセン展を見て、その流れで四国を旅行中らしい。まどの同人誌を買ってくれた。

今日は冊子の製本を終わらせて、ゆっくり風呂に入りたい。