閉店後、明日捨てる粗大ゴミや不燃ゴミをまとめる。羽根がむき出しの状態の扇風機、傷だらけの木のテーブル、かなり古いパソコン用モニターなど、こうして書き出してみても「なぜ今まで捨てなかったのか」というものばかりだ。以前ノイズ録音に凝っていた時に集めた空き缶や安物の楽器、また電子部品を買って自作した発信器なども全部処分することに。1階の店までおろすとけっこうな量だ。
帰宅。なんだかんだで12時前。疲れてすぐに寝てしまった。
11日(火)
早めに目が覚めてしまい、朝7時起床。ヨーグルトやポンカンを食べながら、レオ・マッケリー『チャーリー・チェイスの降霊会』見る。30分ほどの短い映画だけど、めまぐるしい展開に思わず笑ってしまった。
まどと外出し、南へ。たまっていたレシートをスマホから弥生に入力。吉田健一『文学が文学でなくなる時』読み始める。タイトルが良い。わかりそうでわからない文章がひたすら続くけど、このはっとさせられないところが良いような気もする。なんとなく口寂しい時に、薄味で低カロリーなものでのどごしだけを味わいたくなるような時があるけど、読書におけるそんな欲求を満たしてくれる感じ。
レンタカーを借りて出発。店と自宅に行き、処分する荷物を車へと積み込む。かさばるものが多く、すぐいっぱいになった。まずはオフハウスへ行き、生活雑貨や服、電子部品などを売る。オーディオのコーナーを見ると、DJ用のターンテーブルカートリッジが相場よりもかなり安い価格で売られていて、少し迷った末に購入。ルクスには諸事情で今カートリッジが一つしかないけど、これがあれば自分も練習できる。
ゆめタウンで段ボールを捨て、スシローで昼ご飯。仏生山のブックオフでまどマンガを売る。塩江方面へと南下し、南部クリーンセンターで粗大ゴミなどをまとめて捨てる。ここは乗っている車や人間ごと計量し、減った分だけお金を支払うという流れになっている。重さ100キロまでなら1700円で処分できるそうだ。すっきり。
塩江美術館で大三君の展示を見る。高松市の干ばつの歴史や水に関する民俗芸能に関する資料と、大三君らがそれらに触発され制作した映像作品とが並列して展示されている。こういった、乱暴に言うとリサーチ系の作品はたいてい作品のスケールが参照した歴史や事物と比べてあまりにも小さく感じてしまうことが多く、「リサーチの成果だけ展示すれば良かったのでは」という感想になりがち。しかし今回はそう早合点してはいけないと、映像作品もできるだけしっかり見るようにした。
美術館を出て、近くの旅館で日帰り温泉に入る。山間の塩江はけっこう寒かったけど、温泉に入って温まることができた。その後コメダに入り、スケッチブックにドローイングしたり、本を読んだり。昼ご飯がスシローで夕方にコメダなんていかにもな郊外ライフだけど、たまにはいいか。
車を返して、よって屋に入る。餃子、骨付鶏、ポテサラ、もろきゅう、雑炊など食べる。焼酎のお湯割りとバイスサワーを飲む。周りの、大学生らしき男の子グループや、男性上司と部下の女性とのやり取りなどに耳をそばだてた。
途中でアイスを買って食べたり、スーパーで買い物しつつ帰宅。少し本を読んで早めに寝た。
12日(水)
朝7時に起き、朝ごはん。お弁当のおかずを作ろうと思ったら、八百屋で買っておいた野菜を店の冷蔵庫に忘れていたようだ。近くの弁当屋さんで買うことにする。残念。
早めに店に行き、いろいろ作業。9時半からはアルバイトN君来てネット出品をやってもらう。自分は発送、ビールの買い出し、品出し、在庫整理など。朝早くから来るとさすがに作業がはかどる。
川村記念美術館のロスコ作品が六本木に移るらしい。新しいロスコルームの設計はSANAAとのこと。どんな感じになるだろう。
開店。この日はお客さんが平日にしては多かった。店頭買取2件。つかえていた手続きなどがやっと進む。来週頭に京都と大阪へ行く予定で、その連絡など。京都はだいぶあわただしい感じになりそうだ。ニュージーランドへ留学を控えているまみさんが、Tobira Recordsよりリリースされた生物さんのミックステープを納品してくれる。合間にまたbandcampのNYP作品をダウンロードしてCDRに焼く。この日はローファイな質感のノイズやVaporwaveなど。こういう音楽でコラージュ的なDJをやってみたいけど、楽しんでもらえるのかは不明。
閉店後もブログを書いたりなどする。終わったのは22時半。ルクスへ行くがなぜか開いておらず、帰宅。本を読んで寝る。
13日(木)
朝8時過ぎに起きる。朝ごはん、お弁当準備、洗い物、洗濯。コーヒー飲みながら、まどの短編集のゲラを読ませてもらう。短期間で描線の感じが変わっていることがわかる。
外出。八百屋で買い物して店へ。少し在庫整理作業をやる。開店。羊雲のちえみさんが友達を連れて来てくれる。皆さん小内さんの詩集を買ってくれた。小内さんの詩集は全くの初見の人からの購入率が高い。すごいことだ。来月の庭文庫での展示も楽しみ。昨日納品された生物さんのミックステープを品出しする。2本組で、1本はダンスミュージック主体、もう1本はコラージュ的な内容。どちらもインダストリアルな雰囲気が漂っている。夜になるとお客さんは少なくなり、その隙にバックヤードにたまっている在庫整理作業。そうじもやって、いいところまで進んだ。
これからスーパーへ買い物に行き、ルクスに寄る。帰ったら明日のお弁当のおかず作り。
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