2024年4月29日月曜日
スロースタート(2024年04月28~29日)
2024年4月27日土曜日
連休(2024年04月26~27日)
2024年4月25日木曜日
徐々に(2024年04月23~25日)
2024年4月22日月曜日
震え(2024年04月21~22日)
2024年4月20日土曜日
風通し(2024年04月18~20日)
17日(水)夜
閉店後、家に帰ってミケランジェロ・アントニオーニ『さすらい』見る。衝動的に行動する登場人物たちには共感できないけど、乾ききった雰囲気、もの悲しい音楽、悲劇的なはずなのにあっけないラストなど、良かった。アントニオーニの撮る夜の風景(『さすらい』には夜の場面はそれほど出てこないが)の、どこか懐かしいような、漠然とした寂しさはとても好きだ。
映画を見ている途中、スマホから地震警報。マンションの下まで降りる。珍しく愛媛県南部/高知県西部のあたりが震源で、震度5強だそう。高松は震度3(体感的には2くらいだったけど)。津波の心配はないようだ。
18日(木)
朝8時前に起きる。朝ごはんを食べて、お弁当の準備。昨日の地震、原発のある伊方は震度4だったそうだ。
まどと外出、南でモーニング。フロイト『日常生活の精神病理』続き読む。すいすいと読み進められる。哲学や科学の本よりは、やはり小説を読んでいる時の感覚に近い。この感覚は一体どこから来るんだろう。ルーツに行き、外の均一コーナーからシングル盤3枚ほど購入。
開店。アルバイト用の本の準備などをやる。品出し、発送準備。店頭買取1件。千葉県のお客さんより、郵送買取5箱到着。明日もう2箱届く予定。早速査定を進めていく。映画関連の良い本がかなりたくさんあり、うれしい。
なんとなく最近の自分が低調に感じるのは、季節の変わり目だからか、展覧会の予定などがなくなって何かプツンと切れてしまったからか。
閉店後、本の出荷。今自分がお酒を飲みたい気分なのかを確認するためだけにコンビニに寄り、右往左往して、何も買わずに出る。こういう日はたいてい何もできないもので、個展でご購入いただいた絵の梱包をやろうと思ったら梱包資材が足りないことに気がつき、作業部屋でスマホをいじり始めたら時間だけが過ぎた。
帰宅。気持ちを切り替えてシャワーを浴び、本を読んで寝た。
19日(金)
朝8時半に起きる。朝ごはんを食べてお弁当の準備。外に出ると遠くの屋島が黄砂でけぶっている。黄砂だと天気は良くても外を出歩く人が少なくて寂しい。まどと公園でカフェオレを飲みながらのんびり話す。ノートに少し絵を描いた。日頃疑問に感じていたことを素直に話せる相手がいるのはありがたい。郵便局で個展の売り上げの入金を確認する。
開店。アルバイトMさん来て、支払いや本の受け渡し。郵送買取さらに2箱届く。店頭買取1件。ゴールデンウィーク直前の今の時期は国内の観光客も少ないのかもしれない。査定や在庫整理を進める。
閉店後、ルクスで開催されているイベントに行く。ゲストはFumitake TamuraとRaays、お2人とも自分が以前から好きなLeaving Recordsというレーベルから作品をリリースしている。香川勢はまいちゃんと小野君がDJ、堀金君がライブ。ゲストのお2人の演奏は思ったよりもアンビエント寄りの演奏で、まったりと聞き入った。なぜかこの日はクワイエットルームの方がバーテンをやっていて、久しぶりにお会いしたというのもありいろいろ話す。最近は音楽活動もされているそう。麓健一さんとお知り合いだそうで、麓さんがyomsのことを言ってくれていたそうなのだけど、なぜうちのことをご存じなのだろうか?
帰宅。この日まどはシンボルタワーのあたりで行われていた土取利行のコンサートに行っていた。
20日(土)
朝8時半に起きる。軽くごはんを食べて、少し読書をし、お弁当を用意。
まどと外出。この日塩上町にオープンした喫茶店DORSIAに行ってみる。神戸に本店のある喫茶店で、高松は2号店とのこと。ヒマさん(平山昌尚さん)がカップや紙ナプキンなどにイラストを提供していて、仏生山温泉の方々も内装などで関わられているとのこと。ヒマさんやDORSIAの経営者の方もいて、お話しつつモーニングをいただく。小倉トースト、サラダ、ゆで卵、コーヒー。とてもボリュームがあり、おいしい。
開店。昨日に続きMさん来てくれて、本の受け渡しと支払い。たくさん作業を進めてくれて助かる。今週の平日は売り上げのふるわない日が続いて少し焦っていたけど、この日はお客さんも多く、良い感じだった。均一本の補充や査定の続きなどを進めていく。ヤマハラさん来てくれて、愛媛で行われた芸術祭に参加した話などを聞く。初めてサウンドインスタレーションの作品を作り展示したとのこと。夜には堀金君が来てくれて、生業(店)と自分の表現活動とのバランスの話。自分と堀金君とでは絵と音楽とでジャンルは違うけど、たまに県外でもやってみたい気持ちとあまり店を臨時休業にしたくない気持ちがせめぎ合うことが多かったり…といった課題は同じだったりする。
金曜夜から土曜にかけて、久しぶりにたくさんの人と落ち着いて話ができた。なんだか脳みその風通しが良い感じがする。
帳簿付けやブログの更新をしていたら23時になってしまった(いくらなんでものろますぎないか?)。もう帰って風呂に入って寝よう。
2024年4月17日水曜日
温かさ(2024年04月15~17日)
2024年4月14日日曜日
ドアノブ(2024年04月12~14日)
11日(木)夜
発送準備、帳簿付けなどをやって22時過ぎる。閉店後、本を発送して帰宅。そろそろ何か絵を描かないと…となり、ノートに少しだけドローイングやる。板パネルやキャンバスも進めなければ。光嶋裕介『ここちよさの建築』読み終えて寝る。
12日(金)
朝8時半に起きる。まどの作ってくれた味噌汁を飲み、外出。南でモーニング。『ヴァレリー詩集』読み終える。スーパーで食材を買って店に戻る。
開店。発送準備と少し品出しをやりつつ、査定進める。以前持ち込みいただいた分のお支払が1件。ジュノ君が来てくれて、今度Centerさんで開催する個展のDMを持ってきてくれる。お互いの近況や、最近の展示の話などをする。査定が思ったよりも良いペースで進むが、夕方ごろさらにどっさりと古本の持ち込みがある。まだまだ先は長い。
閉店後、本を発送し、スーパーに寄って帰宅。ビールを飲みながらオーソン・ウェルズ『審判』見る。カット割りのテンポの良さ、建築、光の演出。ジャンヌ・モローもロミー・シュナイダーも美しい。カフカが原作ということを考えると、『審判』は理性を持ってカフカの世界を映像で描写しようとしている感が強い。以前見たストローブ=ユイレの『階級関係』は、カフカ自身の世界の「感じ方」でもって映画を作ろうという姿勢があった。どちらも傑作。
13日(土)
朝9時に起きる。寝坊。朝ごはんを食べてお弁当を用意し、店へ。持ち込みの本が店内にあふれていて、とてもお客さんを迎えられる状態ではないので整理。
開店。この日は天気が良く、お客さんも多かった。昨日に引き続き、品出しや発送準備を進めつつ、査定を進める。店頭買取1件。千年一日の土田さんより、個展の売り上げの計算書が届く。思ったよりも売れていた。よかった。峰山往来文庫の選書の追加分の受け渡し。夜にカンデラの2人来て、いろいろ話す。詳細は省くが東京で「世間は狭いねえ」という出来事があった模様。閉店時間過ぎても作業を続け、やっと大口の査定が1件完了。メールで金額をご連絡し、了承取れる。また追加で買い取らせていただくことになりそうだ。
なんだかんだで1時間半ほど残業し、閉店。やっと作業部屋で過ごせる。東京で買ったレコードを聴きつつ、少し絵を進める。丸1日こういうことに時間を使いたい。高校生の時に買って手放していたレコード(Rephlexから出していたSlipperというユニットのアルバム)、ユニオンで400円で売られていたので買い直してみたら、今聞いてみてもそこそこ良かった。
ふと作業部屋のドアを閉めると、ドアノブが取れていたことに気が付く。あれ?と思ってハサミなどを隙間にグリグリと差し込むが、開かない。ネットで調べてみると、どうも閉じ込められてしまったようだ。仕方なく、風呂に入っていたらしいまどに電話をかけて、外側から開けてもらう。もう夜遅いのに申し訳ない。帰って、風呂に入って寝た。
14日(土)
朝9時に起きる。ドーナツとヨーグルト、小夏、紅茶で朝ごはん。紅茶は新宿ベルクの外にある物販スペースで売られていたもので、ノンカフェインで優しい香りのアールグレイ。
お弁当を用意して外出。ルヌガンガに寄り、注文していたエドマンド・バーク『崇高と美の起源』購入。店内ではPaper Talkにも参加してくれた森本さんの豆本展をやっていた。公園に行き、千葉雅也『オーバーヒート』読み始める。小説だけどほとんど著者自身がモデルになっているようだ。Syndicateのお2人とすれ違う。持ってきたぬいぐるみを公園に立たせて写真を撮ろうとするが、風でうまく立たない。
開店。久しぶりに集中して品出しに取り組む。店頭買取2件、工芸関連の展覧会図録や映画パンフレットなど。fragrantのカオリさん来てくれていろいろお話。この日は楽しそうに棚を見てくれるお客さんが多くて良かった。
ここ数日、友達がふらっとやってきて少し話すというのが続いていていい感じ。
今日はこれから絵をやる。明日は早起きして映画。